「金銭的に国公立大学のロースクールに通いたい」、「社会人として働きながらロースクールに通いたいから、関東圏かつ夜間に授業をしてくれるロースクールが良いな」

このように考えている受験生の方は、一定数いらっしゃるのではないでしょうか。

実際に、社会人受験者の数は増えてきている一方で、予備試験以外の司法試験へのルートは社会人受験生にとってはかなり険しいものとなってしまっているのが実情です。

このコラムを読めば、社会人受験生であっても安心して受験勉強に打ち込める、筑波大学法科大学院の概要がわかります。

法律知識がゼロの方でも、1年で難関法科大学院入試突破に必要な学力が身につく!

司法試験合格者の声の累計641名

資料請求で無料プレゼント

・サンプル講義動画 約13時間40分
・サンプルテキスト
・合格者の勉強法が分かる合格体験記
・初めての司法試験/予備試験/法科大学院入試 GUIDEBOOK

1分で簡単無料体験(会員登録→お申込み→視聴)!

\20日間無料で講義を体験!/

筑波大学法科大学院(筑波ロー)の基本情報と特徴

筑波大学法科大学院の1番の特色は、社会人のために夜間開講がなされている点です。

多くのロースクールは、平日の日中に授業カリキュラムが組まれているため、社会人受験生は授業に出席できません。この点、筑波大学では夜間に授業を開講することで、社会人受験生でも安心して受講できるようになっています。

標準修了年限での終了が難しい方のために、長期履修制度(未修4年・既修3年)も設けられています。

この点も仕事との両立を目指す社会人受験生への配慮が窺える特色かと思います。

さらに、限られた時間を最大限有効に使うため、授業の録画を自宅のパソコンから視聴できるようにしたり、自習室を24時間利用できるようにしたりするなどの工夫がなされています。

インターネットを通じて授業に参加することができる点も、国内外に出張がある社会人受験生にとっては嬉しい点です。

筑波大学法科大学院の場合は、手厚いチューター制度や専任教員による学習相談なども充実しています。

また、実務に出た際のイメージがつくように、ロースクールに併設された法律事務所で、実際のクライアントと接しながら実務を学べる「リーガルクリニック」という講義も開講されています。

社会人受験生は、どうしても勉強から離れており、学習方針などについて不安に感じる方にも配慮されたロースクールです。

所在地

筑波大学法科大学院は、東京都文京区大塚に位置し、都内から通いやすい立地です。

2005年4月に開設されており、ロースクールとしては長い歴史を持ち、指導教員も専任・非常勤を合わせて58人もいるため、充実の指導体制を期待することができます。

入学料・授業料・および奨学金制度

筑波大学法科大学院の入学料は28万2000円、授業料(年額)は、80万4000円です。

決して安い金額ではないですが、国立大学であるため、他の私立大学よりもかなり学費は安くなっています。

さらに、「経済的理由によって納付が困難であり、かつ、学業優秀と認められる者」など、一定の条件を満たした場合、入学料・授業料が免除になる制度もあります。積極的に活用してみましょう。

奨学金制度も、日本学生支援機構の奨学生制度、第一勧業信用組合の教育ローンなど、様々なものが用意されているので、経済的な支援も充実しています。

筑波大学の司法試験の合格実績

筑波大学法科大学院の修了生からは、令和5年司法試験に17名(既修13名、未修4名、合格率33.33%(合格者数全国16位、合格率全国12位))が最終合格しています。

法科大学院の中では、特段、高い合格率ではないと思われるかもしれません。

社会人の予備試験の合格率は1.5%程度と合格する難易度が非常に高いです。筑波大学の多くの受験生が社会人のため、筑波ローには社会人が司法試験を目指すために必要な教育体制が整っていると言えるでしょう。

筑波大学法科大学院の入試情報

令和5年度の入試では既修者コースは民事法120分(民法150点、民訴50点)、刑事法90分(刑法100点、刑訴50点)、公法60分(憲法100点)となっています。

全体の特徴としては、商法と行政法が試験科目として入っていない点です。

受験生としては勉強が行き届かない分野ですから、入学後に勉強を回せるのは助かる方も多いでしょう。

未修コースは他の法科大学院と同様に小論文からの出題です。

令和5年度は、文章を二つ読んで、それぞれについて2問ずつの設問に答えていくという内容となっています。

筑波大学法科大学院の入試倍率

令和5年度の筑波大学法科大学院は既修者コース、未修者コースの定員合わせて36名に対して(既修者、未修者で区別をしていません)、志願者は既修者コース、未修者コース合わせて277名と、倍率7.7倍となっています。

去年の倍率5.6倍と比較しても飛躍的に伸びており、かなり高い倍率となっているといえます。

筑波大学法科大学院の入試難易度

筑波大学法科大学院の入試倍率は上昇しており、入試難易度は上がっていると言えるでしょう。

実際の入試問題を見てみると、特に民事系は基本的な条文の理解を問う問題、条文の操作をする力を問う問題が多く、特に高度なことが求められているわけではありません。

倍率に過度に尻込みするのではなく、きちんと基本を押さえて対策すれば十分に合格は可能です。

筑波大学法科大学院の過去問入手方法

過去問は、筑波大学法科大学院の公式サイトにて公表されています。

アガルートでは過去問の出題傾向や対策方法について下記コラムでまとめています。

関連コラム:筑波大学法科大学院(ロースクール)入試過去問の出題傾向と対策

アガルートの【筑波大学法科大学院】過去問解説講座

法科大学院入試過去問解説講座

筑波大学法科大学院の過去問に特化した、解説講座です。
この講座では、アガルートアカデミー講師が講師作成の答案例を用いながら解説していきます。
筑波大学法科大学院の傾向を徹底的に分析し、合格のための解答を提示しますので、効率よく過去問対策をしたい方におすすめです。

アガルートの法科大学院入試対策講座【これから勉強を始めたい人におすすめ!】

短時間で志望校にマッチした解答を導けるように!

対策しにくい法科大学院入試をサポート!
まずは自分で過去問を解き、その後に最適な答案例を用いて解説をおこないます。
法科大学院入試を検討されている皆様のおすすめの講座です。

法律知識がゼロの方でも、1年で難関法科大学院入試突破に必要な学力が身につく!

司法試験合格者の声の累計641名

資料請求で無料プレゼント

・サンプル講義動画 約13時間40分
・サンプルテキスト
・合格者の勉強法が分かる合格体験記
・初めての司法試験/予備試験/法科大学院入試 GUIDEBOOK

1分で簡単無料体験(会員登録→お申込み→視聴)!

\20日間無料で講義を体験!/

高校生~大学2年生に無料でプレゼント!

無料で法律学習が体験できる!

先取り学習で定期試験や単位取得に差がつく!