自己紹介 

名前:磯野 智資さん
年代:30代
属性:法科大学院 既修2年(東京都立大学法科大学院)
論文式順位:34位

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

アガルートアカデミーを選んだ理由

全ての講義が収録済みの動画で配信されているからです。私は、1科目ずつ進めるのではなく、毎日7科目を同時並行的に進めていくという方法を採りましたが、これはアガルートが全科目の講義を動画配信していたからこそ実現できた方法でした。また、自分のペースで自分の好きな時間に学習を進めることができた点で大変効率的でした。
テキストは簡潔に重要なポイントがまとめられていて知識の整理に役立ちました。もっとも、初学者はテキストの行間の理解を補充する必要があります。私は、講義を聴きながら付箋を貼ってメモをとりテキストを補充していきました。全部聴き終わった頃には全科目付箋だらけになっていました。私は、勉強が進んだ後もこのテキストを何度も読み返し理解の定着を図りました。
また、勉強が進んでからテキストを改めて読むと、一行にとても深いことが書いてあることが分かったりして、新たな発見があります。
独学の人もロースクールの人も総合講座300をとることをおすすめします。

合格体験記

私は、独学でロースクールの既修に合格しましたが、入学前にきちんと全体の勉強をしておきたいと思い、選んだのがアガルートの総合講座300と重要問題習得講座でした。
ロー入学前に、全体像と基礎的な知識を身に付けることができたので、ローでは応用問題を考えたり、深い理解を肉付けしていくような学習をすることができました。私は、ロー入学後は、基本書通読やローの授業の予習復習、予備試験・司法試験の択一・論文試験過去問を含む問題演習を中心とした勉強をしていましたが、アガルートの総合講座で基礎固めをしていたので、基本書の通読やローの予習復習の負担は軽く学習がはかどりました。
択一は暗記ではなく理解で(論文を解くのと同じ頭で)解くことを徹底しました。
私は論文を書く練習のようなものはしませんでしたが、基礎の理解がしっかりしていたので論文もすぐに書けるようになりました。論文は、要件効果、三段論法、正確な定義と規範だけ意識してあとは自分の思考過程を自分の言葉で言語化するイメージで書いていました。
もっとも、とにかく時間がなかったため、実際に起案したのは数通だけで、答案構成だけしてより多くの問題を解くことに注力しました。そのうち答案構成を書く時間も勿体なくなり、頭の中で答案構成をしていました。予備試験、司法試験、旧司法試験(平成以降)の過去問と主要な演習書の問題はだいたい解いたと思います。
ロー入学後も疑問が湧いたり理解が不十分な箇所があればその都度総合講座のテキストと自分の書いた付箋メモを読み返していました。もしアガルートの総合講座をやっていなければ、このような効率的な学習はできなかったでしょう。
おかげさまでロー在学中に予備試験に一発合格することができました(論文34位、口述3位)。また、ローでは2年間トップの成績をとり首席で修了しました。
法律の勉強は基礎がすべてです。基礎がしっかりしていればそこに肉付けして短期間で予備試験、司法試験合格レベルまで実力を上げることができます。
独学の方も、ロースクール入学予定の方も、総合講座300でしっかりと基礎固めをすることをおすすめします。
ここでインプットをおろそかにせず、正確な理解を身に付け法的思考力を涵養すれば、アウトプットは相当楽になります。