自己紹介

名前:T.Mさん
年代:20代
属性:学生
受験資格:法科大学院卒業

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

■ 司法試験アウトプットカリキュラム

合格体験記

1回目の受験で不合格となった後、一から学習をやり直すためにアガルートを受講しました。

まずは9月中に終えることを目標に、総合講義100を聴き始めました。主な目的は知識の掘り起こしであり、新たに知るべき知識は少なかったこと、のんびり受講していると全て聴き終えるまでにモチベーションが保てないと予想されたことから、基本的には2倍速で受講し、理解があやしいところだけ再生速度を遅めて取り組みました。

総合講義100を一通り回した10月以降は、重要問題習得講座を使っての演習と、友人との過去問ゼミを並行して始めました。
重要問題習得講座での演習の目的は、問題文から正確に論点等を抽出できるようにすることです。各問題について答案構成のみ行い、解答解説と照らし合わせて抜けている点がないかをチェックしました。各科目最低2周は取り組み、2周してもつまずく問題だけ3周目に取り組みました。

過去問ゼミは毎回3問程度を扱うこととし、週に1度答案を作成してお互いに読み合い、法的におかしいところはもちろん、日本語としてもおかしいところはないか、という点を議論しました。初めは調べるのに時間がかかったり、うまい書き方がわからず重要問題習得講座の解答例を参照して参考にしたりとかなり時間がかかっていましたが、全科目3~4年分を消化した頃から少しずつ答案作成時間が短くなっていったのを覚えています。

重要問題習得講座が終わった11月末からは旧試の過去問に取り組み始め、並行して肢別で短答の対策を始めました。旧試は重要問題習得講座の問題と被っている問題が多かったこともあり、比較的時間はかからなかったため、この期間は短答対策が中心でした。

肢別を3科目とも1~2周し、12月末のTKC短答テストで140点を取ることができたので、これ以降は短答プロパーの対策はほとんどとっていません。

年明けからは、自主ゼミと並行して苦手な科目から優先的に演習書に取り組んだり、自分なりの論パをワードでまとめたりしていました。論パはアガルートの論証集をベースにしつつ、各科目基本書を流し読みして加筆修正する形で作りました。単純にアガルートの論証集に書き足すだけでもよいとは思うのですが、自分なりに一から構成することで理解を体系化させることができ、これによって答案のレベルも1段階上げられたように思います。

直前期は司法試験型答練を解き、時間の使い方などの最終チェックを行いました。