【2025年】ウィンタークラーク・スプリングクラークの募集がある法律事務所一覧!内定はもらえる?

弁護士事務所の就職活動を進めるにあたって、ウィンタークラークやスプリングクラークへの応募を検討している方も多いのではないでしょうか。弁護士事務所の就活は、仕組みがよく分かりづらいですよね。

この記事では、インターン制度の概要、応募時の注意点の他、例年ウィンタークラークやスプリングクラークの募集をしている弁護士事務所一覧を紹介しています。

ぜひご参考にしてください。

ウィンタークラークとは

ウィンタークラーク(ウィンクラ)とは、各法律事務所で実施される冬期インターン制度です。

・ウィンターアソシエイト
・ウィンターインターン
・ウィンタープログラム
と呼ばれることもあります。

サマークラークが夏に行われるのに対して、冬に実施されるのがウィンタークラークです。

主に司法試験予備試験(論文式)合格者を対象として、例年12月頃から翌年2月頃にかけて実施されています。

ウィンタークラークでは、法律事務所の仕事内容を実際に見ることができます。弁護士としての働き方について考えたり、自己の興味分野を探したりすることで、キャリアの具体的なイメージを作ることに繋がります。

スプリングクラークとは

スプリングクラーク(スプクラ)とは、2月~3月頃に行われる法律事務所の春期インターンシップです。
主に法科大学院在学生(最終学年進級予定者)を対象に実施されます。
募集時期は12月から2月が目安となっています。

スプリングクラークは、別名
・スプリングアソシエイト
・スプリングインターン
・スプリングプログラム
と呼ばれることもあります。

ちなみに、同じような制度で、秋に行われるインターンは「オータムクラーク」と呼ばれ、9〜11月頃にかけて、主に法科大学院在学生を対象に実施されます。

ウィンタークラークやスプリングクラークに参加するメリット

ウィンタークラークやスプリングクラークに参加するメリットは、以下のとおりです。

  1. 就職活動で有利
  2. 働くイメージを持つことができる
  3. 進路についての検討材料になる
  4. 人脈が増える

一番大きなメリットは、実務に触れたり所属弁護士と交流することで、弁護士として、どのような事務所でどのように働きたいか(どのような分野に携わりたいか)探ることができる点です。
法律事務所の雰囲気を肌で感じられるのも、インターンならではの魅力です。

また、採用活動の一環としてウィンタークラーク・スプリングクラークを実施している法律事務所もあります。
このような法律事務所での採用を目指す場合、インターンへの参加はとても重要となります。

【2025】ウィンタークラーク・スプリングクラークの募集がある法律事務所一覧

例年、秋ごろからの募集が多くなっています。
現在は募集開始前の事務所も多いですが、例年ウィンタークラーク・スプリングクラークを実施している事務所は以下のとおりです。
また、説明会や個別訪問を受け付けている事務所についても記載していますので、ご参考にしてください。

法律事務所ZeLo(※関西地方向け(京都開催)事務所説明会・懇親会オンライン事務所説明会受付中)
東京国際法律事務所(TKI)(※説明会募集終了)
大江橋法律事務所(※東京事務所スプリングクラーク募集中、大阪事務所 募集終了)
東京スタートアップ法律事務所(※説明会終了)
北浜法律事務所(※福岡事務所 スプリングクラーク募集中、大阪事務所募集終了)
御堂筋法律事務所(※募集終了)
杜若経営法律事務所(※募集終了)
田辺総合法律事務所(※スプリングクラーク募集中)
ベリーベスト法律事務所(※説明会募集中)
クリフォードチャンス法律事務所(※事務所説明会募集中)
長島・大野・常松法律事務所(※個別訪問受付中)
森・浜田松本法律事務所(※募集終了)
シティユーワ法律事務所(※募集終了)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所(※募集終了)
モノリス法律事務所(※募集終了)
豊島総合法律事務所(※募集終了)
中央総合法律事務所(※募集終了)
丸の内総合法律事務所(※募集終了)
弁護士法人GVA法律事務所(※募集終了)
梅田総合法律事務所(※募集終了)
錦橋法律事務所(※募集終了)
きっかわ法律事務所(※募集終了)
クリスフォードチャンス法律事務所外国法共同事業(※募集終了)
稲葉総合法律事務所(※募集終了)
柴田・鈴木・中田法律事務所(※募集終了)
AZX総合法律事務所(※募集終了)
フォーサイト法律事務所(※募集終了)
未来創造弁護士法人(※募集終了)
三宅法律事務所(※募集終了)
中村・角田・松本法律事務所(※募集終了)
岩田合同法律事務所(※募集終了)
弁護士法人Authense法律事務所(※募集終了)
べーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)(※募集終了)
フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所(※募集終了)
兒玉法律事務所(※募集終了)
King & Wood Mallesons 法律事務所(※募集終了)
DT弁護士法人(※募集終了)
弁護士法人ONE(※募集終了)
よつば総合法律事務所(※募集終了)
弁護士法人神戸シティ法律事務所(※募集終了)
弁護士法人第一法律事務所(※募集終了)
ケイネックス法律事務所(※募集終了)
のぞみ総合法律事務所(※募集終了)
STORIA法律事務所(※募集終了)
TMI総合法律事務所(※募集終了)
GT東京法律事務所(※募集終了)
AI-EI法律事務所(※募集終了)
弁護士法人ニライ総合法律事務所(※募集終了)
三浦法律事務所(※募集終了)
弁護士法人淀屋橋・山上合同(※募集終了)
モリソン・フォースター法律事務所(※募集終了)
山下総合法律事務所(※募集終了)
SAKURA法律事務所
西村あさひ法律事務所

ウィンタークラークやスプリングクラークで内定はもらえる?

ウィンタークラークやスプリングクラークへの参加のみで内定が出ることは稀ですが、法律事務所の採用活動の方針や参加者の能力によっては、内定を得ることができる場合もあります。

ただし、内定がもらえなくても、参加時の評価により、インターン後に面接が行われるパターンも多いです。

採用活動の一環としてウィンタークラーク・スプリングクラークを実施している法律事務所も多く、参加することは、所属弁護士に自己をアピールし顔を覚えてもらうのに有効といえます。

ウィンタークラークやスプリングクラークの実際の流れは?

ウィンタークラークやスプリングクラークでは、

  • 事務所の説明会、事務所内のツアー
  • 弁護士としての執務体験
  • 座談会、面談
  • 懇親会

などが実施されます。
実施期間は2~3日間と短く、限られた時間で多くのプログラムをこなすことになります。

ウィンタークラーク・スプリングクラークに受かるには

ウィンタークラークやスプリングクラークに受かるためのポイントは「各事務所について研究すること」「証明写真にこだわる」「早めに応募する」ことです。

熱意を伝えたり、第一印象を良くするための工夫や努力は必須だと言えるでしょう。

各事務所について研究する

各事務所の業務分野や「強み」などの特色を自分なりに分析した上で、各事務所に合った内容のエントリーシート(ES)を書きましょう。

ESの内容をコピペして使い回すことはおすすめできません。自分の言葉で、その事務所を志望する理由を説得的に示しましょう。

まずは事務所のホームページを隅々まで確認することが大切です。
事務所説明会へも積極的に参加しておきましょう。

証明写真にこだわる

ESの審査では個人の印象も見られるため、証明写真にこだわることも重要です。
就活用の証明写真として相応しいものを選び、清潔な印象を与えるように心がけましょう。

早めに応募する

エントリーシートは応募順に審査されることも多く、定員に達し次第募集を終了することもあるので、なるべく早めの応募を心がけましょう。
募集開始直後に応募するのがおすすめです。

ESを書き切るには相当の時間がかかります。
募集開始前から、事務所の研究を進めたり自己PRについて整理しておいたりして、エントリーシートの下地を作っておきましょう。

ウィンタークラークやスプリングクラークに落ちたら?

ウィンタークラークやスプリングクラークは、あくまで採用活動の一環です。
参加のみで内定が出ることは稀ですし、落ちたからといって、落ち込む必要はありません。

なかなか通らない場合は、ESの書き方などの見直しを行うのもおすすめです。

エントリーシートは書くたびに洗練されていくものですので、応募のために書いた内容は、司法試験終了後の本格的な就活で必ず役立つでしょう。

まとめ

この記事では、ウィンタークラークおよびスプリングクラークについてお伝えしました。

ご紹介したポイントをまとめると、以下のとおりです。

・ウィンタークラーク(ウィンクラ)とは、各法律事務所で実施される冬期インターン制度です。例年12月頃から翌年2月頃にかけて、主に司法試験予備試験(論文式)合格者を対象として実施されています。

・スプリングクラーク(スプクラ)とは、2月~3月頃に行われる法律事務所の春期インターンシップです。主に法科大学院在学生(最終学年進級予定者)を対象に実施されます。

・ウィンタークラークやスプリングクラークに参加すると、就職活動で有利になったり、自分の進路について考える機会を得ることができたりするというメリットがあります。積極的な参加を検討してみましょう。

・応募の際は、各事務所の業務分野や「強み」などの特色を自分なりに分析した上で、各事務所に合った内容のエントリーシート(ES)を書きましょう。なるべく早めに応募するのもポイントです。

この記事が皆さんの就職活動の参考となりましたら幸いです。