令和元年 司法試験 合格者の声|過去問の問題と解答を読み論証集の使い方で知識等の確認を行った 岡田 悠基さん
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自己紹介
名前:岡田 悠基さん
年代:20代
属性:学生
受験資格:法科大学院卒業
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
■ 総合講義100
■ 論証集の「使い方」
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 倒産法 3講座パック
合格体験記
本格的に司法試験の学習を始めたのは、法科大学院に入ってからだった。
既修1年目の最初のうちは法科大学院の予習・復習を心がけていたが、予習復習だけで時間がかかるため、途中から最低限の条文と判例を想起するにとどめた。これによって、授業の現場で考える力を養った。他には、短答や短文事例問題を解き、基礎知識の確認やブラッシュアップを行っていた。
既修2年目は授業のレポートなどに追われていた。前期は予備試験の短答の勉強をした以外は、ほとんど何もできなかった。また、後期も単位を落としたら留年確定のため、期末のためだけの勉強をしていた。予備校講師のブログでAランクとされる過去問ぐらいは解き、解いた部分はアガルートの過去問解析講義を受け、知識確認として論証集の使い方講義を聴いたりしたが、それだけである。
卒業後初めての受験では、合格者数維持で、志願者が減少している以上、余裕に合格すると思っていた。実際は、直前期にはあまり勉強ができず、選択科目と短答のブラッシュアップが間に合わなかった結果、足元をすくわれた。もっとも、爆死した科目はなかったため、司法試験の合格自体はそこまでレベルは高くないと実感した。
結果発表時からは、しばらくショックから勉強が手につかなかったが、10月あたりから、敗因分析と今後の学習計画を立て、同期と自主ゼミを行うなどして、学習意欲を高めた。ゼミ以外では、基本7科目のうち、行政法を除く6科目については、旧司法試験の過去問と現行司法試験の過去問を何回も解いた。直前期も、なるべく過去問の問題と解答を読み、論証集の使い方で知識等の確認を行った。現行司法試験の問題をすべて検討できれば理想的であったが、時間的にも精神的にも難しかった。そのため、重要度の高い過去問を峻別し、重要度の低いと考えられるものについては、問題文を読み、答案構成して解答を読むなどにとどめた。2回目の受験のときも、論証集の使い方で知識の確認は怠らなかった。