自己紹介

名前:S.Eさん
年代:30代
属性:学生
受験資格:予備試験合格者

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

■ 旧司法試験・予備試験型答練

合格体験記

私が司法試験合格に重要と考える点は、答案の型をつくることと、事実の評価を重視することです。

合格するためには、まず、スムーズに採点者の方に答案を読んでもらうことが必要と考えます。

司法試験の答案とは、この事案には、このような法的問題点があって、そのような場合、このような法が適用され、本事案の事実からは、このような結論が導かれる、といった内容を書くことが求められていると思います。

そこで、採点者の方に、今自分が、何について書いているのかを、理解してもらう必要があります。

今何を書いているのかが、わかりやすくなる方法として、各科目や、論点ごとに、答案の型を作っておくことが有用と考えます。自分自身でも、今何を書いているのかが、把握できるし、この点がしっかりしていれば、書き方に戸惑うことなく、次に述べる事実の評価に集中できます。

また、司法試験でアピールするべき点は、論点をわかっていることは前提として、いかに自分がこの法的問題に対し、多角的に、事案にそって考えているか、という点だと思います。

これが表れるのが、事実の評価です。

自分の実感としては、問題文中の事実は、法的にはこのような意味を持つ、ということを、自分で考えて示すことができれば、高得点を得られる傾向にあると思います。

論点を知ってるかという点で、他者と差をつけるのは、なかなか難しいですが、この事実の評価というところでは、それが可能だと思います。

自分について振り返ると、論点についての規範を書いて安心するのではなく、勝負はその先のあてはめ段階にあると考えて、起案の練習をしたことが、合格につながったと思います。