令和6年 予備試験 合格者の声|アガルートは「試験を制すための武器」 宮本 純和さん
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目次
自己紹介
名前:宮本 純和さん
年代:30代前半
属性:無職
論文式試験順位:54位
受講されていた講座
※現在販売している講座と名称が異なる、また講座が販売終了している場合がございます。
法曹を目指すきっかけ
大学時代弁護士に憧れがあったものの、結局ロースクールに進学せず社会人となった。
社会人となった後、組織的な働き方よりも、専門家として働く方が自分にはあっていると考えるようになった。そこで、大学時代憧れていた弁護士を目指そうと思った。
アガルートアカデミーを知ったきっかけや選んだ理由
アガルートアカデミーを選んだ理由は金額が他の予備校と比べて安かったから。また、マネージメントオプションなどの個別指導も充実しており、サポートの幅も広かったことも理由の一つである。講師の年齢層も比較的若く最新の受験情報に詳しいと感じた。
勉強の方針とどのように勉強を進めていたか
過去問を中心に勉強の方針を立てた。
勉強始めた序盤は講義を聞いてインプットに注力した。講義が進んできた段階で短答の過去問と論文の書き方講座をやり始めた。短答は過去問を本番までに6週終わるように逆算して計画をたてた。短答は覚えるだけでなく理解することを心掛けた。論文は書き方講座を終わった後は重要問題習得講座に取り掛かった。そして重要問題が進むんだ段階で、論文過去問を解き始めた。論文は試験までに過去問を一周は解けるように計画を立てた。
受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)
【基本7科目】総合講義300
総合講義300は基本7科目のインプットを比較的短時間で行えるようになっている。講義内容もコンパクトであり、サクサク進む。講義を聞き終えた段階では講義全体の半分理解できていればいい方である。残り半分の理解は過去問や論文講座を通じて理解できることもあるし、問題を解いてわからない部分だけを再度総合講義を聞けばよい。総合講義はとりあえず一周して全体の流れをつかめば十分で、問題演習に早めに取り組むことが大事である。
短答過去問解析講座
短答過去問を一問一問解説してくれる講義である。予備試験は論文試験が鬼門であるため、短答対策がないがしろにされがちだが、短答試験はかなり難しい。短答の範囲は膨大であり、暗記に頼ってしまってはなかなか覚えられない。そこで短答知識についても理解して暗記の量を減らすことが重要になるが、この点短答過去問解析講座の解説を聞くことで理解できるようになるため、短答対策としてかなり有効である。そして、解説を担当してくれている渡辺先生が大変分かりやすくこれも良い点である。
【基本7科目】重要問題習得講座
アガルートといえば重要問題習得講座である。試験に無事合格することができて、一番試験に役に立った講座を挙げるとすれば間違いなくこれである。重要問題習得講座は予備試験の論文試験の範囲をカバーしている。重要問題習得講座を完璧にしておけば、論文試験で何も書けないといううことはない。確かに応用問題や現場志向問題は出てくるため重要問題に載ってないということもありえるが、それは他の受験生も書けないことである。予備試験は相対試験であり、まずは重要問題を完璧にし他の受験生に書き負けないことが大事である。
学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか
私は専業受験生であったため、時間は自由に取ることができた。時間を自由に取ることができたとしても、実際に勉強ができるかは別問題であり、いかに集中して勉強することができるかが課題であった。私の場合は家で集中することができなかったため、図書館やカフェなど外で勉強することによって、一日8時間くらいは勉強することができていた。まずは、勉強時間を確保し、確保した勉強時間に集中して勉強できるよう自分のペースを掴むことが重要である。
直前期の過ごし方(どのような勉強をして、どのような心構えで試験を迎えたか)
短答の直前期一か月前は、短答の過去問を回すことだけに集中した。短答の総まとめを最後にする感じである。論文の直前期は書くことになれるため、一日一通は論文の答案を作成していた。そのほかは論文過去問の各年度の復習をしたり、重要問題習得講座を回すことで知識面を補強していた。口述の直前期は大島本、定石本、基本刑法を中心に勉強していた。口述の過去問を勉強していた。口述の模試を複数回受けた。口述は喋る試験のため喋る練習をしていた。
試験期間中の過ごし方
短答の試験当日は早めに寝て睡眠をとろうと思ったが、前日寝れず、真剣本番はかなり眠たい中受けることになった。睡魔があるとパフォーマンスがかなり落ちるため、試験前日は勉強をほどほどにしっかり睡眠をとることが大事である。論文は一日目の前日は4時間くらいは寝ることができた、試験前日は試験の準備、一日目の後は疲れがあるためほとんど勉強できなかった。論証を確認するくらいであった。口述試験は試験が浦安にあり新幹線で移動が必要になるため、試験前日は早めにホテルに行き、試験会場を下見しておいた。
受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち
短答試験については、試験当日から速報が出るため試験の問題用紙に自分の解答を記録しておくことで合否がすぐに分かった。論文試験は試験が終わって自分が合格しているかどうか全くわからなかった。論文が受かっていれば口述の勉強をしなくてはならないし、落ちていれば来年の勉強をしなければいけないが、受かっているかわからないため勉強が合格発表まで手につかなかった。降り返ってみれば論文に受かったときが一番嬉しかった。
振り返ってみて合格の決め手は?当該講座はどの程度影響したのか
合格の決め手はすべての科目について理解を大切にしたことだと思う。私の場合は論証を暗記するということはなく、私見本番も論証を完璧にこたえられる状況ではなかった。一方で論点について何故その答えになるかということについて理解していたため、私見本番で応用問題が出てきても原理原則から答えることができた。アガルートの講座は試験に大変役立った。試験に出てくる知識はアガルートの講座で十分だったと思う。あとは試験になれるため過去問をといたり、理解を深めるため基本書を読むことは必要になる。
アガルートアカデミーを一言で表すと
試験を制すための武器
受験生に対するメッセージ
受かるかどうかはわかりません。でも、変わらない人生を続けるのではなく、試験という戦いに挑戦をする、その選択をすることが勇気ある行動であり素晴らしいと思います。試験に挑戦することを決めたなら後はやるだけです。頑張ってください。
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