令和元年 司法試験 合格者の声|基本的な問題については必ず出題趣旨に沿ったことを書けるようにすることを意識して勉強できた K.Hさん
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自己紹介
名前:K.Hさん
年代:20代
属性:学生
受験資格:法科大学院卒業
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
■ 総合講義100
■ 重要問題習得講座
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座/全6科目
■ 法律実務基礎科目対策講座
■ 知的財産法 論証集の「使い方」
■ 知的財産法 過去問解析講座
■ 判例百選スピード攻略講座
合格体験記
私が司法試験に無事合格できたのはアガルートの教材を学習の中心に据えて勉強したからです。具体的に、私が用いた教材は総合講義100と重要問題習得講座、旧司法試験解析講座です。総合講義で7法の基本知識及び理解を得て、重要問題習得講座でひたすら基本問題の演習をするということを日々の学習の中心にしておりました。そして、これらと並行しながら旧司法試験解析講座で司法試験で問われる法的な思考力を養成しました。
司法試験は、基本的な問題と応用的な問題が混じって出題されます。そこで、総合講義と重要問題習得講座で確実に基本を押さえることで司法試験の基本問題を瞬時に解くことができ、本番で基本問題に割く時間を短縮することができました。また、合否を分ける標準から応用的な問題に対しては、旧司法試験論文過去問解析講座で身に着けた事案分析力、法的な議論を構築する力を総動員して、何とか食らいついていくことを意識していました。
もっとも、このような戦略をとれたのも重要問題習得講座で基本問題を素早く処理できるようになり、難しい部分に多く時間をとれるようになったからに他なりません。実際、私は重要問題習得講座の問題について、多いもので10回、少ないものでも5回は解きました。これにより、本番の時点では重問の問題を見た瞬間に何を書けばいいのかをスラスラと想起できるようになっていました。
司法試験の問題はこれという完全な正解がないような難しい問題が含まれているので、その部分にどう対処するべきかに頭を悩ます受験生が多いと思います。しかし、難所で出題趣旨に沿ったことを書くことは非常に難しいですから、現実的にはこのような難所で合否が決するのではなく、基本~標準的な部分の問題を丁寧に書けているかで合否が決すると思います。そして、私が合格できたのも基本的な問題については必ず出題趣旨に沿ったことを書けるようにすることを意識して勉強できたからであると思います。