現在では多くの予備校等が司法試験の模試をリリースしています。

このページでは、模試の日程をまとめています。

また、司法試験模試を受験するメリットやいつ受けるべきか等についても解説していきます。

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【2024年】司法試験の模試スケジュール

この章では、予備校ごとの司法試験模試・答練とスケジュールについて解説します。

予備校模試日程
アガルートアカデミー【2024年合格目標】司法試験|司法試験答練※こちらは模試ではなく、答練です。2023年10月5日から2024年9月30日まで視聴・添削可能
伊藤塾TKC 司法試験 全国統一模試3月~6月
各日程については、2024年スケジュールを参照してください。
LEC司法試験全国公開模試【A日程】2024年2月21日~2月25日
【B日程】2024年4月24日~4月28日
【C日程】2024年5月15日~5月19日
【D日程】2024年5月29日~6月2日
辰巳法律研究所司法試験全国公開模試2024年5月実施予定
各日程については、2024年スケジュールを参照してください。

どの予備校の司法試験模試も、基本的には複数の日程から選んで受験することが可能であるため、勉強の進捗度合いに応じて、受験日程を決定するのがおすすめです。

2024年度の模試の日程に関しては、まだ日程が公開されていない予備校もありますが、2023年と同様の時期に開催される可能性が高いため、2023年のスケジュールを参考にすると良いでしょう。

各予備校の司法試験模試を比較!値段・日程・特徴やおすすめは?

アガルートアカデミーの答練がおすすめ!

試験名短答/論文日程受講料(備考)
【2024年合格目標】司法試験|司法試験答練論文2023年10月5日から2024年9月30日まで視聴・添削可能29,700円※こちらは模試ではなく、答練です。

司法試験を総合4位で合格した渡辺悠人講師が作成した司法試験本試験の完全オリジナルの予想問題答練です。

問題から採点基準まで全て渡辺悠人講師が作成した最も司法試験に近い答練です。

1問120分で8枚以内の答案を作成し、解説冊子を見ながら解説講義を受講し、添削を受けることで、司法試験への対応力を磨くことができます。

【2024年合格目標】アガルートアカデミーの司法試験答練

伊藤塾

TKC全国統一模試
試験名短答式/論文式日程受講料(備考)
TKC 司法試験 全国統一模試短答式・論文式日程については、2024年スケジュールを参照してください。
44,000円自宅受験可

TKC司法試験全国統一模試は、伊藤塾が、法科大学院生の学習支援サービスで実績のあるTKCとタッグを組んで主催する、最大規模の「全国統一模試」です。

本試験と高い相関関係を有しており、2022年3・4月に実施されたTKC全国統一模試で「合格推定圏」に入った732人中616人が令和4年司法試験でも最終合格しています(合格率:84.2%)。

LEC

LEC自慢の司法試験模試|LEC東京リーガルマインド
試験名短答式/論文式日程受講料(備考)
司法試験全国公開模試短答式・論文式【A日程】2024年2月21日~2月25日
【B日程】2024年4月24日~4月28日
【C日程】2024年5月15日~5月19日
【D日程】2024年5月29日~6月2日
20,350円自宅受験可
LECの司法試験全国公開模試は、高い的中率と精度の高い成績表が特徴的です。
LECには、長年にわたるノウハウの蓄積に加え、最新の試験傾向の把握に努める講師、教材制作スタッフが常駐しているため、高確率での出題予想の的中が実現しています。
また、正解率表や特典分布グラフなど、様々な角度で集計した「総合成績表」「個人成績表」により、自分の実力・弱点を把握することが可能です。

辰巳法律研究所

司法試験全国公開模試 – 辰已法律研究所
試験名短答式/論文式日程受講料(備考)
司法試験全国公開模試短答式・論文式2024年5月実施予定61,900円自宅受験可
辰巳法律研究所の司法試験全国公開模試は、司法試験新制度開始以降、4万人以上が受験し、多数の的中実績を誇る司法試験模試です。
このような高い実績は、丁寧なプロセスで問題が作成されているからこそ実現しています。
また、辰巳法律研究所では、詳細な採点基準を採用しており、添削者間でブレが出にくいだけでなく、受験者自身が「なぜこの点数がついたのか」を分析することが可能です。

司法試験の模試を受けないのはキケン!は受けるべき?

結論からいうと、司法試験対策として模試は必ず受けるべきです。

それは以下のようなメリットがあるからです。

自分の実力を客観視できる

司法試験は基本的には相対評価で採点が行われます。

そのため合格までの距離を知り、適切な勉強方針を立てるためには全受験生の中で自分がどれくらいの位置にいるのかということを把握する必要があります。

模試は自分の得点や順位といった客観的な数値をもってそれを示してくれます。

その年に狙われる範囲の問題演習ができる

模試は実施する各予備校等がその年に出題が狙われそうな分野を厳選して作成しています。

したがって模試を受け、その復習をすることで出題可能性が高い分野の知識を確認することができます。

模試と同様の問題が出た際には、模試を受けた人には大きなアドバンテージになる一方、受けていない人にはディスアドバンテージになります。

このような観点から少なくとも受験者数の多い模試は受験することをおすすめします。

本番直前の不安の払拭につながる

本番が近くなってきたとき「あれをやりたい」「これもやりたい」と不安が大きくなるのが通常です。

そこで模試を本番だと思ってそれに向けていったん勉強を完成させる心意気で臨んでみてください。

模試の前に「やっておけばよかった」と不安に思う点を洗い出すことができるはずです。

そのような点を模試の後から本番までの間につぶしていけば、本番前に先のような不安が少なくなっているはずです。

ペースメーカーになる

模試では誰もが自分の出来得る最高のパフォーマンスをしたいと思うはずです。

そこで、模試の日程から逆算してどういうペースで勉強すれば、十分な実力を身に付けることができるのかを考えることができます。

勉強というのはメリハリが大事です。
ただ漫然と勉強するよりも、模試をペースメーカーとして勉強した方がメリハリのある学習ができるでしょう。

予行練習ができる

試験というのは独特の緊張感があります。
それを模試で経験しておくのと、しておかないのとでは心理的に全然違います。

また、そのような状況下で、「同じように頭が働くのか」「手がどれくらい疲れるのか」といったパフォーマンス面も把握しておくことが出来ます。

それだけでなく、模試を受けることで、あらゆるハプニングを想定することが出来ます
時計や上着をもっていくことはもちろん、休み時間をどう過ごすかなども考えることもです。

貴重な経験になることは間違いないでしょう。

どんな模試をいつ受ければよい?

模試は本番の1~2か月間に、回数としては1回、多くても2回を目安に受験するべきです。

模試は、司法試験では中日を含めて5日間にわたります。
その後、復習を含め1週間は模試のために時間を費やすことになります。

そのため、模試をあまりに本番に近接した時期に多く受けてしまうと、本番前に本当に自分に必要な勉強が手薄になってしまう危険がありますので、注意が必要です。

模試は会場で受けるべき?

この点については特段の事情ない限り会場での受験をすることをおすすめします。

会場で受験して初めて会場の雰囲気を味わえるからです。

休み時間の雰囲気を知らず、本番に「試験の合間に最終確認しよう」と思っていたことが確認できなかったということになってしまったら悲惨です。
一度休み時間を含めた会場の雰囲気を模試で確認しておくことをおすすめします。

もっとも、定員等の関係で会場受験が難しい場合もあると思います。

そのような際にはオンラインであってもぜひ受験してください。
本番と同様の時間で問題を解いてみるという経験自体も、その疲労度等を知るうえで非常に重要なためです。

模試の結果の活かし方

模試の結果は客観的データなので信頼性があります。

特に、短答式試験は答えがひとつに決まっているため、模試の信頼性は高いです。
とは言え、論文の採点は予備校によって癖があるのも事実です。

また、模試を受けてから本番までの頑張りで結果が大きく変わることもあります。
したがって、評価ランクにはあまりこだわる必要はありません。

ちょっとしたミスで大きく評価が下がる場合もありますし、逆にちょっとした工夫で評価が飛躍的に上がる場合もあるのが司法試験です。

たとえ判定が悪くても、なにが原因なのかを追及して本番で同じミスをしないようにすればいいだけのことですから、あまり悲観せず学習を継続していきましょう。

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