自己紹介

名前:細川隆之介さん
受験資格:法科大学院卒業

受講されていた講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

2022年司法試験の不合格(9月発表)後、翌年の合格へ向けた勉強方法に悩んでおりました。合格に足りなかった点数は僅かであり、2023年の試験は試験時期が7月へ変更されることから多少は時間的余裕があったため、即座に根詰めて勉強するよりも、しっかりと戦略を立て直してから勉強をすることを考えておりました。

まず、今まで使っていたような内容が古くなりつつある教材を使い続けるよりも、教材を一新した方が良いと考えました。一方で、2022年の試験で主に足を引っ張ったのは、短答であり、論文は極端に点数が悪かったわけではなかったため、無闇に新しいテクニック等を習得する必要は無く、短答の点数を伸ばしつつ、基礎知識をしっかりと固めて論文の水準を維持することが重要と考えました。

このような私のニーズには、講義時間がコンパクトで反復学習に適しており、価格も他の予備校等と比較してそこまで高いわけではないアガルートの講座が最適でした。

合格体験記

私の場合、1回目の受験で合格に足りなかった部分を埋めていく作業が合格への最短ルートであると考えていたため、基礎知識を固めることに重点を置きました。そのため、私が学習の中心に据えたのは、総合講義テキストです。

最初は、総合講義100を適宜巻き戻し等をしながら全科目じっくりと取り組みました。その後は、科目ごとに、論証集の使い方で一気に全体像を復習した上で、重要問題習得講座に取り組みました。短期間で学習をする必要があったため、重問では、問題文を分析する力の養成に主軸を置き、答案構成等は最低限にとどめました。重問を一周した後は、基本的に総合講義テキストを何度も繰り返し通読し、実際の試験での出題のされ方や回答方法に不安があるところを、論証集や重問で確認する、つまり、論証集や重問を辞書代わりに使うような感覚でした。

短答の勉強も、まずは総合講義テキストを基本とし、時間的余裕がある時に短答知識完成編で短答プロパー知識を補充していくという方法を採りました。

このように、2022年9月の不合格の後、やや時間をかけて戦略を練り直し、2022年11月初旬から試験直前まで総合講義テキストを中心に反復的学習を続けたところ、無事に2023年の司法試験に合格することができました。