自己紹介

名前:宮原 玄さん
年代:20代
属性:学生
受験資格:法科大学院卒業

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

■ 総合講義100
■ 重要問題習得講座
■ 司法試験型答練

合格体験記

自分は既修者としてロースクールに進学したが、学部時代に講義を真面目に聴いていなかったので基礎知識が十分でなく、ロースクールでの講義もついていくのが精一杯で、最初の1年は試験のための勉強はほとんどできなかった。

先輩からは基本書や判例百選のまとめノートを作ったらどうかとアドバイスを受けたが、基本書のどの部分が重要かも分からなかったし、1からノートを作る時間的余裕もなく自分には合わないと思った。そこで、進級するにあたり基礎知識は予備校の論証などに頼ることにし、自分はその論証等を使いこなすべく可及的に多くの問題を解くことに専念した。結果的にはそれによって時間短縮になりその分過去問や答練に十分な時間を割くことができたので、合否を分けた決断だったと考える。

自作の論証パターンにこだわる人もいるが、自作した結果が予備校の論証と近似するなら初めから市販のものを使った方が効率的であるし、不十分な部分は市販のものでも付箋で加筆修正を加えることで対応可能である。

秋以降は、ロースクールの講義と並行して毎日2通は起案をした。択一対策は専ら択一六法と過去問をひたすら回して対応した。択一六法の百選掲載判例の記載されている部分をマーカーで引くことで、空いた時間にその部分を見て判例の文言を覚えた。
いわゆるゼミは組んでいなかったが、基本的にゼミを組まないことで学力面での不安は感じなかった。もっとも直前期に友人と2人で答練を解き、それが精神衛生上プラスな面にはなったと思う。

勉強方法として特別なことはしていないが、私は周囲より遅れている分とにかく効率性を意識して間断なく勉強した。いかなる勉強方法を取るにしても、勉強をするときは、(数日したら忘れるとしても)その場では絶対に理解するつもりで臨むべきだと考える。