令和3年 司法試験 合格者の声|受験4か月前から短答に力を入れて前年から40点アップ M.Iさん
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自己紹介
名前:M.Iさん
年代:20代
順位:公法系52位・刑事系47位
受験資格:法科大学院卒業
受講されていたカリキュラム
■ 総合講義100
合格体験記
私の場合は、1回目の受験での敗因がはっきりしていたので、2回目の受験まで4ヶ月弱しかないという厳しい状況でしたが、具体的な対策をすぐに立てることができました。
まずは、短答の点数があまりに低かったので、手っ取り早く点数を伸ばすなら短答だと思い、短答の強化に最も力を入れました。
それまでは知識を教材に一元化し、まとめる作業の方に重点を置いていたのですが、再受験の際には、過去問を何度もスピーディーに回すということを心がけました。
短答に限らず全ての勉強において、薄くでも良いので全体像をまず早く把握し、それを何度も塗り重ねるという作業をすることが記憶定着への近道なのではないかと思いました。
結果的に、前年より短答式試験の点数を40点以上も上げることができました。
次に論文式試験の対策については、特に民事訴訟法等で、ロースクールの授業の都合上取り扱うことができなかった分野が弱いことを認識していたので、そういった穴を問題集で埋める作業をしました。
実際に令和3年司法試験では、訴訟承継というマイナー論点が出たのですが、問題集でしっかりと対策をしていたおかげで、問題なく解くことができました。
また、ここ数年で出題形式が変わった刑法については、前回の受験の際には細かい学説対立まで把握しきれていなかったという弱点がありました。
そこで今回は、基本書に記載されている学説対立を網羅的に学習したり、事実の拾い方や考え方の違いによって結論が変わり得るパターンの問題を自分で想定して書き出してみたりと、今の出題傾向に対応できるような対策をしました。