令和5年 法科大学院入試 合格者の声|地道なごく普通の勉強を繰り返し基礎基本の理解を徹底! 一石 悠伍さん
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自己紹介
名前:一石 悠伍さん
年代:20代前半
属性:大学生
合格した法科大学院名:京都大学・大阪大学・立命館大学(既修)
受講されていた講座
アガルートアカデミーを選んだ理由
値段も伊藤塾ほど高くはなく、SNS等でアガルートの講座を用いて司法試験に合格した人を良く見かけたから。インプット講義も300時間という長すぎるわけでもなく、テキストも整理されていて見やすいのが良いなと思ったから。
合格体験記
京都大学に合格した方法について述べていきます。
京大は総合点の約4割が書類点、約6割が筆記点(法律科目7科目)です。
以下では、1.書類点の部と2.筆記点の部に分けて述べていきます。
1.書類点の大半は「専門科目のGPA」により判断されます。京大の書類点は、内部生と外部生であらかじめ15点ほど差がつけられているため、書類点において、外部生は優秀な内部生に勝つことはほぼ不可能です。したがって、意識すべきは「他の外部生にハンデを与えない程度に、専門科目の成績を確保すること」にあります。目安は立命館生であればGPA4以上です。学部時代から学部成績でA、あるいはA+をできる限り目指す必要があります。2.で記述しますが、京大は筆記点が偏差値方式で計算されているため、筆記点で巻き返すことは極めて困難です。したがって、原則として、1.の書類点がどれくらい取れているかにより合否が決まります。GPAが4以上ないと、他の「外部生」にハンデを与えることとなりますので、まず、皆さんは専門科目の成績をできる限り上げていくことを目指していきましょう。私はGPAが3.5ほどしかありませんでしたが、かなり書類点の評価が低かったです。では私のようにGPAが低い者がどのようにして筆記点において高評価をとることができたのか。2.で述べていきます。
2. 書類点が低かったからとはいえ、合格可能性がないわけではないです。筆記点は上述の通り偏差値点でつけられ、6割が合格者ボーダーとされます。したがって、私のように書類点が低くても、7科目全て6割評価の答案を揃えれば京大に合格できるわけです。6割評価の答案はそれほどレベルの高い水準ではなく、皆が書けてることを書けてあれば6割はつくイメージです。京大は「どの論点が書けたか」というよりは基礎基本の理解(=原則論、問題の所在の理解、理論の一貫性)及び文章力・答案構成力に点の比重が置かれてる気がします。つまり、答案例や論証集を丸暗記するだけじゃなく、「ちゃんと基本書を読んで勉強してるか?」ということを問題を通じて受験生に問いたいのだと思っています。したがって、皆さんが日々勉強する際意識すべきことは、日々の授業を大切にし、疑問が生じれば先生に質問を行い、仲間と議論する等を繰り返すことで上述した基礎基本の理解を徹底することです。そうした地道なごく普通の勉強を繰り返すことで自ずと合格は見えてくるはずです。