令和2年 司法試験 合格者の声|過去問と定評のある問題集を解き分からない点を基本書や判例集で確認するということを繰り返しました G.Nさん
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自己紹介
名前:G.Nさん
年代:20代
属性:学生
受験資格:予備試験合格
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
■ 総合講義300
■ 法律実務基礎科目対策講座
■ 「憲法事例問題起案の基礎」解析講座
■ 司法試験 論文過去問解析講座
合格体験記
私は、大学3年生の時に予備試験に合格し、4年生で司法試験に合格しました。 司法試験の戦略としては、まず、短答式試験をかなり重要視していました。これは、予備試験の受験時と意識を変えた点です。すなわち、予備試験では、合格点さえ超えることができれば、論文式試験へと進むことができます。
一方、司法試験では、短答式試験の点数がそのまま総合点の一部になることから、なるべくいい点数を取るべく、直前期でも欠かさず過去問を解いていました。具体的には、8割(140点)を目標としていました。それは、8割取ることができれば、論文2科目分の失敗を巻き返せると思っていたからです。実際には、146点を取ることができ、作戦としては上手くいったと思います。
次に、選択科目の対策を徹底しました。選択科目は、予備試験になく、また、初日の最初の科目でもあったので、論文式試験対策としては、予備試験後一番時間を割きました。私は、労働法を選択しましたが、予備試験後、司法試験まで時間がなかったので、インプット講座などは受けず、ほぼ独学で進めていきました(幸い、集団的労使関係法に関しては、大学の授業を受けていました。インプットとしては大学の授業で十分でした)。ただ、対策としては、特段変わった点はなく、過去問と定評のある問題集を解き、分からない点を基本書や判例集で確認する、ということを繰り返しました。
また、答練を2回ほど受け、勉強の方向性を確認していました。本番では、69点台を取ることができ、この対策でも問題がなかったのだと安堵しました。 その他、論文式試験7科目に関しては、予備試験までの勉強と同じく、問題集と過去問を解くことを繰り返しました。さらに、年明けからは答練に通って初見の問題を2時間で解く練習をしました。これによって、筆力も高めることができました。
他方、普段過去問を解くときは、1時間くらいかけて詳細な答案構成を作るにとどめました。実際にフルスケールで答案を書いたのは、前年度分の1回だけでした。答案をフルスケールを書くと、2時間かかるので、それよりは、その時間で過去問2問分の答案構成を作成した方がいいのではないかと思ったため、このような対策をしました。