令和3年 予備試験合格者 合格者の声|司法の道を一度はあきらめましたが再チャレンジ 中静 慶成さん
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自己紹介
名前:中静 慶成さん
年代:30代
属性:社会人
受講されていたカリキュラム
合格体験記
私は、2010年に法科大学院を終了し、いわゆる「三振」を経験して、一度司法試験の道は諦め、会社員の生活を送っていました。
そして、一昨年(2020年)の秋に予備試験ルートで再チャレンジしようと決意したものの、短答までの時間が半年程度しかありませんでした。
そこで、色々と勉強計画を模索していくうちに、私がかつて司法試験を受験していた当時と、世間の勉強ツールが大きく変わっていることに気付きました。
特に、当時はあまり一般的ではなかった音声での勉強ツールがとても充実していることに気付きました。
私は、民事訴訟法に対してとても苦手意識をもっていたのですが、教科書を読んでも論文の問題を見ても短答の問題を解いても一向に書けるようになる気がしませんでした。
そこで、民事訴訟法にひたすら慣れることを目的に、移動時間に判例百選スピード攻略講座をひたすら聞き続けました。
判例百選スピード攻略講座を選んだ理由は、価格がお手頃だったことと、判例を論文の形でまとめたテキストが魅力的だったからです。
このおかげで民事訴訟法の苦手意識がなくなったので、同じく苦手意識をもっていた憲法の判例百選スピード攻略講座と法律実務基礎科目対策講座を購入しました。
ホームページでサンプル動画が上がっており、大変選びやすかったです。
司法試験を諦めたのは論文が原因だったので、いかに論文対策を行うかが重要でした。
論文対策は、予備校の模範答案や合格者答案のナンバリングと構造を徹底して研究しました。そうすると、今まで分かったつもりになっていた「要件」「効果」が浮かびあがって見えるようになりました。
答案研究なしには合格は考えられなかったと思います。
答案研究の他には、通学型の答練を受けたことと、予備論文過去問を解いたことがメインになります。
通学型答練は時間内に書く訓練と、全く分からないときの逃げ方の練習と考えていましたが、これもやはり大事な練習だったと思います。
短答については、年末に法律科目だけで7割弱が取れたので、3月までは論文に専念し、4月から短答のみの勉強に切り替えました。
短答過去問を高速で回すことを意識して、1日3科目ずつひたすら解き続けました。
一般教養については、その場で必死に考えれば選択肢が2つ3つに絞れる問題が見つかるというネットの情報を鵜呑みにして、対策は何もしませんでしたが、実際その通りだったと思います。
口述試験は、一番精神的にやられました。
合格して当たり前のプレッシャーと、せっかく論文合格したのに、やらかしたら振り出しに戻るというプレッシャーの板挟みでした。
これも模擬試験のように実際に問答したことが対策としては一番有意義だったと思います。