令和4年司法試験合格者の声｜個々の知識の体系的理解を深め、論文試験を突破松本翔馬さん

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自己紹介

名前：松本翔馬さん
年代：20代
属性：学生
受験資格：法科大学院卒業（早稲田大学大学院法務研究科既修コース）

私は、大学入学時に伊藤塾本科生となり通学して勉強しておりました。

伊藤塾の基礎マスターは充実していて満足していたのですが、論文マスターはスケジュール的にも内容的にもうまくこなす事ができず、論文対策を十分に行えておりませんでした。

そのような中、改正民法に対応した論文講座を新たに受講したいと考えるようになり、いろんな予備校の講座を検討しました。
講義の充実度や問題の質・網羅性、論証の正確性などの観点でアガルートの講座がもっとも優れていると判断したため、受講するに至りました。

アガルートの講座は、講座内容もさることながら、手頃な価格設定、ネット受講、音声ダウンロードサービスなど、私にとって魅力的な条件が揃っていたことも講座購入のきっかけとなりました。

初めに重要問題習得講座を購入し大変気に入ったため、それ以降、司法試験論文過去問解析講座や選択科目パック、7法の論証集なども順次購入して活用しました。

私は論文式が長らく苦手で、どうやって克服すれば良いか悩んでおりました。

個々の条文・判例・学説知識は大量に覚えていても、いざ論文問題を出題されて答案用紙を目の前にすると、何から検討して良いのかさっぱりわからず、ただ刻々と減っていく試験時間に焦りつつもペンが全く動かないという経験を長らくしておりました。

このままでは司法試験論文突破は難しいだろうという危機感を抱き、克服方法を模索していました。

そのような状態から脱却できた鍵は、個々の知識の体系的理解を深める点にありました。

個別の論点を独立したものと捉えるのではなく、問題解決の大きなシナリオの中の構成部分として捉えて、シナリオの結論に対する影響力の大小で論述の厚みを適宜調整することで、充実した論述を行うことができるようになりました。

アガルートの各講座では、充実した論述を行うための基礎技能を十分に訓練する事ができました。アガルート各教材を何度も周回して学習することで、少しずつですが着実に実力向上させることができたと感じています。

本試験頻出の問題について、十分な網羅性がありました。
模範答案は判例に基づいた記述がされており、学習するにあたって安心感がありました。

それなりに分量があるため、初めの一周は学習するのに根気が必要でしたが、何周か検討していると理解のスピードも深度も大きく改善されていきました。

過去問学習において、大変重宝しました。
特に、民法について古い年度の問題を改正民法で解説している点がありがたかったです。

出題趣旨や採点実感も掲載されているため、情報の集約整理が容易でした。
年度毎に冊子が分かれていて持ち運びしやすく、これ一冊を持って喫茶店で一年分を検討する勉強をよくしていました。

選択科目の講座・過去問・論証集がセットになっているという3講座パックは、私が、あったらいいなと思っていた講座内容そのものでした。
試験まであまり時間の無い中、選択科目を一気に合格水準まで仕上げるのに適した講座であると思います。

判例に基づいた信頼のおける論証集であると思います。
持ち運びに適したサイズなので、鞄に一冊入れて、通学中などに読み込みました。
会社法は論証集との相性が良い科目であったように思います。会社法が苦手な方にはおすすめできます。