自己紹介

名前:高畑 大地さん
年代:20代
属性:学生

受講されていたカリキュラム

■ 重要問題習得講座
■ 法律実務基礎科目対策講座

合格体験記

4年生の春に部活を引退すると同時にロー入試を目標に司法試験の勉強を始めた。

自分はケチなのでとにかく安い講座を教えてほしいと友人に相談したところ、アガルートという通信制の講座を出している予備校が安いうえに講義の内容もいいと教えてもらった。

学部入学当初、司法試験講座を出している某予備校の講座の価格を調べたことがあり、その際に見たことのない0の数に圧倒され法曹志望を断念した経験があったので、安いと言ってもたかが知れているだろうと期待していなかったが、アウトレット価格で販売されている講座は非常にリーズナブルであり驚いた。

また、有料の講座を購入する前に、アガルートアカデミーから出版されている市販の論証集を購入していたことから、講座・教材の質については完全に信頼していたので、購入を即決した。

短期合格して調子に乗りたかったので、ロー入試が11月下旬に終わってからすぐに予備試験対策に取り掛かった。

短答は勉強したことがなく、ロー入学も控えており時間がないだろうと考えたため1月から始めたが、結局取り掛かるのが早すぎて忘れてしまうこと、論文の対策が十分でないと感じたことから2月に中断し、3月あたりから再開した。

短答試験までに解いた論文試験過去問の割合は50%ほどだった。

特に民法は同じ年度の過去問を2日連続解くことが有益な効果があったと感じている。

どのような論点がきても8割の答案を書けるようにして望むことを目標としていたので、短答試験が終わった後は、その目標を達成することができるような学習をした。

具体的には、まだ解くことができていない過去問については起案ではなく答案構成で済ませ、それよりも各科目重問を一周しつつ論証を叩きなおすことに集中した。

予備論文の過去問は出題傾向や書くべき答案の質を知るために必要なものにすぎず、論証集の内容を完全に理解するという学習により得られる効果は、過去問演習により得られる効果を包摂していると考えたためである。

ふりかえって、それなりに名前が知れているローの入試に合格できたならば論文試験合格水準にはある程度近づいていると思うので、短答の勉強に集中したほうがいいと思った。

私の短答合格は本当に運がよかっただけだと思っている。