令和4年 司法試験 合格者の声|過去問に重点を置いた学習で見事合格! C.Nさん
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自己紹介
名前:C.Nさん
年代:20代
属性: 学生
受験資格:法科大学院卒業・予備試験合格双方(京都大学法科大学院)
受講されていた講座
アガルートアカデミーを選んだ理由
まず,司法試験過去問講座の評判が非常に高かったから。
そもそも予備試験の過去問講座しかやっていないような予備校もある中で,アガルートは司法試験選択科目の過去問講座まで網羅的に開講しており,とても安心感があった。選択科目の論証集まで用意してくれているのは本当に素晴らしいと感じた。
また,市販のアガルート論証集を過去に購入したことがあったところ,その内容がとても分かりやすくまとまったものであり,アガルートの講座に対する期待が既に高まっていた。
さらに,アガルートのウェブサイトではサンプルのテキストや講義動画が丸々公開されており,実際の講義内容をそのまま体験することができたので,購入前の不安がかなり軽減された。出題趣旨・採点実感に対してとにかく忠実にあろうという姿勢に対して好感が持てた。
また,過去問解析講座テキストは薄いものの過不足なく必要な情報が載っており,何度も同じ問題を繰り返し解くという勉強スタイルを好む自分にとって非常にありがたいと感じた。
合格体験記
私はロースクールの勉強が忙しかったこともあって司法試験の過去問を初めて解いたのが2021年の夏であり,すでに本番まで1年を切っていた。なので無駄な演習書等には手を出さず,とにかく重点的に過去問に取り組むこととした。
短答式試験対策としては,市販の全過去問集を購入し,それを5周することで9割弱の得点ができた。
論文式試験対策としては,初めは,一日ひと科目過去問を解いて,すぐに過去問解析講座を視聴してテキストを熟読し,足りなかった知識を基本書等で補うという作業を毎日繰り返すことで,約一週間で一年分の過去問を解いていった。本来なら全年度の過去問を解くべきなのであろうが,少ない時間の中で繰り返し解きたかったので,10年分の過去問に限定した。
二周目は同じプロセスを繰り返したが,三周目は答案構成のみ行って,テキストも下線を引いた部分を流し読みするスタイルに変更することで,一日にふた科目こなすことができた。そうすることで,司法試験の傾向を把握することが可能となり,未知の問題に対しても焦らず対応できる能力が身についたと感じた。
また,論証集の「使い方」については,講義音声データをスマートフォンに入れて毎朝一時間の散歩の際に聞いた。そうすることで,重要な論点については瞬時に規範を提示することができるようになった。
過去問解析講座
なんといっても工藤先生の完璧主義的な講義には感銘を受けた。出題趣旨・採点実感の解説への盛り込み方や,再現答案の分量配分など,職人気質な美学が随所に見て取れた。
一般論として世の予備校の講義では割と不正確なことを言っていることもあり,私などはついつい粗探しをしてしまうのだが,工藤先生の講義については精密・正確という印象しか受けなかった。
論証集の「使い方」
市販の論証集は分厚く,論証を全部理解しようとする気が起きないが,アガルートの論証集はコンパクトな分量なので7周くらいすることができた。また,丸暗記用ではなく汎用性の高い論証に仕上げておられるので,最小限のインプットで広範囲の問題に対応できるようになっていると感じた。
採点実感等では論証に対してネガティブなコメントがあったりするが,それは論証を無理矢理貼り付けて終わりのような答案に対してであろう。典型論証を覚えておくに越したことはない。今年の本番の試験でも,非常に役に立った。