自己紹介

名前:瀧田 洸さん
年代:20代前半
属性:大学生
合格した法科大学院名:早稲田大学・中央大学(既修)

受講されていた講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

私は法学部に在籍していたものの、ほとんど授業には出席せずに怠惰に生活していた上、本格的に勉強を始めたのが受験する年の一月(入試は9月30日・10月1日)で時間がなかったので、300時間で全科目の知識を確認できるアガルートの講座が魅力的だった。

合格体験記

総合講義300

1月に学習を開始し、3ヶ月で全部(300時間)を聞き終わる予定であったが、正直講義を聞いているだけではその場では納得できても記憶に残っている感覚が薄く、しかも学習計画的にもかなり遅れが生じて3ヶ月で聞き終わることができなそうだったので、全く知識がない会社法・刑訴法のみ1週目だけを視聴し、残りの科目は問題演習(重問)→答え合わせ→わからなかった部分のテキスト(総合講義)を読む→それでもわからなかったら当該部分の動画を視聴するといったように、限定的な使い方をした。

問題演習について

ほとんどの学習は重要問題集の演習に終始した。やり方としては科目ごとに配点や自分の状況(理解の度合い・試験までの残り時間)を踏まえて演習量や範囲を決定した。以下、科目ごとの演習方法である。

・民法

すべての問題を2周+頻出分野や苦手な問題を3周目に行った。1周目はほとんど何の知識もない状態だったので、一周目は答案構成を六法を引きながら答案構成をほとんど写経のように写し、わからない部分・回答例だけでは納得できない部分は総合講義のテキストで調べた。二週目以降はなるべく答案を書くようにして、特に添削がある答案は書くようにした。さらに重要度A以上の論証についてはキーワードにマーカーをして、アプリで単語帳を作り暗記した。

・刑法

刑法に関しては基本のキからわかっていなかったので、まずは刑法答案の型を学び(法律の基礎知識講座)、そこから学習を開始した。ほかはほとんど民法と同様。

・憲法

憲法は学習を始めたのが本当に遅かったので、過去10年ほどの早稲田の過去問の出題範囲を確認して、その範囲のみを重点的に行った。ほぼ一周しかしていない。

・刑事訴訟法

これも過去問の検討を行い、捜査法と伝聞に重点をおいて重問の演習をした。論証の暗記等については民法の学習方法と同様。

・民事訴訟法

民事訴訟法に関しては、自分が民事訴訟法のゼミに所属していたことや、第一志望の早稲田の出題傾向がかなり限られていたことから、最初から過去問の演習を行った。答え合わせに関しては、アガルートの解答例と『読解民事訴訟法(勅使川原和彦)』を活用した。

・会社法

会社法に関してはほとんど知識がなかったので、まずは総合講義の一週目だけ、内容を覚えようとせず、会社法のイメージをつかむことだけを目的として主張した。その後重問をすべて行うのは負担が大きかったので、「論文答案の書き方」のみを演習した。

総括

自分は学習を始めたのが遅くかつ、基本的に怠惰なので、なるべく最低限の内容を固めることを第一優先に学習を行った。個人的には問題演習で知識を増やしていくこと、過去問の傾向を検討することで分野ごとに優先順位を決定して学習できたことがよかったと思っている。