自己紹介

名前:A.Nさん
受験資格:法科大学院卒業

受講されていた講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

法科大学院で成績の低迷に悩んでいた私は、打開策を求めて、成績優秀なクラスメートを捕まえて相談しました。その友人(そもそも優秀な努力家ではあったのですが)は、法科大学院の授業に加えてアガルートの講座を受講していることを教えてくれたので、自分でもリサーチして受講を決めました。

オンラインで受講できるため、授業と両立できること、また動画の音源を簡単にMP3でダウンロードできるため、長い通学時間や家事の時間(主婦兼学生でした。)を有効活用できることが魅力でした。もちろん理由はそれだけではありません。アガルートの教材は最高裁の調査官解説等に当たって正確さを重要視して作成されていると聞いたこと、また網羅性が高く、アガルートの教材に掲載されていない事柄が司法試験の本試験で出た場合は、他の受験生も知らないような事柄であり現場思考的な問題である可能性が高いから、とにかくアガルートの教材をつぶしておけば試験対策として必要十分であると聞いたことも決め手になりました。家事との両立で十分な勉強時間がとれなかった上、基本書のどの部分をどの程度勉強すればよいのかわからず、メリハリをつけずにべたっと勉強していた私に必要な講座群であると確信しました。

合格体験記

法科大学院への通学に時間がかかったこと、また子育て・家事と勉強の両立で、とにかく可処分時間が少なかったのですが、例えば通学中や料理や掃除をしている間は耳が空いていました。そこでアガルートの講座をMP3形式でダウンロードしたファイルをICレコーダに入れ、隙あらば聴いていました。テキストを読んだり、起案をしたりする時間はあまり取れませんでしたが、録音を倍速で繰り返し聴くことでかなりの部分が頭に入りました。アガルートの講師の先生方の講義は、暗記すべき内容ばかりでなく、理由や考え方の筋道も示してくださっていたので、聴くだけでも知識と考え方が身に付いていったのかと思っています。

時間ができたときにはテキストを読みました。普段から繰り返し聴いているため、録音になかった情報がテキストに入っている場合でも「録音ではこのことを話していたのか」とすぐに理解ができました。また文字情報との相互作用で、さらに理解が深まった気がします。

このような勉強方法でしたので、合格までに多くの年数がかかってしまいました。しかし最終的に合格できたのは、やはり講義内容が優れていたからだと思います。