自己紹介

名前:小林 一基さん
年代:20代前半
属性:学生

受講されていた講座

※現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます。

法曹を目指すきっかけ

学部4年次に環境法のゼミに参加し、そこでアスベストに関するゼミ論文を執筆いたしました。その中で、アスベストを切り口に多様な法律の適用可能性を認識し、目新しい面白さを感じました。したがって、様々な法律の適用可能性の検討が求められる、法曹を目指すことといたしました。

アガルートアカデミーを知ったきっかけや選んだ理由

学部4年8月から学習を開始し、ローの既習試験に全落ちし、数カ月の学習でしたが、独学での限界を感じていました。そこで、予備校を探し、複数の予備校の資料請求をしたうえで比較をしました。その結果、当時、アガルートがもっとも費用が低廉で、テキストもわかりやすそうだったので、こちらを選ばせていただきました。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

インプットばかりに意識が向き、アウトプットを全く行わなかったため、既習試験は悲惨な結果に終わりました。そこで、アガルートアカデミーの講座を受講してからは、アウトプット中心の学習を行いました。重問でアウトプットをしていく中で、知識の定着が図られていくことを実感し、アウトプットこそが最高のインプットであることを実感いたしました。予備試験・司法試験では事例問題が出題されることからすれば、事例検討の中で知識の定着・インプットを図っていくべきであるとの意識のもと、アウトプットを積極的に行っていました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

【基本7科目】総合講義300

まずは、気軽に1週し、法律とはどういうものか、それぞれの科目がどのような事柄を扱っているのかを大まかに理解するようにしました。その後に、論証集や重問を用いて、より明確に論点の理解やあてはめの練習をするようにしていました。

予備試験に合格してから、最近また受講していますが、内容は非常に充実していて驚愕の一言です。テキスト作成後の令和5年・6年度司法試験で出題された論点も大方記載されており、司法試験対策の講座としての完成度は群を抜いて高いです。一度聴くだけではもったいないので、繰り返し聴いて自分のものにしましょう。

【基本7科目】論証集の「使い方」

論証集の行間を解説していただける講座です。あまりに論証集の完成度が高すぎるので、初学者が行間を読むためにおすすめできる講座です。

アガルートの論証集は、多くの受験生が利用しているので、これをマスターしておけば、他の受験生と差をつけられることはないと思います。キーワード→短文→長文の順で理解していくのがおすすめです。このように理解しておけば、問題に合わせて論証を調整するのが簡単になります。

音楽プレーヤーに入れて、通勤・通学の時間に何十、何百回と聞きましょう。

【基本7科目】論文答案の「書き方」

論文の書き方を短い事例問題で学ぶことができる講座です。時々旧試の問題が入ってきますが、論文の書き方としては、どんな問題であっても大きな違いはないことを実感させられます。

この講座を受講している時点では、論文の書き方を完璧にマスターする必要はなく、自分が予備試験・司法試験の現場で制限時間内にどのようなものを書き上げればよいのかを体感する講座として、受講するのがよいと思います。この講座を足掛かりにして、重要問題習得講座へステップアップしていきましょう。

【基本7科目】重要問題習得講座

私の人生を変えたと言っても過言ではない講座です。正直、この問題集と過去問を完璧にしておけば、少なくとも予備試験は問題なく合格できるでしょう。初学者は、1日数問解くのがやっとだと思いますが、学習を継続していけば演習の速度が上がり、最終的には1日に40問、12日で全科目全範囲を1週できる問題集になります。

論点の網羅性が高く、問題提起、あてはめの仕方を学ぶことができるので、高速で回すことで論文の対策を効率的に行うことができます。

予備試験 論文過去問解析講座

重問を解いた後、予備試験の過去問を検討する機会として受講しました。論文式試験は、全科目正味半分得点できれば合格できるので、完全解を目指すのではなく、70分という制限の中で、いかに法的理解を示し、最低限の得点を確保するかが重要になってくると思われます。

そこで、この講座では、実際に問題を解くうえでの思考プロセスや、捨てていい論点を見極め、逆に落としてはならない論点の取捨選択といった、現場感覚を学ぶことができます。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

専業受験生なので、時間は豊富にあったと思います。ただ、法科大学院未修1年次は、予習・復習に多くの時間が割かれるところ、私は割り切って、予習復習を切り捨て、アガルートの講座の受講に多くの時間を費やしました。また、遠方通学をしていたので、通学時間は必ず論証集の使い方講座を電車内で受講し、時間を有効活用していました。

法科大学院の期末試験1週前は、その試験対策に充て、試験が終了次第、すぐにアガルートの講座に戻るという形で進めていました。

直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前期に近づくにつれ、手を出す範囲を減らしていました。

短答は、2週間前からは、過去問の中でも、自分が複数回間違えた問題の演習と六法の見直しのみをするようにしていました。論文は、1週間前までに重問を解き切り、1週間前からは論証の見直しと、苦手な重問の問題のみに集中して、知識の点検に努めました。

直前期は、精神的につらいときもありますが、普段通りの生活を継続することと、法科大学院に行き、友達と話すなどして、精神的に安定させるように意識しました。

試験期間中の過ごし方

直前期に論証の見直しをし、そこで覚えきれていない箇所に付箋をし、試験前にそこだけを繰り返し確認するようにしていました。本番は、周りは全く見ず知らずの人ばかりで緊張し、思ったより集中して勉強するのが難しいです。本番直前に焦らないように、直前に何をするのかを予め決めておき、それだけしか見直すことはしないという意識で臨んでいました。

人は直前で見たことをほとんど覚えていないとの話を聞いたことがあったので、あきらめて、苦手分野の見直しにとどめていました。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

いずれも初受験だったので、短答も論文も感触はよくわからなかったのが本音です。合格率という点では、いずれも20%ほどなので、落ちていても仕方がないとの心境でした。ただ、私は法科大学院2年でして、来年いずれにしても在学中受験ができるという心持ちから、そこまで試験の結果に思い悩むことはありませんでした。

論文式試験合格発表で自身の番号を確認した時は本当に嬉しかったです。法科大学院不合格を多く経験していたので、アガルートを経て、自身の成長を実感し、大きな達成感を得ました。

振り返ってみて合格の決め手は?当該講座はどの程度影響したのか

合格の決め手は、重要問題習得講座です。重問を繰り返し演習し、ここに載っている論点については、ひと通りのことは書けるようになるとともに、問題提起、あてはめの仕方を体得しました。論文式試験では重問に載っていない論点も出題されましたが、重問を参考に、解答を導くことができました。

論文問題集は市販の物はいくつかあります。しかし、いずれも解説が不十分であったり、解答例が付いてないものがほとんどですが、重問はこのいずれも記載されており、論文式試験の対策を十全に行うことができました。

アガルートアカデミーを一言で表すと

司法試験予備校の決定版

受験生に対するメッセージ

予備試験は合格率だけを見れば、合格できないのではないかと不安に感じる試験だと思います。ですが、受かってしまえば、何でもない試験です。自分を信じてがんばりましょう!

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