自己紹介

名前:Y.Kさん
順位:総合97位・公法系22位
年代:30代
属性: 社会人
受験資格:法科大学院卒業

受講されていたカリキュラム

■ 総合講義300
■ 総合講義100
■ 重要問題習得講座
■ 論証集の「使い方」
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 予備試験 論文過去問解析講座
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座
■ 司法試験型答練
■ 倒産法 3講座パック
■ 倒産法 過去問解析講座
■ 法律実務基礎科目対策講座
■ 問題文の「読み方」と答案構成の「やり方」
■ 個人別マネージメントオプション

合格体験記

法律については完全な初学者であったことから、まずは直近合格者のアドバイスを聞いたりネットで勉強方法を調べたりして、情報収集を行いました。

予備校を使えば効率的に学習することができると知り、コストを抑えつつも質の高い学習コンテンツを提供しているアガルートアカデミーを受講することに決めました。

非法律学科の出身で付け焼き刃の勉強でロー既修入試を乗り切ってきた私は、成績優秀者学費免除という成績はいただきましたが、各科目の体系的理解ができていない状態でした。

ロースクールの授業は有益なものであったものの週1回の授業を通じて複数科目を並行して学ぶことだけでは各科目を体系的に理解することが困難だったため、2週間ないし1カ月のなかで徹底的に取り組む科目を決めて集中的に特定の科目を理解するよう意識しました。

既修2年目からは司法試験及び予備試験過去問にも取り組んでいました。

短答については苦手意識がなかったため、勉強の大半は論文の勉強に充てていました。

一度目の試験では試験期間中に高熱が出るなど体調管理に失敗し、1600番ちょっとで不合格になりました。

1回目の失敗から、2度目の受験に臨むにあたって最も大切にしたことは、「本番にいかに平常心で実力を発揮できるコンディションを作ることができるか」という点でした。

論点や苦手科目について自己分析をして改善を図ることをしない受験生は存在しないはずです。

しかしそれと同じかそれ以上に重要なことは、勉強の土台となる自分自身の心身を整えることです。

私は勉強環境、対人関係、生活リズム等、自分が最もストレスなく過ごすことができ、全エネルギーを受験勉強に向けることのできる体制を本気で考え行動に移しました。

結果、今年の試験では総合順位2桁合格をいただくことができました。

「敵を知り、己を知れば、百戦して殆うからず」という言葉をよく耳にしますが、本当にその通りで、各科目や論点の穴だけでなく、自分のベストコンディション維持の障害となる物事を可能な限り取り除くことが重要だと思います。

自分のことをよく知る努力をして正しい勉強を一定期間継続すれば、必ず合格をつかむことができると思います。