令和5年 予備試験 合格者の声|復習をしっかりすることが大事 G.Yさん
本ページにはプロモーションが
含まれていることがあります
自己紹介
名前:G.Yさん
年代:20代前半
属性:大学3年生
受講されていた講座
アガルートアカデミーを選んだ理由
学部3年生になり、試験について真剣に考える必要があるタイミングで、良いアウトプット教材を探していたところ、当時「重問」が話題になっていたことからアガルートさんの講座を受講することを決めました。また、値段についても他の予備校よりも安かった点も決心を助けました。
合格体験記
論文対策
私が予備試験の受験を決意した段階では、既に論文式試験まで10か月しかなかったので、効率よく学習を進める必要がありました。そこで、合格者のブログやSNS、合格体験記を参照したところ、アウトプットをメインにし、そこで足りなかった知識をインプットにより補充する方法が有効であることを知りました。これに倣い、まず重問の模範解答を全科目写経することにしました。今考えるとコスパはよくないとは思いますが、この勉強法によって、「三段論法の徹底」「規範の暗記」「典型論点の把握」という論文式試験における必要な能力を養うことができました。(今から考えれば、写経はせずマーカーを引く等にとどめると思います)
2週目以降は、丁寧めの答案構成をし、慣れてきた4週目以降は脳内で答案構成をして解答を見ることとし、早く周回する点に重きを置くようにしました。参考としては、全科目の重問を7周はしたと思います。もっとも、この数はあくまで参考であって、前述した3点の能力を獲得できれば、3周とかでもよいと思います。
また、実務基礎科目については、アガルートさんの合格者インタビューにおいて、インプットと過去問を行うことで足りるという話があったので、それに従い、「実務基礎科目対策講座」を何周もして知識をいれたあと、過去問を起案するという学習方法をとりました。
基本7科目の過去問の検討については、短答式試験の前3か月ぐらいから、一日一通起案するようにし、全年度分(12年分)起案しました。これは、短答に集中しすぎると論文の能力が落ちることが予想されたため、その対策としてなしたものです。
短答対策
短答対策については、アガルートさんの講座はとっていなかったので、市販の問題集(短パフェ)を何周もして過去問をとき、また基本書や百選を使って知識を補完していました。時期としては、短答式試験の3か月半前ぐらいの4月1日から、勉強時間のほとんどを短答式の勉強に充てていました。短答に受からなければなんにもならないので、割としっかり対策したと記憶しています。
口述試験
先輩合格者の方々の例にもれず、論文に受かっていると思っていなかったので、その発表日から勉強を開始しました。もっとも、令和5年からは発表から口述試験まで1か月あるので、十分勉強できたと思います。勉強としては、再現答案を見ること、実務基礎科目、刑法各論の知識、刑事手続きの知識を容れること等を行いました。口述に関しては、周りがやっていることと同じことをするのが大事だと思います。
個人的な感想
短答式に合格することはとても大事です。世間では短答をなめている風潮がありますが、これに落ちたら何にもなりません。私もこれが怖くて、3か月半をかけてしっかりと対策をしました。
論文については、形式を死守することが大事であると考えます。形式とは、原理原則を示したうえで、論点につなげること(民法等)、三段論法を守ること等を言います。
実際、僕も多くの科目で論点落とし・間違いをしましたが、上記の点が守られていたからか、思っていたよりも評価が高かったです。
後は、全体として、復習をしっかりすることが大事だと思います。僕はその日の勉強内容を大学ノートにまとめ、寝る前と翌朝に見ることで定着を図りました。
恐縮ではございますが、平凡順位合格者の一意見として、参考にしていただければと思います。