「通信講座や予備校を活用したいけど、どうやって選べば良いかわからない」
「法律初学者でも司法試験を目指せるおすすめの講座はどれ?」

などでお悩みではありませんか。

このコラムでは、司法試験・予備試験の講座を扱っている通信講座・予備校7社を徹底比較してみました。

ぜひ自分に合った学習講座を見つけてみてください。

司法試験・予備試験の合格を
目指している方へ

  • 自分に合う教材を見つけたい
  • 無料で試験勉強をはじめてみたい
  • 司法試験・予備試験・法科大学院の情報収集が大変
  • 司法試験・予備試験・法科大学院に合格している人の共通点や特徴を知りたい

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目次

司法試験・予備試験の通信講座・予備校おすすめ7選

まずは、特におすすめの3社をご紹介します。

  1. アガルート
  2. 伊藤塾
  3. LEC
司法試験 予備試験 通信講座 予備校 おすすめ

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アガルート

アガルート 通信講座

予備試験最短合格カリキュラムは、法律初学者が予備試験と司法試験の合格に必要な知識を身につけることを目標にしています。

司法試験合格者による定期的なアドバイスと答案添削指導を受けたい方には「コーチングオプション」を、人気プロ講師による徹底的な答案添削指導を受けたい方には「マネージメントオプション」が選択できます。

講座名価格(税込)
【2026年・2027年合格目標】司法試験|予備試験最短合格カリキュラム998,800円
【2025・2026年合格目標】司法試験|予備試験最短合格カリキュラム
(12/4までSALE中)
932,800円
→839,520円
【2025・2026年合格目標】司法試験|予備試験インプットカリキュラム
(12/25までSALE中)
394,614円
→374,883円
【2025・2026年合格目標】司法試験|予備試験アウトプットカリキュラム
(12/25までSALE中)
606,276円
→575,962円

アガルートの特徴

アガルート(アガルートアカデミー)は、2015年から講座の販売を始めました。2016年から2022年の7年間での合格者の声は793名で、2年間で合格者数は143%増加しています。
さらに7年間での累計受講者数は17.6倍となっており、受講者が増えていて人気がある通信講座です。

合格に必要な情報を詰め込んだテキストはフルカラーで見やすく、デジタルブックにもなっているので、重いテキストを持ち歩かなくても大丈夫です。

アガルート テキスト

受講環境はフルデバイスでどこでも学習でき、8段階の倍速機能が付いていて、好きな速度で聞くことができます。

サポート制度としては約100通の添削、質問制度や月に1度よくある質問やアンケート内容にお答えするホームルーム制度があるのでわからないことがあってもすぐに質問をすることができます。

特典や割引制度については、友人紹介制度、グループ割、他資格試験合格者割引、他校乗換割引制度、家族割引、司法試験予備試験再受験割引、予備試験最短合格カリキュラム受講生限定割引といった多数の割引制度があります。

予備試験最短合格カリキュラム申込者が予備試験に合格すると、全額返金と約20万円相当の司法試験講座が進呈されます。

モデル学習スケジュールがあり、、基礎講座、論文、短答、選択科目、一般教養、法律実務基礎科目の全ての科目を学習し、試験までの流れを網羅しているため、自分でスケジュールを立てる手間がなく、安心して学習に集中できるでしょう。

特司法試験・予備試験で、受験生が最もつまずきやすいのが論文式試験です。

インプット期間が長すぎたり、論文学習の初歩からいきなり過去問を解くようなカリキュラムだったりすると、どうしても挫折しやすくなってしまいます。

アガルートは段積み形式でのカリキュラム設計となっていて、論文学習の最初のステップとして書き方について学ぶなど、スムーズに論文式試験の勉強を行うことができます

You Tubeなどで無料の学習コンテンツを提供したり、試験前後の時期には無料講座を開講していることもあるので、一度見てみるとよいでしょう。

アガルートアカデミーの司法試験・予備試験最短合格カリキュラム

アガルートのメリット・デメリット

アガルートのデメリットは、対面の授業でないため、通学したいという人にとっては、モチベーションが保ちにくい点です。

メリットは、最短で合格できる凝縮されたカリキュラムで効率よく学習ができるということです。
また、オンラインで学べるため、自分のペースで学びたい方、通学が難しい方に適しています。

さらに、合格特典や割引制度が手厚いことも、大きなメリットと言えます。
高品質な教材をお得に受講したいという方は、合格特典や割引を活用しましょう。

アガルートの評判&選ばれている理由

実際にアガルートを受講されている方に対して、「アガルートを選んだ理由」について、アンケートしたところ、以下のような回答がありました。

一年早く予備試験に合格した私の友人がアガルートを利用しており、その友人の勧めを受けたからです。友人からテキストなどを見せてもらい、フルカラーで見やすいものであったこと、情報がきわめてコンパクトにまとまっており、これなら自分でも継続して勉強することができるのではないかと感じることができたため、迷いなくアガルートを選択することができました

アガルートの予備試験合格者アンケートより抜粋

アガルートアカデミーを選んだのは、動画サイトに上がっているサンプル講義を聴いた際、テキストが見やすく、解説もコンパクトで分かりやすかったからです。

アガルートの予備試験合格者アンケートより抜粋

私がアガルートアカデミーを選んだ理由としては、①安価である点と②実際の利用者からの評価が高い点です。

アガルートの予備試験合格者アンケートより抜粋

「周りの短期合格者が利用していたこと」や「価格の安さ」、「教材のわかりやすさ」等が決め手となり、受講されている方が多いようです。

アガルートの無料体験

アガルートには、司法試験・予備試験・法科大学院の無料体験講座があります。
無料体験&特典の内容は、以下の通りです。

・約13時間分の民法講義(20日間見放題)
・司法試験・予備試験・法科大学院入試対策のフルカラーテキスト
・合格の近道!司法試験のテクニック動画(約40分)
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・司法試験・予備試験・法科大学院入試試験の全てがわかる!司法試験/予備試験/法科大学院試験ガイドブック

司法試験・予備試験・法科大学院入試の全てに役立つ内容になっていますので、どのルートで法曹を目指すか決まっていない方でも問題なく活用できます。

無料体験するだけでも、お得な内容になっていますので、アガルートで受講するかまだ迷っている方は、まず資料請求でお試しすることをおすすめします。

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LEC

LEC資格の総合スクール – LEC東京リーガルマインド

レックは、渋谷駅前本校、池袋本校、早稲田本校、梅田駅前本校の4校舎で、通学・生講義を実施しています。

通学クラスでも通信クラスでも、Zoom配信(リアルタイム配信)を利用できるため、緊張感のある生講義を希望する方は検討してみましょう。

 

  講座名 受講形態 価格(入学金10,000円含)
初学者向け 入門講座 1.5年合格コース 通信/通学 1,052,870円~
予備試験1年スマート合格コース 通信/通学 706,300円~

LECの特徴

LECは、1979年に創立以来、数多くの資格をサポートしています。

「あなたの近くにLECはあります」をモットーにしており、本校と提携校は合わせて全国に50校あります。

提携校通学では、事前に予約することで、学習ブースでWeb講義やDVD講義を見ることができるため、自宅学習ができない方や通勤・通学の帰りに学習したい方にはおすすめです。

サポートについては「フォローアップ制度」があります。自分専用のMyページがあり、24時間質問できます。

やることリスト(ToDo)や進捗率はもちろん、同じ講座を受講している受講生と交流ができる「教えてメイト」があるため、挫折しそうになったときなどには、きっと力をくれるでしょう。

数多くの割引制度が存在していますが、予備試験には受講料返還制度があり、対象コースを申込み、2023年〜2024年の予備試験合格で50万円のキャッシュバックがあります。

さらに、「予備試験1年合格専用コース 通学」を申込み、2023年~2024年の予備試験に合格すると、受講料が全額キャッシュバックされます。条件などの詳細はホームページをご覧ください。

LECのメリット・デメリット

LECのメリットは、対面での生授業やリアルタイムでの配信があるということです。
自習室も充実しており、モチベーションが保ちやすいという特徴があります。

デメリットは、費用が他の予備校に比べて高くなりやすい点です。
様々な講座がありますが、1つの講座では足りないというケースも考えられるため、受講の際は計画的に申し込む必要があります。

 資格スクエア

資格スクエア
資格スクエア

資格スクエアでは、コースはシンプルにひとつです。2つあるのは製本テキストがあるかないかの違いです。

入門講義から口述対策講義までまさにすべてフルパッケージになっています。

添削についてはとても充実しており、基礎問添削が105通、論文過去問添削が100通の合わせて205通あります。

また、スキマ時間を活用できる専用アプリも用意されています。

  講座名 価格(税込)
予備試験講座 合格フルパッケージ

706,950円

資格スクエアの特徴

資格スクエアは、法律系難関資格のオンライン学習サービスをしています。扱っている資格の数は9つですが、行政書士実務講座や、相続遺言プロフェッショナル講座など、珍しい資格も扱っています。

資格スクエアでは、挫折しない方法として、最速で合格ラインをクリアすることだと考えています。

そのためには、合格に必要な内容に絞ることや、質の高い授業を撮影することといった工夫がなされています。

いつでも使える割引として、他校割引や他資格割引があります。

キャンペーンでは、説明会に参加すると、5万円OFFクーポンがもらえます。

合格率や合格実績は公表されていませんが、受講生によるアンケートでは、講義、オンライン機能、カリキュラムともに91%以上が満足と回答しています。

特に講義については97.7%の満足度です。添削数の多さや、24時間いつでも相談や質問ができる環境は、受講生が満足と感じる点だと言えます。

資格スクエアのメリット・デメリット

資格スクエアのメリットは、比較的低価格で講座を受講できるということです。
オンラインで学習できるため、自宅で勉強したいという方にも適しています。
また、短答式試験に対応したアプリも提供されているため、気軽に学習したいという方にはおすすめできます。

デメリットは、演習問題が少ないという点です。
司法試験・予備試験合格のためには、繰り返し練習・アウトプットが重要なため、演習問題については別の教材で補うことを想定しておいた方がいいでしょう。

スタディング

スタディング資格合格パートナー「スタディング」

スタディングは、司法試験・予備試験講座のコースやパックの中で、最も安い講座といえるでしょう。なお、選択科目については対応していません。

  講座名 価格(税込)
司法試験・予備試験講座 予備試験合格コース(基礎)[2025年試験対応] 89,100円
予備試験合格コース(総合)[2025年試験対応]

127,000円

スタディングの特徴

スタディングは、近年TVCMも流れ認知されてきました。

受講料を安くできるのは、運営コストなどの無駄を徹底的に省いているからです。すべてがスマホひとつで完結するようにできているため、忙しい方のスキマ時間の活用にはおすすめです。

スタディングは基本的に紙のテキストはありません。講座によっては、オプションとして別売りで紙のテキストを購入できるものもありますが、予備試験合格コースは販売していません。

学習システムの中にマイノート機能があるので、デジタルノートとしてメモを残すことはできますが、テキストにメモ書きをしたいと思う方は、不向きでしょう。

効率的に学習するための学習システムは充実しており、進捗状況や勉強仲間機能、問題集や暗記ツール、AI検索機能なども完備されています。

スタディングでは基本的に質問機能はありませんでしたが、近年「学習Q&Aサービス」ができました。

総合コースにはチケットが30枚付いていますが、基礎コース受講の方や追加で質問したい場合は、1枚2,000円、5枚7,500円、10枚13,000円のチケットを購入しなければいけないため注意が必要です。

スタディングのメリット・デメリット

スタディングのメリットは、他社に比べて価格が安く、気軽に始められるということです。
また、Webテキスト・オンライン講義となっており、スマホ学習を想定して作られているため、スキマ時間に勉強しやすいという特徴もあります。

デメリットは、価格の安い「予備試験合格コース(基礎)」には添削機能が付いていないということです。
添削はオプション(19,800円~290,400円)となっているため、申込の際は注意が必要です。
また、合格実績も発表されていないため、合格実績のある予備校で学びたいという人には向いていません。

伊藤塾

伊藤塾
伊藤塾

カリキュラムの数が多くて迷いそうですが、簡単に言えば、伊藤真塾長クラスかそうでないか、1年か2年か、通学するかしないか、リーガルトレーニングが必要かどうかといったところでしょう。
リーガルトレーニングとは、講義で学んだ知識を試験も活用するためのカリキュラムです。

講座名

受講形態

価格(税込)

司法試験入門講座 合格プレミアムコース

WEB(通信)

1,459,000 円

予備試験1年合格コース(伊関クラス)

WEB(通信)

1,459,000 円

2年合格コース(本田クラス)

WEB(通信)

1,459,000 円

司法試験入門講座 特修コース(横山クラス)

WEB(通信)

1,459,000 円

呉・基礎本コース(呉クラス)

WEB(通信)

1,459,000 円

 

伊藤塾の特徴

法律系資格の講座といえば伊藤塾が有名ではないでしょうか。それは合格実績にも表れています。金額がかなりかかりますが、合格だけではなく、合格あとの実務に必要な法律知識も備えているため、ボリュームのある内容になっています。

法律初学者の方は、伊藤真塾長の「伊藤真の◯◯入門(例:伊藤真の民法入門)」を読むことをおすすめします。

とてもわかりやすく書いてあり、導入編として法律概要を軽く掴んでおくだけで、そのあとの講座の理解が早まることでしょう。

受講サポートは、マイページから行えます。

PCでもスマホでも、Web配信受講はマイページから入ります。質問はいつでも何度でもすることができるため、教室受講と同様に疑問は解決できるようになっています。

また、ほかの受講生の質問と回答も見ることができるため、すぐに解決できることもあるでしょう。

伊藤塾では、最新の法改正、最新の試験制度改正に対応した教材や講義で実施しています。

コースの中には、すでに配信されている講義を自分のペースで学習できる「開講講座」がありますが、法改正は頻繁に行われるため、法律を学習するためには、最新の講義を選択することをおすすめします。

伊藤塾のメリット・デメリット

伊藤塾のメリットは、合格実績が豊富であるということです。
歴史の長い予備校であり、教材や講義の質についても信頼が置けます。

デメリットは、価格が高額であることや教材の分量が多い点です。
しっかり学びたい方には適していますが、量が多いと挫折してしまいそうという方には適していません。

辰巳法律研究所

辰巳法律研究所
辰已法律研究所

以下の講座のほかにも、数多くの講座があります。「辰巳法律研究所ホームページ」と「辰巳法律研究所WEBスクール」の2つのサイトがあるため、じっくりと見てみましょう。

講座名価格(税込)
2025年予備試験対策199,350円~525,050円
2025年司法試験対策コース319,500円~573,200円
予備試験 法律基礎講座 基礎集中講義2026408,300円

法律研究所というだけあって、扱う資格は法律系がほとんどです。司法試験の受験指導機関として1973年から始まり、49年の歴史があります。

辰巳法律研究所の特徴

法律を勉強している方であれば辰巳法律研究所の存在は知っている方もいると思います。

書籍もたくさん発売されているため、独学したい方や補助学習テキストにもおすすめです。

ただし、司法試験・予備試験では、独学はおすすめできません。受験生のほとんどが予備校を活用していること、テキストと問題集の購入で大量の冊数と費用がかかること、質問できないことなどが挙げられます。

辰巳法律研究所のホームページでは、学習に関するフォローやサービスに関することがあまり記載されていないため確認が必要です。

辰巳法律研究所のメリット・デメリット

辰巳研究所のメリットは、テキストの質が高いことや答練や論文添削が丁寧であることが挙げられます。また、講義の種類が多いので、自分に合った講座を選びやすい点も特長と言えます。

デメリットは、初学者向けの講座の難易度が高いという点です。
ある程度法律の勉強が進んでいないと理解が難しいでしょう。

TAC

資格の学校TAC[タック]
資格の学校TAC[タック]

2023年8月末日を持って全ての商品の販売が終了となりました。

TACの超速シリーズは、約220時間で基本科目の7科目の知識をインプットする「超速逐条基礎講義」をはじめ、予備試験合格に必要な講座がパックされています。インプットを短期間で終わらせることで、重要なアウトプットに時間をかけることができます。

TACの特徴

TACでは、予備試験に合格するためには講義だけではなく、「自学自習時間」が合否を分ける重要な時間だと考えています。

その自習時間を正しい方向に導くために、講師と一対一で相談ができる「個別相談制度」を設けています。

個別であることによって、人それぞれ個々の対応ができる仕組みになっています。

全国22校舎では、自習室を無料(対象コース受講生に限る)で使えます。

すべて駅近のため、通勤や通学の帰りに自学自習を効率よく行うことができます。また、短答必修アプリを活用して、スキマ時間に徹底的に学習できます。

割引特典については、再受講割引、他校学習経験者割引制度(要事前申請)、他資格合格者割引制度、法科大学院生バックアップ制度があります。

TACのメリット・デメリット

TACのメリットは、戦略的なカリキュラムや毎年改定される教材です。
特に司法試験・予備試験を受ける上では最新の教材を用いることが推奨されるため、毎年教材が改定される点は魅力的と言えます。

ただし、テキストは白黒となっており、カラーテキストに比べると見にくいというデメリットがあります。
学習を進める上で教材のわかりやすさ・見やすさについては重要と言えますので、この点は注意しておいた方がいいでしょう。

【司法試験・予備試験】通信講座・予備校ランキング

安い予備校・通信講座ランキングTOP3

司法試験・予備試験の代表的なコースの中から、料金が安い講座ランキングを作成しました。

  予備校名 コース名 コース料金
1 STUDYing 予備試験合格コース(基礎)[2024年+2025年試験対応] 89,100円
2 辰巳法律研究所 2025年予備試験対策 199,350円~525,050円
3 アガルート 【2025・2026年合格目標】司法試験|予備試験インプットカリキュラム 374,883円

STUDYingの予備試験合格コースが、89,100円となっています。
ただし、アガルートでは、対象の講座を受講後に予備試験に合格した場合、全額返金となるため、実質0円となります。費用をできるだけかけたくない方は、こちらも検討してみてください。

実績のある予備校・通信講座ランキングTOP3

司法試験・予備試験の実績については、予備校によって、表示の基準が違っているため、一概に判断するのが難しいですが、近年の合格実績より、合格者を多く輩出している予備校は、以下の3つと考えられます。

予備校名実績
1伊藤塾2023年度予備試験最終合格者479名中433名
2アガルート合格者の声累計793名
3LEC1993年〜2023年司法試験合格者数5337名

実績や費用、特徴からコストパフォーマンスの優れている予備校、自分に合った予備校を選んでみてください。

司法試験・予備試験の通信講座・予備校を比較

司法試験・予備試験の通信講座・予備校について、ここでは5つの項目を基準に比較しています。

ここは法律初学者や法律学習経験者が、予備試験合格や司法試験合格を目指す代表的なコースを比較します。

表から大まかな傾向を確認して疑問点や質問、自分の重視する点などを考えながらよく調べていくのがおすすめです。

通信講座・予備校名 代表的なカリキュラム価格 形式 合格率・実績 講義内容・特徴 サポート制度(質問や添削など) 購入特典や合格特典など
アガルート 約37.4万円〜99.8万円 通信講座(+ラウンジ指導) 合格者の声累計793名 ・徹底的な合理化で最短合格を目指す
・選択科目全8科目対応
質問制度
ホームルームによるフォロー制度
オンライン添削
マネージメントオプション
予備試験合格で全額返金
・多数割引制度あり
LEC 約70.6万円~105.2万円 通信講座/通学 1993年〜2023年司法試験合格者数5337名 ・4校舎で生講義実施
・Zoom配信あり
質問機能あり
受講生同士の質問機能あり
論文添削あり
対象コース申込者による予備試験合格者受講料返還制度など割引制度多数あり
資格スクエア 約70.6万円 通信講座 非公開 オールインワンフルパッケージ 業界最多205通の添削あり ・クーポン配布あり
STUDYing 約8.9万円〜約12.7万円 通信講座 非公開 ・業界最安
・紙テキストなし
質問は「Q&Aチケット」を購入 ・合格お祝い金あり
伊藤塾 145.9万円 通信講座(+通学) 2023年度予備試験最終合格者479名中433名 ・塾長直々のクラスあり いつでも何度でも質問可
添削あり
・割引あり
辰巳法律研究所 約19.9万円~40.8万円 通信講座/通学 非公開 ・OUTPUTから始めてINPUTしていく学習スタイル
・講師1人が全科目一貫指導
基本的になし(コースによってオプション添削あり) なし
TAC(※販売終了) 約45万円〜約74万円 通信講座/通学 非公開 通学は専用ブースで 個別相談制度あり なし

※2024年12月時点の価格・キャンペーン情報

価格

司法試験・予備試験は学習範囲も広く、最難関資格のため、どうしても高額になってしまいます。安い講座を検討しがちですが、必要な知識や演習量を確保することができません。自分に必要な内容を良く吟味しましょう。

合格率・実績

合格実績が高いに越したことはありません。ただし、有料講座であればすべての人数がカウントしてある場合もあります。合格実績を見るときには、※印も良く読み、どのように計算されているかも確認しましょう。

合格者の体験記が記載されている会社もあるため、どのように勉強にしていたのか参考にしてみるといいでしょう。

講義内容・特徴

基礎的な内容だけではなく、試験対策がしっかりされているかも重要です。各予備校で特徴がそれぞれ異なります。テキストの有無、通学か通信か、自分のライフスタイルに合うかなどしっかり検討しましょう。

サポート制度(質問や添削など)

法律初学者であれば、質問機能のあるところが良いでしょう。法律の専門用語は理解に時間がかかります。自分で調べてあいまいな理解をするよりも質問をして解説をしてもらった方が理解することができます。

購入特典や合格特典など

割引制度や合格後の返金制度などは魅力的です。セールや多数の割引制度、特典を用意している会社もあるので、申し込む前に割引対象になるのか確認をすることをおすすめします。

【目的別】予備試験対策におすすめの予備校・通信講座は?

これまでは、法律初学者が学習するための、総合的に試験に対応している講座を紹介しました。

以下では、目的やニーズに合わせたおすすめの講座を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

予備試験初受験の人におすすめの予備校・通信講座は?

予備試験 初心者 講座

予備試験初受験の人におすすめの予備校・通信講座は「アガルート 予備試験最短合格カリキュラム」と「伊藤塾 司法試験 入門講座 2年合格コース 」です。

アガルート 予備試験最短合格カリキュラム

アガルートの最短合格カリキュラムは予備試験の合格に必要なすべての要素が詰まっているカリキュラムで、インプット用の総合講義300や論文答案の書き方(添削付き)、論証集の「使い方」、アウトプットとしては7科目450問の重要問題取得講座などが含まれています。

法科大学院入試(既修コース)にも利用できる網羅的な知識を身に着けることができるのも特徴です。

質問制度(何回でも無料)や月に1回のよくある質問をまとめたホームルーム機能など予備試験の勉強にあたってつまづきやすいところを解消しやすいカリキュラムとなっています。

【2025・2026年試験対応】カリキュラムが839,520円、【2026・2027年試験対応】カリキュラムが998,800円となっています。

伊藤塾 司法試験 入門講座 2年合格コース 

伊藤塾の代表的なコースで体系マスター、基礎マスター、アウトプットとしてはリーガルトレーニング(基礎編)、論文マスター(法律基本科目)、リーガルトレーニング(実践編)があります。

カリキュラムには通常の添削(ONE-WAY)に加え、自分の答案についての疑問点を直接添削者に質問できる(TWO-WAY)制度やよくある質問を確認できたり、わからない所を質問できるマイページ質問制度があります。

通学の場合、口頭でわからない所について確認できるので、講師に質問したい、実際に通学でモチベーションを維持したい方にはおすすめのカリキュラムとなっています。

価格は1,459,000円となっています。

社会人の予備試験対策におすすめの予備校・通信講座は?

予備試験講座 社会人

社会人の予備試験対策では、いかに効率的にインプットとアウトプットを繰り返せるかがカギになっています。

また、社会人であることから、オンラインに力を入れている予備校・通信講座を活用するとよいでしょう。

アガルート 予備試験最短合格カリキュラム

上述したように、社会人の予備試験突破には、いかに効率的にインプットとアウトプットを繰り返せるかがカギになります。

そこで最適なのがアガルートの予備試験最短合格カリキュラムです。

最短合格カリキュラムは前述したとおり、インプットとアウトプットをバランスよく繰り返せるのが強みですが、「勉強時間をあまり確保できない」「そもそもどうやって勉強したら良いかわからない」という方も少なくありません。

しかし、そんな方でも勉強を正しく進められるよう、プロ講師が個人個人に合わせて徹底的に進捗管理や答案指導を行うため、忙しい社会人に特に人気な講座となっています。

資格スクエア

資格スクエアもオンラインに力を入れており、特に「アウトプットこそ最高のインプット」という考え方から、効率の良い勉強法を学ぶのに適した予備校だといえるでしょう。

オンラインレジュメでスキマ時間にインプットしたい方にはおすすめの予備校です。

安く教材を揃えたい人におすすめの講座は?

予備試験講座 安い

司法試験・予備試験は非常に難関試験であり、長期に渡ることや学習範囲が広いため、どうしても費用がかさんでしまいます。できる限り安いものを選びたくなりますが、難関試験なだけに、講座の中身を重視することをおすすめします。

スタディング

前述しましたが、スタディングは資格講座では最安値ではないでしょうか。他社が50万円以上かかるところが多い中、スタディングでは十数万円です。

ただし、テキストがないことや、質問するにはお金がかかること、選択科目などの試験対策がないことにも注意する必要があります。

法律に興味があって勉強をしてみたい人には安く予備試験にチャレンジできる講座になっています。

アガルート 最短合格カリキュラム

アガルートの最短合格カリキュラムは合格特典で全額返金を受けることができます。

また、司法試験のための20万円相当の司法試験講座を無料で受講することができます。

LEC

LECの講座は基本的には高いです。ですが、特典制度が充実しています。

「予備試験受講料返還制度」では、条件を満たして2023年〜2024年の予備試験に合格すると、50万円のキャッシュバックがあります。

また、「予備試験受講料全額返金制度」では、「予備試験1年合格専用コース」を通学で申し込み、合格すると、全額が返金されます。詳しくはHPをご確認ください。

【司法試験・予備試験】通信講座・予備校の選び方は?

司法試験・予備試験の通信講座・予備校を失敗せず、選ぶためには、以下のような点をチェックし、比較検討する必要があります。

  • 合格実績
  • 予算
  • テキストや教材の見やすさ・使いやすさ
  • フォロー制度は充実しているか
  • 割引き・キャンペーン
  • 学習スタイルやカリキュラム、講義は自分に合っているか?
  • 自分の目的やレベルに合った講座があるか?

これらの内容を全て事前調べることは難しいですが、気になる予備校・通信講座をいくつかに絞って、無料体験や受講相談をすることで、詳細な料金や講座の内容などについて把握することができます。

通信講座・予備校を選ぶ際は、無料体験をしてから、どの予備校が最も自分に適しているか確かめることをおすすめします。

司法試験・予備試験の予備校に関するよくある質問

司法試験・予備試験の予備校はいつから通うべき?

司法試験の予備校に通うべきタイミングは、大学1年生が目安です。

ダブルスクールや予備校に通い始める時期については、以下の記事でも詳しく解説しています。
※関連記事:司法試験合格にダブルスクール・予備校はいつから始めたほうがいい?必要性は?

大学在学中に予備試験合格&司法試験合格を目指せる?予備校には通うべき?

大学在学中の司法試験合格者は実際に存在しており、合格率も高い傾向にあります。
大学在学中に合格される方は資格予備校に通い、効率よく勉強されている方が大多数ですので、大学在学中の合格を目指すのであれば、予備校の活用をおすすめします。
※関連記事:大学在学中に予備試験合格&司法試験合格を目指せるか

司法試験・予備試験の通学できる予備校は?

通学できる司法試験・予備試験の予備校には、アガルート、伊藤塾、LEC、辰巳法律研究所などがあります。アガルートでは、カリキュラムのオプションに申し込むことで、講師が直接指導を行うラウンジを利用することができます。

長く付き合う予備校、しっかり見極めよう

司法試験・予備試験の学習は年単位で継続していかなければなりません。

そのため、慎重に自分に合う予備校や講座を選びましょう。

その際には、値段・費用だけでなく、講座の内容、カリキュラム、サポート体制、合格実績等あらゆる角度から予備校を比較してみてください。

法律に対する現在の自分のレベル、出せる費用、1日にできる学習時間、平日・土日のライフスタイルなど熟考を重ねて、自分に合う講座を選びましょう。

多くの予備校は資料請求や講座体験に対応しているので、活用していきましょう。

アガルートでは、司法試験・予備試験の講座の資料請求をすると、実際の講義動画10h+サンプルテキスト+約400人分の合格体験記などを無料でプレゼントしています。

また、受講相談やYouTubeでの配信もしていますので、ぜひご活用ください。

司法試験・予備試験の合格を
目指している方へ

  • 司法試験・予備試験・法科大学院試験に合格できるか不安
  • 勉強をどう進めて良いかわからない
  • 勉強時間も費用も抑えたい

アガルートの司法試験・予備試験・法科大学院試験講座を
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