令和4年司法試験合格者の声｜自身の学習方法を見直し、知識を深めて合格へ A．Mさん

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自己紹介

名前：A．Mさん
年代：30代
属性：学生
受験資格：法科大学院卒業

アガルートの講座の受講を選んだきっかけは学部生時代に予備試験に合格した友人の勧めでした。

当時私はロースクール3年生でしたが、それまで予備試験を受験し短答試験には合格するものの、4度の論文試験に落ち続けていました。こうした状況から論文における自分の勉強法に疑問を抱いていたものの、いまいち原因がわからず道を見失い実力が伸び悩んでいる時期でした。

そんな中、上記の優秀な友人から私の知識の穴を指摘していただき、同時に友人もかつて世話になったアガルートの重要問題習得講座を勧められました。

友人曰く、重要問題習得講座は、受験生が習得すべき典型的な問題が収録され、これらを理解し習得することで司法試験の論文に必要な知識は万全である、ということでした。

私は、それまでの大学の教授のいう予備校害悪論の盲信者でありましたから、予備校の講座を取ることに抵抗がありました。しかし、当時の私の伸び悩んでいた状況があったので、価格もそれほど高くないしとりあえずやってみようと、藁にもすがる思いで重要問題習得講座を申し込むことにしました。

私の論文試験の苦手科目は民事系科目であり、いつも低い成績が理由なことからあと一歩で予備試験に落ち続けました。具体的には、事例のうち何が問題となっているのかを見抜くことができないことが多々ありました。

当初はこの原因を現場思考ができていないんだと安易に決めつけていました。なぜなら、短答試験は得意なほうだったので、自分に知識が十分であると誤解していたからです。

そんな中、前述の通り、友人の勧められたアガルートの重要問題習得講座を一通り解いてみると、私のわからない論点に次々とぶち当たり衝撃を受けました。そこで初めて私は、自己の知識の不十分さを自覚しました。

その後は、重問をひたすら繰り返して知識の定着を図ると同時に、司法試験の過去問を通して足りない知識は判例百選や基本書で補強していきました。

このように演習を通して自分の知識の不十分さから目を逸らすことなくちゃんと自覚し、それに対して補強できたことが合格へのきっかけでした。

重要問題習得講座の収録している問題は、比較的短い事例であり、問題数もそれほどなく、限られた時間で何度も繰り返すことができました。また、内容に関しては、受験生が知るべき基本的な論点の網羅性が高いです。

さらに、問題の解答例も非常に詳細かつ簡明に記載されており、実際どうやって周囲の受験から書き負けないように論じるべきかのイメージが持てました。

司法試験は、受験生が誰もが知っているはずの基本的な論点についてしっかりと論述することが合格の鍵なので、重要問題習得講座は合格のための学習効果が非常に高かったです。