論証集は、司法試験や予備試験合格のための勉強効率を高めてくれる「必須ともいえる教材」です。

論証集を選ぶ際は「使用教材との互換性」「余白の十分さ」「正確な出典の記載」の3点を押さえるのが重要です。

今回は、論証集の選び方のポイントやおすすめの本3冊を紹介していきます。

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司法試験・予備試験の論証集とは?

司法試験・予備試験の論証集とは?

論証集は論点を答案にそのまま書ける形で記載されている教材で、使い方さえ間違えなければ、勉強時間を大幅に短縮してくれます。

論証集の効果的な使い方は下記の2つです。

①知識を答案に落とし込むための知識整理のツールとして使う
②試験直前期に自分の知識の確認として使用する

より実践的な形で知識を身につけられ、また自分の知識の穴を発見することができるため、論証集の強みを最大限発揮できるはずです。

司法試験・予備試験でおすすめの論証集3選

司法試験・予備試験の対策に役立つ論証集は「趣旨・規範ハンドブック」「アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集」「司法試験・予備試験合格のための論証集」の3冊です。

それぞれの特徴を解説しますので、自分に合ったものを選んでください。

趣旨・規範ハンドブック

※引用:amazon

趣旨・規範ハンドブック(辰巳法律研究所)は、その名の通り条文の趣旨と規範をぎゅっと凝縮した論証集になっています。

ここに掲載されている趣旨や規範さえ覚えてしまえば基本的な論証であれば論証全てを暗記していなくとも試験の現場で論証を組み立てることができることが多いです。

そのため論証の数が多い民法や、論証の形で暗記するのがどうしてもつらい人はこのテキストを利用してみてもいいでしょう。

書き込みができる余白が広くとられているため情報を集約するための教材としての使用にピッタリな教材になっています。

アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集

※引用:amazon

アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集(アガルートアカデミー編)「民法」「商法・民事訴訟法」「刑法・刑事訴訟法」は、工藤北斗講師をはじめとしたアガルートアカデミーの講師陣が、膨大な数の基本書・判例解説・学術論文等を調べ上げたうえで作成しています。

予備校の論証集は内容が正確ではないと批判されることがしばしばあります。

しかし、アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集は内容の正確性に万全が期されているため、内容が正確でないという心配は無用です。

また、各論証は判旨や調査官解説に準拠して作成されており、少数説を採用している箇所が少ないため、他の教材との互換性も高くなっています。この点もおすすめできるポイントです。

加えて論証集には十分な余白があり、書き込みも容易ですし、正確な出典も記載されているため非常に使いやすい論証集になっています。

司法試験・予備試験合格のための論証集

※引用:amazon

司法試験・予備試験 合格のための論証集』は、中央大学真法会が手がけた公法系(憲法・行政法)の試験対策用論証編集本です。

伝統ある『受験新報』の特集をベースに、最新の判例や法改正を反映。試験で実際に「点数が取れる」正確な論証と、答案構成に直結するパターン別の構成が特徴です。

おすすめの理由は、答案の組み立て方に悩みやすい公法系のフレームワークが身につく点です。

170ページ超と非常にコンパクトにまとまっているため、試験直前期の総復習や知識の一元化にも最適で、初学者から受験直前期まで圧倒的な回しやすさを誇る頼れる一冊です。

司法試験・予備試験の論証集の選び方

論証集を選ぶ際には、「使用教材との互換性」「余白の十分さ」「正確な出典の記載」の3つを押さえるのが重要です。それぞれのポイントについて詳しく解説します。

使用しているほかの教材との互換性があること

論証集を選ぶ際のポイント1つ目は「他の教材との互換性があること」です。

先に述べましたが、論証集の使用場面として主に想定されているのは、

①知識を整理するためのツールとしての使用
②試験直前の復習用教材としての使用

です。

そのような使用をする場合に、普段自分が使用している教材と採用する学説や立場が異なると混乱を生んでしまいます。

そこで普段自分が使用している教材と同じ著者が書いているだとか、同じ予備校が出版している等、互換性のある論証集を使用することをお勧めします。

十分な余白があること

論証集を選ぶ際のポイント2つ目は「十分な余白があること」です。

司法試験を受検する過程では、多くの模試を受けたり、演習書を解くことになります。

未知の論点にたくさん出会った際、論証集に書き込んでおけば、後でまとめて復習することができます。

しかし、論証集に十分な余白がなければ書き込みができません。

論証集を選ぶ際には、論証集自体に書き込みができる余白があるのかという点も重要です。

正確な出典が記載されていること

論証集を選ぶ際のポイント3つ目は「正確な出典が記載されていること」です。

勉強が進んでくると、当該論証を修正したいときや、当該論証についてより深く学ぶ必要が出てくるときがあります。

その際に論証集の出典を参照すれば、正確に論証を修正できますし、理解を深めることができます。

このように出典に立ち戻って理解を深めるという勉強を可能にするために、出典の記載された論証集を使用することをお勧めします。

まとめ

司法試験・予備試験におすすめの論証集3選

  • 趣旨・規範ハンドブック
  • アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集
  • 司法試験・予備試験合格のための論証集

論証集は、司法試験や予備試験合格のための勉強効率を高めてくれる必須教材です。

論証集を選ぶ際は「使用教材との互換性」「余白の十分さ」「正確な出典の記載」の3点を押さえた上で選ぶようにしましょう。

今回ご紹介したおすすめの本3冊もぜひ検討してみてください。

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