令和2年 法科大学院入試 合格者の声|インプットはある程度にとどめ、論文を書く等のアウトプット作業に早く移ることが重要 K.Tさん
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自己紹介
名前:K.Tさん
年代:20代
属性:学生
合格した法科大学院名: 慶應義塾大学法科大学院(既修,未修)/学習院大学法科大学院(既修|全額免除)合格
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
合格体験記
私がロースクール入試向けに本格的な学習に入ったのは大学3年生の2月です。
それまでは、個別指導は受けていましたが、部活動が忙しいこともあり正直学習ができているとはいえませんでした。
8~9月の入試まで、約半年程度しかない中、私はまずインプット不足を痛感し、それを総合講義300で補うことを中心としました。もっとも、インプット後にアウトプットしていては圧倒的に時間が足りなかったため、週に1回の石橋先生の個別指導において予備試験過去問や重問を用いたアウトプットも並行して行いました。
個別指導では、基本的に論文を書く作法などの形式面だけではなく、取り扱った問題の周辺知識等も新たなインプットとして取り入れ、時間がない中でできる限り知識をつけていきました。
その際には必ず一度習ったことは忘れないように、指導の際に自分の答案で指摘があった点や新たな知識を1つの付箋にまとめ、論証集に貼り付けることで一元化ノートを作成していました。
また、その復習として一問一答を使用していました。
6月ごろにインプットが1周したところで、残りの時間は重問を進めることに集中しました。6教科ないし7教科の問題を全て解くと時間が足りなかったため、起案は個別指導で扱った問題にとどめ、残りの問題は答案構成のみを行っていました。
重問の学習においては、解答例や自分の解答を問題提起・論証・あてはめ・結論の4パートに色分けすることで、解答構成の手順や流れを捉えることができるようになりました。
重問学習を続けつつも、入試1か月前ごろからは、ひたすら一元化ノートになった論証集を繰り返すことを中心として学習することにしました。また個別指導においては過去問を3年分程度扱い、ある程度の傾向を知るようにしました。
本番まで時間がない中では、インプットはある程度にとどめ、論文を書く等のアウトプット作業に早く移ることが重要だと思います。