自己紹介

名前:A.Kさん
年代:30代
属性: 学生
受験資格:法科大学院卒業

受講されていた講座

予備試験1年合格カリキュラム

民法(債権法)改正対策講座

アガルートアカデミーを選んだ理由

価格と内容、学習の自由さを理由にアガルートアカデミーを選びました。

私は、大学卒業後、一度は民間企業に就職したものの、改めて法律を専門的に学びたいと思い、会社を退職しました。

大学在学中は、司法試験に向けた勉強はおろか、法律の勉強も熱心に打ち込んできた身ではなかったこと、また、大学卒業から年数を経ていたこともあり、ほとんど自身に蓄積された法律知識はゼロの状態からの再スタートでした。

再出発にあたり重視したことは、短期間で総合的に知識・実践力を身に着けることができる方法です。その中で出会ったのが、アガルートアカデミーでした。

他校と比較して価格が安価であったこと、オンデマンド形式の授業であり、自身の学習意欲・集中力に合わせて、自由に進捗を決めることが可能な環境を整えることができたこと、基本7科目をそれぞれ300時間で学習し、その基礎知識に基づいた論文の書き方講座・実践的な論文講座まで完備されたパッケージは、まさにゼロから学習する私にとって文句なしのパッケージでした。

早期に申し込みをすることで、前年度の教材を用いて一足早く法律の勉強を開始することができる特典があったことも魅力的であり、アガルートアカデミーを選ぶことを即決しました。

合格体験記

まず最初に、どの様にアガルートアカデミーの教材を使っていけば合格に近づくことができるのかを知ることが肝要と思い、アガルートアカデミーのセミナーに足を運び、合格者の話を聞くところから始めました。

その中で私が肝要と感じたことが、早く問題演習をするということでした。私は予備試験1年合格パッケージを受講していたため、そこに付属していた各科目の重要問題習得講座をどれだけやり込むことができるかが鍵になるのではないかという予測を立て、学習を開始しました。

私は、法律の知識ほぼゼロからのスタートであったため、まずは各科目の総合講義300を使って最初の1周目を早期に終わらせ、2周目に入ったところで、論文の書き方講座・重要問題習得講座の演習を総合講義300の2周目の学習と並行して始めました。

この勉強のおかげで、約半年の勉強でロースクールに既習で入学するまでの力をつけることができました。

その後は、3周目を終えつつ、ロースクールの勉強と並行して学習を進め、1回目の司法試験に臨みました。

しかし、結果は不合格。何が足りないかと考えた際、落ちた年の司法試験の問題ととても類似する問題が重要問題習得講座にあったことに気付きました。

ここで、自身が重要問題習得講座を一通りやったことに慢心し、そのままにしてしまっていたこと、重要問題習得講座の内容が自信の血肉になるレベルまで浸透していれば、司法試験の問題も恐れる必要がないということに思い至りました。

そこで、2回目の司法試験受験までの間は、司法試験の過去問を演習する以外の時間は、基本的に重要問題習得講座の演習にあてるという学習を取りました。参考答案が付いているため、論証の要約の仕方・事実の適示と評価の仕方・論理の流れの持っていきかたなど、繰り返し繰り返し、演習を重ねました。

そして、迎えた2回目の試験。問題の表紙をめくると、重要問題演習講座で扱ったことのある論点の問題にいくつも出会い、すぐさまペンが動きました。自信を持って試験の全日程を終えることができ、結果、司法試験に合格することができました。

振り返れば、司法試験は、たしかに見たことのない問題がでる試験ではあるものの、必ず誰しもが一度は目にしたことのある論点に対する問からはじまっていました。その問いを落とさないことこそが合格に近づく一歩であり、良く言われる「基本が大事」の意味を理解できました。

これから司法試験に向けて学習をされる方には、ぜひ、有名といわれる論点を使った問題の演習を繰り返し繰り返し学習されることをおすすめして、私の合格体験記の結びとしたいと思います。

予備試験1年合格カリキュラム

受講して良かったの一言に尽きます。一から教科書を読み漁り、問題演習書をかき集めていては、半年の勉強でロースクールに既習で入学することは叶いませんでした。

1年で予備試験に合格することはできなかったものの、ロースクールの授業も、総合講義300に集約された情報で十分対応することができ、日々の事前課題の時間短縮に役立ちました。

2回目の司法試験に向けた勉強の際にも、基本的にこの講座で受講した教材のみで事足りたことから、パッケージとして非常に完成度の高い講座だったと言えます。

民法(債権法)改正対策講座

ちょうどこの時期は過渡期だったこともあり、ロースクールの民法の入試範囲に改正民法が含まれることとなっていたため、その対策として受講しました。

この時期は、改正民法に対応した教材・問題演習書が非常に少なく、改正民法は、従来の民法とどこが変わったのか、またどの様に条文を使って論文を書けばよいかを端的に知ることができたため、受講して非常に良かったと感じています。