自己紹介

名前:櫻木智英さん
受験資格:法科大学院卒業

受講されていた講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

私がアガルートアカデミーの受講を選択した理由は、予備校選びに迷っていた際、総合講義といった講座内容や講義内容に対する、司法試験合格者や、既にアガルートアカデミーを受講している方々の評判がとても高く、その客観的な信頼性の高さに興味を引かれたことがきっかけでした。

その後、YouTubeでのカリキュラム説明動画や、HP等でサンプルテキストを参照していく中で、「フルカラーテキストで視覚的に見やすく、かつ合格に必要な知識がコンパクトかつ必要十分に記載された良質なテキスト」、「通信教育に特化した学習環境の充実」、「クオリティに対するコスパの良さ」という点に魅了され、自分が司法試験1発合格するためにはこの予備校しかないと感じたことがアガルートアカデミーを選んだ理由です。

特に、純粋未修で入学し、絶対に1発合格を果たしたいと考えていた私にとっては、司法試験の合格のために必要十分な知識を合理的・効率的に修得できるアガルートアカデミーの講座の特徴は非常に魅力的でした。

合格体験記

私が受講した各講座はどれも1発合格には欠かせない魅力的なものばかりでしたが、厳選して挙げるとしたらなんといっても「総合講義300」、「論証集の使い方」、「重要問題習得講座」の目玉3講座です。この3講座には学習開始から直前期まで大変重宝しました。

まず、総合講義300は、なるべく速く1周聴き終えることを目標に取り組みました。講義を聴く上で理解が不十分だなと感じた部分があったとしても該当ページに付箋を貼り、すぐに復習ができるようにするにとどめ、とにかく先に進むことを意識しました。結果的に、重要問題習得講座や過去問解析講座等で事例問題を解いていく中で、何度もテキストを復習しているうちに自然と理解ができるようになったのでこのやりかたは正解だったと思います。

論証集の使い方では、講義をまず聴き、絶対落とせないワードとそうではないワードを峻別したうえで、絶対落とせないワードについては、赤マーカーを引き、視覚的に何度も見返せるようにしていました。また、私は電車通学で、特に朝は電車内が混雑し、テキストが開きづらい環境にあったので、科目毎に音声ダウンロードをし、電車通学中は何度も何度も往復して聞くことを意識しました。また、論証集には記載されていないが、過去問にて出題され、過去問解析講座テキストの参考答案に記載されている論点論証も論証集に書き込み、その論点の出題年度も記載したり、過去問解析講座の参考答案を見て、あてはめにおいて参考になる点(考慮要素や評価の仕方等)をメモするなどして、論証集を開けば、同時に過去問を出題趣旨や採点実感も含めコンパクトに確認・復習できるようにカスタマイズしました。このように論証集を第1次的な一元教材にするやり方は効率的に学習を進めるうえで非常に有意義なのでおすすめしたいです。

重要問題習得講座は特にインプット段階からアウトプット段階において非常に重宝した講座です。これも総合講義300と同様に、まずはなるべく速く1周解き終わることを目標としました。したがって、問題文をみたら、フル起案はせず、必要となる条文、論点を紙に軽くメモし、頭の中で論証をはき出せるか確認し、その後解説・答案例を確認するという流れを徹底しました。答案例では当事者の主張を青、問題提起をオレンジ、法規範を赤、あてはめを黄、結論を緑のマーカーで使い分けてマーキングすることで、視覚的に法律答案の骨組みを定着できるように工夫しました。1周したら、あとはより高速に論点の抽出およびあてはめができるかを頭のなかでサッと確認し、よくできた問題とすぐできない問題とに分け、メリハリをつけて学習しました。この高速性重視の学習法により、最終的に各科目10周以上は行うことができ、問題の冒頭文を読めば、必要な条文や論証が自然と思い浮かべることができる程度に定着させることができました。

上記のように、高速性の重視、論証集への知識の一元化および使い倒しが純粋未修である私が1発合格できた最大の要因であると実感しています。