自己紹介 

名前:T.Hさん
年代:20代
属性:法科大学院 既修2年(千葉大学大学院専門法務研究科)

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

アガルートアカデミーを選んだ理由

一つは、私は時間的制約から予備校に通学するのが困難で、通信に頼らざるを得なかったところ、アガルートが通信のみで完結できるカリキュラムになっていたことが挙げられます。  
私がアガルートを利用し始めたのは学部3年の頃でしたが、当時通信で完結できるカリキュラムでかつ良質なコンテンツを有している予備校は多くありませんでした。他の予備校は通学生の教材を流用した通信向けになっていない教材を利用しているものや、通信で完結していても教材の質が低いものが多かったのです。  
その点、アガルートは通信を前提としたカリキュラムになっており、かつ工藤先生が中心に作成された良質な教材が提供されていたためアガルートを選んだ次第です。  
また工藤先生の論証集が利用しやすかったことも挙げられます。  
学部3年当時、既に工藤先生の評判は人口に膾炙していました。そこで私も工藤先生の『合格論書集』(法学書院)を利用してみたところ非常に使いやすかったので、ぜひアガルートを受講して本格的に工藤先生の論証を使って勉強したいと考えました。

合格体験記

令和4年の予備試験に挑戦することを決めたのは、その年の1月でした。
訳あってローの授業が半年間数コマだけになり、勉強のモチベーションを保つ必要があると感じたからです。  
まずは、1月から短答試験まで短答の練習に全力を注ぎこみました。ロー生の予備試験受験者は、論文の合格率は一定程度あるものの短答合格率は低いというデータがあったので、とにかく短答通過しなければという思いがあったからです。  
具体的には、アプリを使用して、短答過去問の演習を繰り返し、間違えた問題の解説を理解することに注力しました。  

短答試験終了後、自己採点をしたところほぼ確実に合格点に達していたので論文対策を始めました。  
時間がなかったので直近5年分の全科目の過去問をできるだけ本番と同じ時間で解くことで、論文試験に慣れようとしました。そして演習の復習の中で、派生論点も含めて基本書を読み直すなど知識の復習に努めました。  
選択科目は、司法試験の過去問を使って同じことをしました。  
解くべき過去問を解き終わったのがだいたい本番1週間前でした。 そこで本番までは、重問などをまくって各科目の論点や論証を総復習していました。  

論文試験終了後、しばらく勉強のやる気が出ず、遊びや他の資格試験の勉強にかまけていましたが、9月くらいから口述対策を始めました。  
具体的には、同じローや修習生の友人に口述再現を使った練習に付き合ってもらうなどの対策をしていました。  
それでも本格的に口述対策に取り組み始めたのは、論文試験合格発表後であり、口述試験で求められる知識の質の水準が想定より高いことに愕然としつつ焦って勉強しました。  
それ以前からやっていた口述対策の継続のほか、何も見ずに訴訟物や要件事実を答える練習や刑法の構成要件の総復習などをしていました。  
なんとか間に合ってよかったです。

アガルートアカデミーの講座について

私は、論文答案の「書き方」講座と重要問題習得講座を受講しました。
前者は、論文をあまり書いたことない段階で論文の書き方や論文対策のやり方を学ぶのにうってつけの講座でした。  後者は、旧試やロー入試の過去問などを題材としているため、論文に必要な基本論点の学習に最適でした。また論証の一つの完成形として工藤先生作成の模範答案に当たれるのもよかったです。