合格者の声|1年合格の秘訣はアガルートの重問の虫になること!? 秋丸 ハルカさん
本ページにはプロモーションが
含まれていることがあります
目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
自己紹介
年齢:27
在卒高校名:兵庫県立神戸高等学校
在卒大学名・学部名:上智大学法学部
在卒法科大学院名・コース:なし
受験回数と短答、論文の通過経験:1回目受験
学習期間:約1年(受験前年の7月からスタート)
法曹・予備試験を目指したきっかけ
大学時代に所属していたゼミで法曹の方と関わることが多く興味を持ったのがきっかけでした。
その後一般企業に就職して、ビジネスにおける法の役割などを知るうちに、より専門的に法律を学んでみたいと思うようになり、予備試験の受験を決めました。
アガルートアカデミーを利用しようと思ったきっかけ
他の予備校とも比較しましたが、オンラインで講義を受けられることや1年合格カリキュラムの内容と価格帯に魅力を感じてアガルートを選びました。
合格体験記・学習上の工夫
私はマネージメントオプションをつけていなかったので、勉強計画の作成や進捗管理は自分で行っていました。
テキストが届いてから試験までにやらなければならないことを全て洗い出し、それらを1日単位のタスクに分解して、○月○日~△月△日までの1日のノルマはこれ、というふうに勉強計画を立てていました。
1日単位のノルマに分解することでやらなければならないことが明確になるので、「今日はやる気が出ないから全く勉強しなかった」というようなことがなく1年間過ごすことができました。
ただ、実際に勉強を進めてみると「意外と時間がかかる」「この分野が分からなくて予定以上に時間を使ってしまった」ということがけっこうあったので、一気に1年分のスケジュールを立てるよりは、最初は数週間程度のスケジュールに留めて、自分のベストなペースを見つけてから長期的な計画を立てたほうが良かったかなと思います。
インプットとアウトプットの時間的な比率は3:7くらいだったと思います。
最終的には必要な演習量をこなせましたが、インプット段階で分からないところをいろいろ調べてしまい講義を聞き終えるまでに思っていた以上に時間を使ってしまいました。
どのみちアウトプットの段階で総合講義のテキストを参照しながら学習を進めることになるし、その繰り返しによって理解が定着するので、インプット段階で必要以上に調べたり考え込んだりせず、分からないところはある程度割り切って先に進むことをおすすめします。
講座の良さ
総合講義300
試験対策という点で必要十分な知識がまとめられていたので、インプット教材としてもアウトプット補助教材としてもとても使いやすかったです。
論証集のページや重問の問題番号と紐づけられているので、論点と事例をセットで理解するのに非常に役立ちました。
論証集の使い方
多くの合格者の方の使い方に倣い、音声データをiPhoneにダウンロードして移動中に聞くようにしていました。
それだけで、試験当日までに全科目3~4周はできたんじゃないかと思います。
内容も大きさもコンパクトなので持ち歩きにも便利でしたし、総合講義で学んだ内容をどのようにアウトプットするかがよく分かる1冊です。
答案の書き方
基本的な事例を題材に答案構成の仕方から丁寧に解説してもらえるので、初めて答案を書く際の大きな指針となりました。
いきなり重問から入らずにこの講座を経たことで、効率よく重問の演習に取り組むことができました。
重要問題習得講座
アウトプットのメインとして使用していました。各科目バラエティに富んだ問題がたくさん用意されているので、重問を一通りこなせば試験には十分対応できると思いました。
私は論文試験までに重問を3周しました。
1周目では全く見当がつかなかった問題も、2周3周とこなしていくうちに知識や考え方が定着していることを実感でき、とても良いアウトプット教材でした。
解説講義もすっきりとしていて1問あたりの負荷がものすごく大きいということではなかったので、何周もまわすという点で非常に使いやすかったです。
予備試験過去問解説講座
12月頃に1周し、年明けから論文試験までの間に2~3周しました。
解説がとても丁寧で分かりやすかったです。
また、解説講義の中では、「本番レベルではどこまで書けていたら良い」ということを適宜説明していただけるので、模範解答レベルと現実的なレベルの双方を把握することができました。
勉強時間の確保について
最低でも1日8時間ほどは勉強するようにしていました。
アウトプット期間に入ってからは、午前は短答・午後は論文というようにルーティンを決めて勉強を習慣化するようにしていました。
直前期の過ごし方
論文までちょうど1年という短期間での受験だったので、短答・論文・口述すべてギリギリの精神状態で臨んでいました。
私は基本的に直前まで粘るタイプの性格なので、短答前日も論文前日も口述前日もいつも通り勉強していました。
精神的に一番きつかったのは口述試験の直前期です。
口述試験は毎年ほとんどの人が合格しますし、私が受験した年も合格率98%でしたが、それはあくまでも結果論であって、合格発表で自分の受験番号を確認するまでは決して安心できるような試験ではありませんでした。
短答や論文のように分からない問題は後で考える、メモを取りながら六法を見ながら考えるということは一切できず(場合によっては六法を見れますがあくまで例外)、自分の頭の中だけが頼りの一発勝負の試験なので、のしかかるプレッシャーは尋常ではありませんでした。
ただ、どの試験にも通ずることですが、試験への不安は勉強でしか解消できないのでひたすらずっと勉強することで心を落ち着けていました。
また、身近な人に頼ることも大事だと思います。
私は不安なときはその感情を素直に吐き出して、何が不安なのか、どうすれば不安が和らぐのかということを声に出すことで自分のやるべきことを確認するようにしていました。
試験期間中の過ごし方
短答後論文までは思っている以上に時間がないので、短答の自己採点後すぐ重問と論文過去問の復習を始めました。
試験の手応え・合格した時の気持ち
論文は本当に落ちたと思っていたので、合格発表で自分の番号を見つけたときは嬉しさよりも驚きの方が大きかったです。その後「口述やばい」という焦りが襲ってきました。
本当の意味で嬉しさと安堵を感じられたのは言うまでもなく最終発表の時でした(ちなみに口述も落ちたと思っていたので、合格した時は本当にもう「良かったあああ」と声に出ました)。
これまでを振り返って
アガルートの講座から特に合格に有益だったものを選ぶとすれば、総合講義と重問です。
王道の2点セットですが、これらなくして短期合格はあり得なかったと思います。
つくづく、奇をてらった勉強法というのは不要だということを実感しました。
手を広げすぎる必要もないと思います。基本的なことを何度も何度も繰り返すことが大事だと思います。
ただ、その前提として、工藤先生が講義で話されている内容は一言たりとも聞き逃さない心づもりで聞くことが重要だと思います。
私は、総合講義も重問も予備過去問解説講座も、工藤先生が重要だと話していた補足事項や強調していた点はすべてテキストに書き込んでいました(おかげでテキストの大半には余白がありません)。
アガルートの講座は本当に合格に必要十分なので、与えられたものを最大限に生かし切るという意識をもって取り組むことが何よりも大切だと思います。
アガルートアカデミーを一言で表すと?
アガルートの教材だけで1年で合格できたので、やっぱり「最短ルートアガルート」です!
受験生に対するメッセージ
予備試験は文字通り過酷な試験です。予備試験に合格するまでの道のりを「大変ではなかった」と言う人はおそらくほとんどいないのではないかと思います。
そして、短期での合格を目指すほど、その過酷さは増していくと思います。
ただ、試験当日は自分1人で戦うことになりますが、それまでの過程は決して1人ではありません。
アガルートをはじめとする予備校の講師の方たちやネットで情報を提供してくれている合格者の方たち、家族や友達などの身近な人たち、多くの人が受験生を応援しています。
困ったときには手を差し伸べてくれるはずです。私も、本当に文字通り1人で勉強していたらこのように1年で合格することはおろか、予備試験にチャレンジすることすら諦めていたと思います。
ひとりぼっちではない、応援してくれている人がいる、それを知るだけで人は強くなれると思います。
私もこの過酷な試験に臨むと決めた受験生の皆さんを心から応援しています!