自己紹介

名前:S.Kさん
年代:20代前半
属性:大学4年生

受講されていた講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

私は予備試験対策の入門講座は他の予備校のものを受講していたのですが、特に論文の書き方について伸び悩んでいました。そこで、主にSNSで論文対策について情報収集をしたところ、アガルートの「重問」が良いという意見を多数目にしたため、重要問題習得講座を受講することにしました。

合格体験記

私は予備試験に短答で3回落ちており、4回目でようやく最終合格できました。そのため、最も苦労したのは短答でした。ネット上では短答通過は当たり前という風潮がありますが、かなり難しい試験だと思います。

まず、短答対策で重要なことは、アウトプットとインプットを偏りなく行うことです。1回目は練習で受けたにすぎないので省略して、2回目の時は過去問演習で解く問題を正答率の高い問題に絞ったためアウトプットが不十分であったことが原因であると思います。そして、3回目の時は過去問を全部解いたのですが、それに対応するインプットが不十分であったことが原因であると考えられます。そこで、4回目の時は過去問を全部解くことは前提として、条文素読を取り入れて日頃から何度も素読をしました。特に、民法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法は条文知識がそのまま問われる問題が多いので効果的でした。過去問はすべて解くべきです。なぜなら、過去問と同様の問題が繰り返し出題される可能性はありますし、より多い問題に触れることにより本番において対応できる可能性が高くなるからです。

次に、論文対策では重問と過去問を中心としていました。重問は主に論証の理解や記憶などのインプットのために使いました。科目によっては異なりますが、およそ3~4周軽く答案構成をする程度です。過去問は全年度分を基本的には答案構成をして、直近5年分ほどは起案しました。

最後に、口述対策は、民事では大島本で要件事実を暗記して執行保全の手続きを理解・記憶し、刑事では基本刑法を3~4周して条文素読で手続きを理解・記憶しました。これに加えて、口述模試と過去問を利用して口頭で答える練習をしました。