自己紹介

名前:K.Mさん
受験資格:法科大学院卒業

受講されていた講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

1予備校受講の決断をするまで

私は、大学3年次から本格的に法曹を目指し始めました。そのため、大学1年次から法曹を目指し、勉強している方との間には圧倒的な差があり、その方々に早く追いつかなければならないという焦りがありました。大学には、法曹を志望する方向けの講座が用意されておりましたが、講義スケジュールが決められており、授業の合間など空き時間を使って自分の都合に合わせた勉強を進めることができませんでした。他方、他人の都合に左右されない独学での司法試験攻略は私には非効率であると考え、予備校に通うことを決断しました。

2アガルートアカデミーを選択した理由

私は、①その予備校に実績(合格率)があること・講師の評判が良いこと、②講座をオンラインで受講できること、③講座の時間・テキストがコンパクトであること、④費用が抑えられていること、を一つの選択基準として設定しました。

私が予備校探しを始めたのは2018年頃であり、その頃のアガルートアカデミーは設立から日が浅かったものの、当時から圧倒的な合格率を有しており、既に注目が集まっていました。その理由の一つとして工藤講師の講義が司法試験攻略に必要十分な知識を凝縮した超効率的なものであったからだと思われます。また、他の大手予備校と異なりアガルートアカデミーは、完全オンライン学習を前提としている点、予備校検討者には有難い費用が極めて抑えられている点も一因をなしていると思われます。金銭的余裕があまりない学生にとっては、極めて魅力的なイベントやキャンペーンが様々行われていたのも魅力的でした。加えて、当時、インプット講座としては総講義300と総講義100が用意されており、講座の時間・テキストがコンパクトであることも私の理想を満たしました。

そのため、私はアガルートアカデミーを選択しました。

合格体験記

1司法試験攻略のために必要な能力を習得するという意識

司法試験は、資格試験であるということを自覚して学習することが肝要です。すなわち、司法試験を攻略するためには、当該問題について、効率的に得点をし、合格点を得る必要があります。判例を読んでいる際、漫然と判例を一つの知識として学ぶにとどまらず、その判例を答案でどのように活用するのか等を常に意識して日頃から学習する必要があります。

また、人によって苦手な分野(得点が安定しない分野)、得意な分野があると思います。苦手な分野(得点が安定しない分野)については、なぜ得点が安定しないのか(得点できないのか)、を正確に分析し、資格試験である以上、効率的に点数を獲得することができるように軌道修正を施す必要があります。

もっとも、司法試験受験生には、この自己分析をすることが得意でない人が非常に多い印象があります。その原因の一つとして、中学・高校・大学受験などと異なり、法学には明確な解が存在しない場合が多い点が挙げられると思われます。

しかし、法学に明確な解が存在しないことと司法試験で点数を獲得することができるということとは必ずしも結び付きません。そのため、あくまで資格試験である司法試験において確実かつ効率的に点数を獲得することができるよう勉強方法を修正する必要があります。これが資格試験たる司法試験を攻略するための重要な意識だと思います。

2典型問題を確実に正解し、得点するという姿勢

現行の司法試験では、いわゆる典型論点の設問と、現場思考型の設問・非典型論点の設問とが出題されることが多い傾向にあります。このうち、後者については、大抵の受験生は、司法試験委員が出題の趣旨で求めているような適切かつ十分な論述をすることは見込めません。また、ある特定の分野については出題の趣旨に沿った論述をすることができたとしても、他の分野についても同様なことが言えるとは限りません。

つまり、このような現場思考型の設問・非典型論点の設問を得点源にすることは非効率であると言えます。そこで、司法試験を戦略的に攻略するためには、事前に準備をすることができ、どのような問題形式であっても比較的融通が利きやすい典型論点の設問を確実に正解し、得点するという姿勢が最も重要なのです。