令和3年予備試験合格者合格者の声｜公法系科目のテキストが試験対策に役立つ形でまとまっていた T．Uさん

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自己紹介

名前：T．Uさん
年代：30代
属性：社会人

はじめは、何でもいいので論証集が欲しいと思い、解説講義もついていてお得だと思い、論証集の「使い方」を申し込みました。

しかしながら、講座を受講してみると、論点に関する問題意識や論証のポイントなどを必要十分かつ的確に講義してくださいました。

そして、論証集に書かれていない知識についても不安な部分があったこと、アガルートアカデミーなら安心して学習を進められると思ったことから、総合講義も追加受講しました。

また、重要問題習得講座のクオリティーが高いと聞き、論証集の「使い方」や総合講義が期待通りにとても良かったので、受講させていただきました。

講師の皆さんが新司法試験ルートの合格者の方々であることも、アガルートを選んだ理由の一つですが、そのような先生方が監修された答案例を十分な量読み込むことができたことは、予備試験合格の基礎になったと思います。

アガルートアカデミーには、信頼できる先生方、教材、解説が全て揃っています。かつ、事務局の方の対応も非常に良かったため、気持ちよく、スムーズに学習環境を構築することができました。

私が特に感謝しているのは、公法系科目のテキストの素晴らしさです。ここまで判例を詳細に掲載し、試験対策に役立つ形で知識をまとめて、かつ分析してくださっているのは他に類を見ないと思います。

公法系の総合講義がなければ、論文はおろか、短答にも太刀打ちできなかったような気がします。

また、他の科目のテキストについても、論点その他の解説部分に具体的事例が載っていることが多く、それぞれの法制度を具体的なイメージをもって理解することができました。

特に論点部分の解説については、複数の説が載っていることも多く、かつそれぞれの適用例がわかりやすく記載してあるため、短答・論文・口述すべてに対応できます。知識的としても、試験対策として必要十分です。

講義内容も、テキストをなぞるのではなく、イメージしやすいような具体的説明、論理の丁寧な解説がありがたかったです。

ここで得られた思考方法が、本番でも生きました。

アガルートアカデミーの講座は、全般的に、これまでに存在した他の予備校のものとは違い、法律科目を試験対策に必要十分な限りで適切に理解することができます。

私は、過去問と六法のみを使用しました。

短答は、愚直に過去問に出てきた問題に取り組むのが近道だと思います。

その際、必ず条文を引き、解説に書かれた結論に至る理由を自分の頭で考えることが必須です。

これを、膨大な過去問ひとつひとつに対して行えば、未知の問題に対する思考方法も自然と身についてくると思います。

私は、基本的な知識や論証に対する不安が直前期まであったため、司法試験の過去問や市販の演習書などには取り組まず、重要問題習得講座と予備試験の過去問のみを繰り返し解きました。

結果として合格はしましたが、普段の勉強では問題に対する思考方法を鍛えることだけを重視した勉強をしていたこともあり、本番でも論証や定義がすぐに出てこず、無駄に時間を使ってしまうことがありました。

論文は時間との勝負ですから、きちんと暗記すべきものは暗記するということも必要だと再認識しました。

口述対策は、ひたすら過去問を頭の中でシュミレーションしました。

また、過去問で出題されていない知識については、総合講義のテキストを何度も読んで確認しました。特に刑法のテキストは論点部分に事例がついているため、口述の予行演習に役立ちました。

模試は特に受験しませんでしたが、問題ありませんでした。