自己紹介

名前:K.Oさん
年代:30代
受験資格:法科大学院卒業

受講されていた講座

総合講義100
司法試験過去問答練ゼミ(添削あり)

アガルートアカデミーを選んだ理由

4回目の司法試験が不合格となり、後がなくなった私は各予備校に電話をかけ、課題や要望を伝えた上で、どの学習方法が適しているかを相談しました。その中でも最も親身に寄り添ってくれ、具体的なプランの提案をしてくださったのはアガルートアカデミーでした。


アガルートは、人それぞれの弱点や要望に合った学習プランをどこよりも揃えてあると思います。

科目の種類だけでなく、インプット目的やアウトプット目的、教材は1問1答から司法試験過去問までといった幅広い選択肢から、いわばオーダーメイド的に講座をピックアップして学習プランを形成することができます。コースやパックという概念に縛られず、自分の補いたい部分だけを自由自在に選択でき、効率よく学習を進めることができるというのは、アガルート唯一の特色であると思います。


また、テキストや講義動画から、復習したい箇所をすぐに参照できるという点も魅力的でした。テキストはフルカラーかつ目次付きで重要な箇所をすぐに検索できる上、司法試験合格に必要な知識が凝縮されているため、何度も見返すのにちょうどいい厚みです。

他方、講義動画も学習項目ごとに見出しが付けられており、再度確認したいところだけ立ち返って見ることができます。このように、受験者の学習時間の無駄を作らせいような、細やかな気配りがされているところも、アガルートアカデミーを選択した理由の一つとなりました。

合格体験記

5回目受験で初めてアガルート講座を受講し、合格しました。


まず、4回目の試験不合格時に、①対策が不十分であったところ(特に「やるべきであるにもかかわらず、自分が向き合って来なかった勉強」)や②勉強する上で不安に思っていたことをピックアップして、自分が合格できなかった原因を分析しました。

私の場合、特に①として民法の学習が不十分である(改正民法の知識が定着していない、体系的な理解ができていない)、自力で過去問を検討することができていない、②として答練や模試で毎回異なる添削者のコメントに沿って勉強方法を変えた結果、一貫した勉強を遂行することができなかったことが原因であると分析しました。


そして、上記の内容をアガルートアカデミーの受講相談に持ち込んだところ、短期間で民法科目を網羅的に復習できる総合講義100を、過去問の検討ができ、なおかつ1人の先生から継続して答案添削をして頂ける司法試験過去問答練ゼミを勧めて頂きました。
また、受講する科目のスケジュールプランも大まかにご提案頂いたため、勉強計画のイメージをある程度立てられた上で、納得して上記講座を申し込むことができました。


総合講義100はまず短期間で一週し、以後は忘れている箇所や理解が不十分である箇所を適宜参照することにより、知識の定着を図りました。また、テキストや付属の論証集は持ち運ぶのに適した厚みであったため、試験会場にも持参し、試験直前まで確認していました。


司法試験過去問答練ゼミは、各科目3回の講義が用意されていたため、各回ごとに自分の目的を設定して受講していました(1回目は自分の答案の特徴や悪い癖といった現状を把握し、気づきを得る。2回目は指導された「思考方法」に基づき、他年度の過去問を3年分ほど解いてから受講し実力をはかる。3回目はさらに多くの過去問を解き、上記思考方法を定着させた後に受講する、など)。

その結果、評価されるポイントや論述すべき量の配分を次第に理解できるようになり、複数の全国模試で合格圏内の成績を修めるなど、安定した状態をキープできるようになりました。


そして何より、上記ゼミでは1人の先生に継続して添削して頂けるため、複数の添削者の意見で迷うことなく、勉強方針に迷いが生じなかったことが最大のメリットでした。指摘されたミスを繰り返さない、これだけを意識すればよいのでやるべきことが明確になりますし、指摘されなくなったミスを発見することで、自分の成長を確認することもできます。
そして上記ゼミで身につけた、一貫した思考方法で淡々と解くということを試験本番でも心がけた結果、今までの自分では想定していなかった順位で合格することができました。

司法試験過去問答練ゼミ(添削あり)

渡辺先生による本講座を受講しなければ、司法試験に合格することはできなかったと思います。
複数回受験者の私は、合格まであと一歩という点数であったものの、その一歩をどこに踏み出してよいかわからない、何をどう改善したらよいのかわからないという状況でした。また、仲間同士でのゼミの経験がほとんどなく、誰かに継続して答案を見てもらうという機会や、他の人の答案を見る機会を作れずに悩んでいるという状況でもありました。


そんな中、本ゼミを受講し渡辺先生に添削して頂いた答案には、ほとんどに改善すべき指摘がなされており、自分が想定していた「合格水準」があまりにも低く設定されていたことに気づかされました。

また、渡辺先生が作られた採点基準を見て、自分がよく書けたと思う部分にはあまり点がふられておらず、逆に答案上触れなかった部分に大きな配点がなされているなど、配点のミスマッチにも気づくことができました。加えて先生の解説講義や解答例を拝見して、受験生であれば頻繁に耳にする「過去問研究」「思考の一貫性」の真の意味を理解することもできました。


渡辺先生の添削は迅速ながらかなり細やかで、的確なご指摘をされるため、最初のうちは手厳しいと感じる方が多いかもしれません。しかしながら、解説講義や解答例、そして自分の答案、時には他の受講生の答案も参考にしながら「次はもっといい点数をとる」と意気込んで継続していけば、いつの間にか正しい思考方法を身につけ、迷いや矛盾のない答案を書けるようになっていると思います。


また、通信講座という特性上復習もしやすく、自分のペースで、任意の順番で答案を提出することが可能であることも大きな利点だと思います(私も自分の勉強スケジュールと短期目標を設定し、それに合わせる形で本講座の受講を進めました)。
これほどにも司法試験受験生に効果的な講座は他にないと思います。ぜひともこれをご覧になっている受験生の方には、一度本講座を検討して頂きたいと心から願っております。