令和元年 司法試験 合格者の声|勝負はその先のあてはめ段階にあると考えて起案の練習をしたことが合格につながったと思います S.Eさん
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自己紹介
名前:S.Eさん
年代:30代
属性:学生
受験資格:予備試験合格者
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
合格体験記
私が司法試験合格に重要と考える点は、答案の型をつくることと、事実の評価を重視することです。
合格するためには、まず、スムーズに採点者の方に答案を読んでもらうことが必要と考えます。
司法試験の答案とは、この事案には、このような法的問題点があって、そのような場合、このような法が適用され、本事案の事実からは、このような結論が導かれる、といった内容を書くことが求められていると思います。
そこで、採点者の方に、今自分が、何について書いているのかを、理解してもらう必要があります。
今何を書いているのかが、わかりやすくなる方法として、各科目や、論点ごとに、答案の型を作っておくことが有用と考えます。自分自身でも、今何を書いているのかが、把握できるし、この点がしっかりしていれば、書き方に戸惑うことなく、次に述べる事実の評価に集中できます。
また、司法試験でアピールするべき点は、論点をわかっていることは前提として、いかに自分がこの法的問題に対し、多角的に、事案にそって考えているか、という点だと思います。
これが表れるのが、事実の評価です。
自分の実感としては、問題文中の事実は、法的にはこのような意味を持つ、ということを、自分で考えて示すことができれば、高得点を得られる傾向にあると思います。
論点を知ってるかという点で、他者と差をつけるのは、なかなか難しいですが、この事実の評価というところでは、それが可能だと思います。
自分について振り返ると、論点についての規範を書いて安心するのではなく、勝負はその先のあてはめ段階にあると考えて、起案の練習をしたことが、合格につながったと思います。