自己紹介

名前:R.Sさん
年代:20代
属性: 学生
受験資格:法科大学院卒業

受講されていた講座

短答知識完成講座Ⅰ

アガルートアカデミーを選んだ理由

私は、かねてからずっと短答に苦手意識が強い方でした。

具体的には、短答の勉強が苦手で集中力が続かず、苦手なりに頑張って短答過去問集を5〜6周程度まわしても、同じ周回数で勉強した友人よりも点数が大幅に伸び悩むというものです。

一度予備試験に本気で取り組んだものの思うような結果が出ずに心が折れ、予備は諦めて法科大学院に進みましたが、いよいよ司法試験を受けるということになり、短答の克服をしなければならないということになりました。

もっとも、時間は限られていますから、短答の学習に全振りしてしまうと、論文の勉強がおろそかになってしまいます。

配点比率は論文のほうが高いことや、苦手な短答で周囲に差をつけることは難しく、それなら比較的得意である論文で差をつける方が自分に合っているであろうことを考慮して、「短答を確実に突破できる程度の実力を最小限のタイムコストで身につける」という作戦のもと、学習方法を模索していました。

そんな時、私と同じ程度に短答が苦手でありながら、予備試験の短答を突破し、見事予備試験最終合格を果たした学部の後輩に、アガルートのこの講座を使うと少ない時間で実力がついたと勧められたことがきっかけです。

合格体験記

司法試験1年前までは、ロースクールの授業に加えて授業に関連する司法試験の科目の問題集を回すという感じで行い、試験対策との両立を図りました。

例えば、刑事訴訟法と民法が開講されている学期には、刑事訴訟法の問題集と民法の予備試験の過去問を解くというように行いました。

授業のアウトプットを問題集でできますし、また、あたかも授業の質問をする感じで問題集を解いていて疑問に思ったことを質問できるのでとても良かったです。

アガルートをはじめ予備校の出している教材も参考になりますが、やはり大学教授は法律学の専門家であり、司法試験委員を務めている方も大勢いらっしゃいますから、先生方の授業は試験対策的にも大変勉強になることばかりでした

また、法的思考力の涵養がされたため、難問だらけの司法試験の問題を解く思考体力もついたと思います。

司法試験を1年切ってからは、ひたすら朝から晩まで自宅の机に座って、午前中は短答の勉強、お昼以降は論文の勉強というルーティーンを繰り返しました

私は午前中に眠気があるタイプだったので、苦手な短答をといていると眠くなってしまうこともしばしばありました。そんな時は、近所のカフェで勉強するなどして気分をリフレッシュして取り組んでいました。

論文の勉強については、基本的には司法試験の過去問を中心に取り組みました。また、夜寝る前は、記憶の定着タイムでもあるので、手持ちの論証集を音読するなどして、インプットも怠らないように心がけました

このように、割と計画的に進めていたはずなのに、司法試験直前の5月は、もう受からないかも、と不安で泣きながら学習していましたし、論証集を開いてもわからないことだらけに思えて、今まで自分なんでこんなにサボってばかりで勉強していなかったんだろうと自責の念に駆られていました。

直前期のパニックでネガティブな精神状態に陥っていたのだと思います。

試験中は、何度も机から立ちあがって帰ろうとしましたが、せめて受け切るんだという強い気持ちで解答を続けました。あの時の極限の精神状態を考えると、結果が報われて本当に良かったと思います。

短答知識完成講座Ⅰ

短答知識完成講座Ⅰは、工藤北斗氏のわかりやすい映像授業を試聴しながら、短答に必要な知識が簡潔にまとめられている付属教材に授業で得た知識を書き込むという方法で進めました。

一人で過去問を解いているのと異なり、目からも耳からも情報が入ってくるので、知識が定着しやすいです。

実際に、過去問集を解いていても、講師の声が脳内で再生されるなど記憶喚起がしやすくなりました。

短答が苦手な私が短答を突破できたのはこの教材のおかげだと思っています。