自己紹介

名前:Y.Yさん
年代:30代
属性: 社会人
受験資格:法科大学院卒業・予備試験合格双方

受講されていた講座

司法試験答練

アガルートアカデミーを選んだ理由

司法試験受験のためには答練が必須、とは多くの先輩合格者から受けるアドバイスでした。

初見の問題でも一定水準以上の答案を書けるようになる必要があると感じたため、合格者のアドバイスに従い、いくつかの予備校の答練の受講を検討しました。

アガルートについては、他の司法試験予備校に比べて歴史は浅いものの、元々岩崎北斗先生のブログなどを以前から読み、説明が分かりやすく受験の励みになるような言葉が多く熱心な先生だと思っていたこと、アガルートを利用していた友人知人達は皆合格していたことから受講を検討しました

他校の答練も受講生が多いなど利点はたくさんありますが、その中でアガルートの答練の問題は判例の事案をそのまま、というものではなく、一つずつ論理を積み上げていくことで初めて判例が論じた問題意識に辿り着くことが可能になる質のいい問題だと思いました。

以前より勝手ながら信頼を置いていた北斗先生が始めた講座ということも相まって、答練の受講を決めました。

合格体験記

私は不合格を人より多く経験したので、不合格時と合格時で何が変わったかを主に述べたいと思います。

まず、不合格時は「できないのに完璧主義」に陥っていました。基本書や演習書は隅々まで理解しないと先に進めなかったのです。

過去問等を起案しても、できる問題については多くの人から好評をもらえるのに対し、できなかった問題は訴訟物や罪名など入口の段階で間違え全く点が入らない、という状態でした。

結局試験本番までに必要な知識に穴がある状態が解消できず、不合格を繰り返しました。

「これではいけない」と信頼のおける教授等に相談すると、「今までやってきたことを1.5倍やるか、やり方を変えなさい」というアドバイスをいただきました。

心機一転して、それまでの完璧主義を完了主義に変え、自分が理想とする理解の程度の7割くらいで次に進むことにし、満遍なく知識を習得することに努めました

その際の理解度の確認は起案により行いました。具体的には、答練や過去問を利用して週に2回は起案することにより、インプットとアウトプットを繰り返しました。

基本的知識にムラがあり、得点できるときとできないときの落差が激しいことが昔からの弱点でしたが、演習を積むことにより問題の所在等についての勘所が養われたと思います。

初見の問題でもあさっての方向に進むことは減り、満遍なく点をとることができるようになりました。

合格した年は仕事もしていたので、決して勉強時間は十分に取れませんでしたが、主に試験本番の前年の12月末までに一通りのインプットを終わらせたことで、5月の試験も自信を持って臨むことができました。

司法試験答練

司法試験用答練を受講しました。

非常に練られた問題で毎回難しく感じましたが、試験本番と同様に時間を計りながら起案に臨みました。

毎回、途中答案にならない枚数配分やペース配分をどうすべきかいつも奮闘したおかげか、試験本番では途中答案になることもなく合格のために必要な点を獲得できる答案が書けたと思います。