司法試験を受験する場合、法科大学院に入学し、司法試験の受験資格を得るか、予備試験に合格している必要があります。

では、上記いずれのルートを辿るにせよ、「独学」で司法試験に合格することは可能なのでしょうか?

司法試験・予備試験の受験を
検討されている方へ

  • 司法試験の勉強についていけるか不安
  • 司法試験に関する情報を漏れなく手に入れたい
  • 司法試験に合格している人の共通点や特徴を知りたい

このような悩みをお持ちでしたら
アガルートの無料体験
ご活用ください

サンプルテキストと講義で講座を無料体験できるので、
司法試験の勉強についていけるかを試せる!

「初めての司法試験/予備試験/法科大学院入試 GUIDEBOOK」で、司法試験のすべてがわかる!

600名以上の合格者による体験記で、合格への最短ルートがわかる!

司法試験のテクニック動画で、必勝勉強法がわかる!

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る

司法試験に独学で合格した人はいる?独学で弁護士を目指せる?

そもそも「独学」とは様々な意味があると思いますが、ここでいう「独学」とは、予備校を利用せずに試験に臨むことと定義しましょう。

多くの方は、この意味での「独学」での合格が可能かが気になっていると思います。

結論としては、「司法試験に『独学』で合格することは可能だけれども、それはかなり難しい」ということになります。

法務省は司法試験・予備試験の合格者について各種のデータを公開していますが、どのデータを見ても、「独学」での合格者が分かるデータは存在しません。

ただし、予備試験合格者に毎年ヒヤリングをすると、上記の意味での「独学」をして合格したという合格者の割合は、感覚値ではありますが、10人に1人いるかいないかというレベルです。

このことは、各予備校が公表している予備校経由の合格者数や、合格割合からも推測することができます。

そして、法科大学院の既習クラスに入学される方の多くは、入学前に予備試験に向けた学習を進めてきた方が多いのが現状です。

また、予備校を使用せずに受験をする割合が最も多い、すなわち「独学」での受験をする割合が最も多いと考えられるのは、いわゆる「未修」クラスの方です。

そして、「未修」の方の合格率については、明確なデータがあります。

年度既修合格率未修合格率
令和6年42.8%16.7%
令和5年49.7%19.3%
令和4年47.7%21.4%
令和3年45.4%18.2%
令和2年43.7%17.6%
令和元年40.0%15.6%
平成30年33.2%15.5%
平成29年32.7%12.1%
平成28年30.7%11.6%
平成27年32.3%12.6%

この表も併せ考えると、やはり、上記の意味での「独学」で司法試験に合格された方の割合はかなり少ないものと推察されます。

なぜ独学で合格することが難しい?

独学では司法試験に合格するのが難しい理由として、試験に必要な知識を効率よく習得することが難しいことが挙げられます。

たしかに、現在では市販の入門書や基本書で法律を学んで、弁護士などの法曹を目指すことは可能です。

しかし、「法律を学ぶこと」と「司法試験に合格するための勉強」というのは、必ずしも一致しません。法律はその性質上、無限に学ぶことができますが、司法試験では、限られた時間内に、法律答案を作成して合格点を上回るということが求められます。また、どの科目も、試験である以上は、出題傾向や重要ポイントがある程度予測されます。そのため、司法試験に合格することを目標にするならば、効率よく必要な知識を身に付ける必要があります。

独学者は、どの部分が重要な知識であり、どの部分を重点的に理解・記憶したらよいかが分からず、時間をかけて遠回りした勉強をしがちなので、なかなか合格が難しくなってしまいます。

また、司法試験は独特のテクニック・ノウハウを必要とする試験であるということも、独学での合格を難しくする理由です。

司法試験・予備試験は、司法試験では全8科目、予備試験では全10科目もの法律論文を書かなければなりません。

そして、法律論文には書き方の作法というものがあります。

それは実際に答案を書き、プロにチェックしてもらうという経験を積み重ねなければ習得することが難しいのです。

独学では本を読んで知識を仕入れることはできますが、なかなかこうした実践的な学習を行うことができません。

したがって、独学での司法試験合格、独学で法曹(弁護士・裁判官・検察官)を目指すことは難しいのです。


独学で司法試験を突破できるか、判断する方法は?

独学で大丈夫かな?と悩んでいる方におすすめの方法は、予備校の無料体験を受けてみることです。
無料体験を受けると、テキストの内容や情報量、講義のレベル感や有用性を判断しやすくなります。
もし無料体験を受けて、自分で同じような学習を続けていくのは難しいと感じる場合、それだけ予備校を利用する受験生と差がついてしまいますから、予備校の利用も検討するといいでしょう。

反対に、無料体験を受けた上で、自分のやっている学習とあまり内容が変わらなかったり、合わないと思った場合は、独学を続けるのもいいでしょう。

アガルートの無料体験では、講師による約13時間40分の講義やサンプルテキストを使って実際に学習することができますので、ぜひ試してみてください。

司法試験・予備試験の受験を
検討されている方へ

  • 司法試験の勉強についていけるか不安
  • 司法試験に関する情報を漏れなく手に入れたい
  • 司法試験に合格している人の共通点や特徴を知りたい

このような悩みをお持ちでしたら
アガルートの無料体験
ご活用ください

サンプルテキストと講義で講座を無料体験できるので、
司法試験の勉強についていけるかを試せる!

「初めての司法試験/予備試験/法科大学院入試 GUIDEBOOK」で、司法試験のすべてがわかる!

600名以上の合格者による体験記で、合格への最短ルートがわかる!

司法試験のテクニック動画で、必勝勉強法がわかる!

1分で簡単!無料

▶資料請求して特典を受け取る

高校生~大学2年生に無料でプレゼント!

無料で法律学習が体験できる!

先取り学習で定期試験や単位取得に差がつく!