自己紹介

名前:小野澤祐大さん
年代:20代前半
属性:大学生

受講されていた講座

法曹を目指すきっかけ

自分が法曹を志した理由は、大きく変動する現代の社会の中で、法律により多くの人の生活を支えたいと考えたからです。自分は現代社会は大きな時代の転換点にあると考えます。そのような現代社会においては多くの企業や個人が様々な問題点に直面することが想定できます。そこで自分は法律によりこのような企業や個人のサポートを行うことにより、そこで働く人々や個人の生活を支えたいと考えるようになりました。

アガルートアカデミーを知ったきっかけや選んだ理由

自分がアガルートアカデミーを選んだ理由は、アウトプットを軸にカリキュラムが組まれている点です。自分は大学受験の際から、ただ講義を理解して理解することが苦手でした。なので、なるべく講義を早く終わらせて、重要問題習得講座等のアウトプットにすぐに移行できる点が自分合っていると思い、アガルートアカデミーを選びました。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

自分は、重要問題習得講座及び過去問を軸に、勉強を進めていました。総合講義、書き方を終えた後に、重要問題習得講座に入りましたが、1、2周目はほとんど分からなかったので、問題と解説を読んで、論点と条文を確認しつつ、アウトプットをしながらインプットを行うというイメージでした。

3周目以降は徐々にわかるようになったので、答案構成をし、論点抽出・論点の条文との紐づけ・論証を言えるかという点を中心に確認を行っていました。

そして、過去問については、起案をし、重要問題習得講座同様の観点の確認はもちろんの事、事実引用を中心に確認を行いました。過去問は、解けずに落ち込むこともありましたが、市販の再現答案を見るなどして、相場観を確認し、過度に落ち込まないようにしました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

自分は、大学生であったため、比較的、勉強時間を取ることができました。

まず、朝起きた後に、前日に覚えた定義や論証を再確認し、記憶の定着に努めました。そして、本番に合わせて、なるべく早い時間に起案をしました。そして、残った時間で重要問題習得講座に取り組むというルーティンでした。

勉強時間をできるだけ確保するために、移動中にも論証集を聞いたり、短答を解いたりしていました。

また、学習に邪魔なものをできるだけ排除するために、持っていた某ゲーム機を売り払いました。

直前期の過ごし方

短答の直前期は、短答頻出の分野の再確認を行うために、頻出分野の過去問を解きました。結果的にそこで確認した知識が活かせた部分があり、得点向上につながりました。また、論文の直前期は、基礎知識の確認と、本番の答案戦略を練るために、合格答案を分析し、相場観を確認しました。

本番前はどうしても不安になり、新たな知識に手を出してしまいがちですが、中途半端な知識は論文では通用しないため、100%の知識となるように、重要問題習得講座と論証集を中心に基礎知識の制度を高めることに注力しました。

また、本番ではどうしても不安になり、いろいろなことを書きたくなることを想定して、合格者はどのくらいのことを書いているのかを分析し、本番で無駄なことを書きすぎないような対策をしました。

試験期間中の過ごし方

論文試験の本番には、論証集を会場に持っていき、直前の時間には、論証の再確認を行いました。結果的に、商法は直前に再確認した論点が出題され、論証を瞬時に吐き出すことができた結果、当てはめに時間を割くことができ、高評価を得ることができました。

また、1日目の終了後に帰宅した後は、2日目の民事実務基礎対策として、要件事実の再確認をしました。その後は、1日目の疲労感が思ったよりも大きかったので、早めに就寝し、次の日に備えました。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

初日の憲法、行政法の手ごたえが悪かったため、刑事系や商法の手ごたえは良かったものの、合格と不合格の当落線上だなと感じました。ただ、途中答案もなく、すべての科目で最後まで書ききったため、合格の可能性は一定程度あるなという風に感じていました。

合格した時には、とてもうれしく、思わず声を上げてしまいました。

ただ、1か月後には口述試験が控えていたため、喜びはすぐに消え去り、口述への不安が襲い掛かってきました。

最終合格の際はほっとしたとともに、アガルートの講師の方をはじめ、合格に導いてくれた方への感謝の気持ちがありました。

振り返ってみて合格の決め手は?それに、当該講座はどの程度影響したのか

合格の決め手は、重要問題習得講座の繰り返しと、マネージメントオプションによって変な癖がつかずに論文を書くことができた点にあると思います。

重要問題習得講座を繰り返すことにより、基本的知識を習得でき、みんなが書くことを当たり前にそして周りより少し精度を高く書くという論文試験において最も重要な点を満たすことができました。

また、初期からマネージメントオプションにより、講師陣の添削や解説を受けることにより、論点をただ張り付けるだけの答案のような、答案の書き方の癖をつけずに最後まで来ることができました。

アガルートアカデミーを一言で表すと

恩師

受験生に対するメッセージ

予備試験は、3%という合格率から、過剰にハードルが高くみられがちです。確かに、基礎力が少しでも欠けていれば合格は難しいと思います。しかし、逆に言えば、基礎力をしっかりと担保すれば、合格可能性は高くなると感じます。なので、ハードルを高く設定しすぎず、基礎を確実なものにするという意識を持っていただきたいです。

また、論文のA答案のハードルはあまり高くない(刑事系を除く)ことを理解するためにも、合格答案を分析することもおすすめです。そうすれば、おのずと基礎を確実なものにすれば十分だということを理解できると思います。一方短答についてはなめられがちですが、油断すると簡単に落ちるので、少しハードルを高く設定することをお勧めします。