令和元年 予備試験 合格者の声| 合格を確実にするには基本書等で知識のブラッシュアップも重要 山野 将明さん
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自己紹介
名前:山野 将明さん
年代:20代
属性:法科大学院生
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
合格体験記
まず,私が合格した今年度の予備試験の準備状況や手応えなどから書かせていただきたいと思います。
まず,私は前年まで全て短答式試験で不合格となっています。
そして今年度も,ロースクール最終学年ということもあって予備試験に受かるインセンティブがそこまでないと考えていたため,正直昨年より対策ができていなかったと思います。
しかし結果的に合格できたのは,これまでの学習の蓄積で,運良く合格ができたという側面が強いと感じました。
論文式試験については,予備試験に向けた特別な学習はしていないのですが,重要問題習得講座を重点的に学習しました。
この点は後述したいと思います。
口述式試験については,論文式試験にまさか合格すると考えていなかったので,正直全く対策していませんでした。
しかし,他の合格者の皆さんもよくおっしゃっているように,論文式試験合格が判明してからで十分間に合うと思います。
特に口述試験で聞かれることは要件事実や執行保全,刑法各論の知識など,限られたものというのも関係していると思います。
実際の試験では刑事についてはほどんど誘導に乗っただけ,民事はそれなりに答えられましたが,途中「第三者」というワードをど忘れしてなかなか出てこないなど合格しているか心配でしたが,結果合格していたので安心しました。
次に具体的な学習方法について書きたいと思います。
短答式試験については,とにかく過去問を回し続けました。
しかし,私はこの方法で何年も不合格になっているので,あまり参考にならないと思います。
回すことに集中しすぎてそれぞれの肢の検討がおろそかになっていたことが不合格が続いた原因だと思います。
この点本年は肢の個別検討を少し詳しくやったのでそれが前年までと少し異なるところかとは思いますが,振り返ると,やはり短答式試験は運の要素が強かったかなと思います。
合格を確実にするには,過去問をやることは大前提として,基本書等で知識のブラッシュアップをすることも必要かと思います。
論文式試験の実務科目,一般教養科目以外については,重要問題習得講座を信じてやり続ければ問題ないと思います。
この講座の魅力については別途書かせていただいてます。
実務科目については,過去問を全年度やることで,実務科目に必要な視点が身につくので,特に過去問演習が重要になると思います。
一般教養科目については対策自体が難しいこと,対策が得点に直結しにくいことから私は何も対策しませんでした。
結果は芳しくありませんでしたが,コストパフォーマンスの観点から,法律科目の対策に労力を費やすべきだと思います。
口述式試験については過去問をまずざっとみて,問われることを確認してから,あとは基本書などを読み込んでひたすら知識をつめこむことが重要です。
さらにそれに加えて自分の言葉で伝えられなければならないので,話す練習も必要だと思います。
実際の試験では極度の緊張状態になりますが,誘導もかなりしてくれるので,意外となんとかなる,という印象です。
あまり整理できていなくて申し訳ないのですが,私の合格体験記は以上です。