令和元年 予備試験 合格者の声| 学校の先生方との出会いと友人の存在が大きかった 渡邉 小百合さん
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自己紹介
名前:渡邉 小百合さん
年代:20代
属性:法科大学院生
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
■ 重要問題習得講座
合格体験記
私は,学部時代の4年間,体育会のアメリカンフットボール部に所属し,週5日の部活動に取り組んでおりました。
そのため,4年生のときには授業は1つもとらず,部活動の合間に一人図書館で市販の演習本をこなすという勉強をしており,その結果,法科大学院入試の一番出来が悪かった科目で1桁の点をとってしまいました。
具体的な順位は出ていませんが,既修合格もギリギリであったに違いないと考えております。
そんな生活でしたので,LS1年目の春は予備試験など眼中にもなく,授業の予習復習に追われておりました。
最初に予備試験受験を意識し始めたのは,LS1年目の秋でした。
そして,先輩に勧められてアガルートの重要問題習得講座を始めました。
具体的には,11月から2か月の間に,全科目2周ほど回し,答案作成の大枠の把握と最低限の論証の習得に努めました。
苦手科目については,理解が浅すぎて答案作成技術の問題ではないと気づき,基本書に戻り,自分のわかりやすいように知識をまとめなおしたりもしました。
先輩の助言に従い,春休みに入る前に論文はある程度完成させるつもりで取り組みました。
学校の定期試験が終わり,春休みが始まったと同時に,短答の勉強を始めました。
1日のうちにやるべき問題数を決め,余った時間を論文の勉強に充てました。
予備試験過去問4年分を,合計10回くらいは回したと思います。
最初の1周はほとんど解かず,問題と解説を肢ごとに読み,それでも納得いかないところは調べて解説に書き加えて行きました。
2周目からは,わからなかった問題や理由付けができなかった肢にチェックをつけながら解き,次はチェックがついた問題だけをやる,ということを繰り返しました。
4月に授業が始まる頃には,格段に問題を解くスピードが上がっていたので,全肢を解くようにしました。
最終的には,間違えた合計回数が多いものだけをまとめたプリントを作り,模試や本番に挑みました。
短答が終わってから,論文の勉強に戻りました。
戻ると言っても猶予は2か月しかなく,授業も忙しい時期だったので,基本書の細かい知識に気を取られている場合ではないと考え,アガルートの重要問題習得講座に戻り,最低限の知識の確認をしました。
法律実務科目は,内容的に学校の授業で教わったことで十分でしたので,その復習をしました。
模試も活用しました。
論文の合格発表後から,慌てて口述の勉強を始めました。
過去問をひと通り確認して,押さえるべき知識を確認しました。
先輩や友人と,実際の形式で練習をしたりもしました。
誰も予想していなかった私の予備試験最終合格が実現した要因としては,学部時代にハードな部活動をしていたので,毎日の勉強がそれほどつらくなく,むしろ周りに同じ勉強をする友人がいるという大学院の環境がとても有り難いものに感じました。
わからないことばかりの勉強も楽しめたこと,親身にアドバイスをしてくれる先輩や身になる授業をして相談まで聞いてくださる学校の先生方との出会い,同学年の,自分の欠点を指摘してくれる友人や尊敬して目標にできる友人の存在,が大きかったのではないかと分析しております。