自己紹介

名前:T.Sさん
年代:20代
属性: 学生
受験資格:法科大学院卒業(中央大学法科大学院)

受講されていた講座

総合講義100

論証集の使い方

重要問題習得講座

経済法3講座パック

短答知識完成講座Ⅰ

刑法事例演習教材解析講座

事例問題から考える憲法解析講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

法科大学院卒業後の司法試験は短答式試験での不合格となってしまったので、その時点ですぐに翌年の合格に向けた再スタートを切る必要があった。

それまで自分はいわゆる予備校を利用していなかったので、有名な他社との比較を行ったところまずはアガルートアカデミーの金額の安さに惹かれた。

まずはいつでも自分のタイミングで長い時間勉強を行うことができるオンラインに絞っていたが、司法試験合格を本気で目指す以上アルバイト等に大きな時間をかけるわけにもいかず金銭面は大きな問題の一つであった。

アガルートアカデミーの場合は受講したい講座を単体で受講することが可能であるし、また自分が申し込む時には30%オフキャンペーンを行なっていたので通常時でもかなり安いと感じていた金額よりも更に安く受講できると知ったので受講を決めた

加えて、法科大学院の友人で何人かアガルートを利用していた人がいたので感想を聞いたところ「説明がわかりやすい。合格に向けて良い意味でコンパクトにまとまっている」との意見を聞けたことも大きな要因であった(現にその友人らは1度目の受験で合格)。

内容面も時間が多くあるわけでもない中、例えば総合講義100であれば基本7科目を100時間で学ぶことができるし、基本講義300とテキストが共通であるため説明が省略されている部分はあるかもしれないが記載上の差異がないため問題はなかった。

他の講座も比較的短い時間、かつチャプター構成となっているので気軽に勉強を始めやすく集中して取り組めることができた

合格体験記

短答式試験不合格となってしまったものの、司法試験の合格に向けて一番やらなければならないことは論文対策であるのでまずは通常速度で総合講義100を視聴。

基本7科目全ての試聴終了後には倍速機能を使い、再度試聴することで早いうちに記憶への定着を図る。

2度目の総合講義の試聴中から論証集の使い方講座の試聴も始め、言い回しや暗記すべきフレーズなども覚える。
そしてこれらが一段落した段階から重問を開始し、知識の理解・定着を確認しながら論述の練習を行った。

選択法についても同様。
(過去問に関しては法科大学院時代に友人と自主ゼミを組みながら教員等に見ていてもらっていたこともあって講座は取らず自主学習)

当然これらは複数回行い、かつ音声ダウンロードができるので動画試聴がしにくい場面等でも音声のみを再生することで短時間でも勉強するようにしていた

そして短答式試験対策としては過去問を中心に回していたが、枝葉の知識の習得が必要なこと、そしてそれらの知識は直前期からの習得の方が効率が良いことから年末年始にかけて短答知識完成講座を新たに受講し知識を習得していった。

また、個人的に苦手分野であった憲法については司法試験受験者からの評判が良かった「事例問題から考える憲法」の解析講座があったためこれを受講し、色々なテーマに対する論述の練習を行った。

総合講義100

基本7科目が100時間で学ぶことができるのがよかった。初学者向けの講座ではないが、基本的なところの説明も丁寧にあるので講座を受けるための勉強を多くする必要がないのがよかった。

重要判例については判旨があり、また学説も多く載っているので困った時にはこのテキストに戻ってくれば知識の整理も含めて十分に立ち回ることができる

重要問題習得講座

いわゆる基本問題から自習や法科大学院の授業では取り組みづらい分野の問題まで広くあるのでこの講座だけで正直、問題演習は済むのではないかと思うレベル。

論証部分についても複数の問題で出たとしても同じ言い回しを使わないので、自分の中に同じ論証でも違う言い回しを抑えておけるのは記載量の調整の観点からもありがたい

経済法3講座パック

経済法は事案に対して条文を的確に使う必要があるため各条文につき刑法のような正確な理解が求められるところ、ゆっくり丁寧に説明されているので一度視聴するだけでもかなり理解できるように作られている

事例問題から考える憲法解析講座

憲法は事案に応じて書くことが大きく変わってくるし、(人権分野ならば)その事案に応じて問題となる人権の正確な把握が必要となっているところ本書は実際に起きた事件をベースに問題を作成しているのでそこに対する理解がしやすく、また試験問題にも応用しやすい

アガルートテキストには各問題に対する解答例が載っているので、これをしっかり理解して自分の中に落とし込めば憲法に対する苦手意識が変わってくると感じた。

自由記載欄

最近の重要判例や新説などが出てきている場合、また司法試験で取り上げられた以前はマイナーだった論点等をすぐ講座内で解説していただいているのは受講者としてはとても助かりました。