自己紹介

名前:德永 大誠さん
年代:20代
順位:公法系99位
属性: 学生
受験資格:法科大学院卒業

受講されていたカリキュラム

■ 国際私法 3講座パック

合格体験記

司法試験に向けた学習においては、まず、過去問や予備校答練・模試を利用して、アウトプットの練習をできる限りこなすことを意識していました。

限られた試験時間の中で得点を最大化するには、基本的事項が瞬時に吐き出せることが重要です。

しかし、頭の中で分かっていることでも、答案を書くことに慣れていなければ、実際の起案では意外に悩んで時間を使ったり、あてはめの方向性がずれてしまうことがあります。

また、未知の問題については事実を拾って食らいつくことが大切ですが、これも実際に対処してみなければ、共通する「勘所」を押さえることができません。

答案をできるだけ自分の手で書き、決められた時間内で焦りながら悩んだ経験が、本番で評価される答案を書くために必要だったと感じています。

また、自分が書いた答案を他人に見てもらったり、他人の答案を見て自分のものと比較することも欠かさずしていました。

考査委員の先生方は短時間のうちに多くの答案を見るのですから、一読してわかりやすい、簡潔にして要を得た答案を作ることが、そのまま高評価につながります。

合格者の再現答案や答練・模試の添削を見れば、簡潔な文章による論理のつなぎ方、論述のメリハリの付け方、あてはめでの事実の使い方など、多くのことが学べます。

これらをまたアウトプットで実践し、復習することで、自分の答案がおのずと「合格者答案」に近づき、合格できたと思います。