このコラムでは、法律事務所のインターン用のエントリーシート(ESとも呼ばれます。)の書き方について書いていきます。

民間企業のエントリーシートの作成は、書籍や先輩からの話などでノウハウを得られたりしますが、法律事務所のエントリーシートは、そのイメージすら掴めていない方も多いかと思います。

そこで、少しでもイメージを掴んでいただければと思い、このコラムを作成します。

もちろんエントリーシートの内容、各事務所が要求する内容は千差万別なので、ここ述べることはあくまで一例として読んでいただければと思います。

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エントリーシートの記入する内容

エントリーシートのほとんどは、書く内容が細かく指示されています。

例えば法曹にを志したきっかけ(300字以内)などです。

ですので、それぞれの質問に正面から回答していけばそれで足ります。

ここでほとんどの事務所で聞かれることとして、志望する分野についての質問があります。

企業法務の事務所であれば、企業法務の中でどのような案件がやりたいかということまで問われます(例えばM&A、事業再生、知的財産など)。

もっとも学生の段階で、やりたい分野が明確に決まっている人が多くないことは事務所の先生方も重々理解しています。

大切なのは、なぜその分野に興味を持っているのかを自分の言葉でストーリーを持って説明できることです。

なので、分野について大まかなイメージしか持っていなくも、現段階でどういう問題意識をもってその分野をやりたいか、そして、どうしてその分野を当該事務所の弁護士として扱いたいのかということが書ければ十分であると思います。

エントリーシート作成の準備

(1)参加する事務所の情報収集

まずは、自分の参加する事務所の情報を集めることが不可欠です。

法律事務所と一口にいっても、刑事事件を中心に扱う事務所から、家事事件に強い事務所、また、企業法務専門の事務所まで幅広く存在します。

また、分野以外についても、勤務弁護士の教育方針や事務所の規模、事務所の理念など多種多様です。

そのため、エントリーシートに書くべき内容も、当然事務所によって変わってきます。

例えば、自分の志望分野(例えば「労働事件がやりたい」等)として記入した分野にあまり力を入れていない事務所に、その分野をやりたい理由を熱く語っても、「その分野に力入れている事務所に行きなよ」と思われてしまうだけですよね。

そのため、その事務所の特徴と矛盾しない内容を書くためにもまずはその事務所について徹底的に調べましょう。

当該事務所のHPを全て読むのは当然のこと、弁護士事務所について特集した雑誌や、日経新聞などが発表している「企業が選ぶ活躍した弁護士ランキング」など外部からの情報も参考にするとよいかもしれません。

(2)エントリーシートのダウンロードと添付書類の収集

まず、ほとんどの事務所はメールやエントリーフォームからエントリーシートを提出する方式を採用しているので、提出するエントリーシートの内容を各事務所のHPなどで確認します。

そして多くの場合、証明写真(撮影から6か月以内などの指定がある場合が多い)や、大学の成績証明書、司法試験、予備試験の成績表などのスキャンデータの提出が要求されます。

そのため、発行に時間のかかる書類はあらかじめ集めておきましょう。

エントリーシートを作成する際の注意点

(1)法律の勉強をしてきたのは志願者全員

学生時代に力を入れてきたことや長所などを問われることも多いでしょうが、これを書く際に考えなくてはいけないのは、志願者全員が司法試験を通過し、弁護士として入所するということです。

学生時代に頑張ったこと「司法試験の勉強」では何も書いていないに等しいのです。

(2)嘘は書かない

エントリーシートに嘘は書いてはいけません。

これは倫理的に書いてはいけないということではなく(もちろん倫理的にもいけませんが)、その嘘は見抜かれる確率が高いし、見抜かれたときに大きく信頼関係を失うということです。

書類審査通過はゴールではありません。

多くの場合、このエントリーシートを題材に面接をしたり、対面で会ったときにいろいろと突っ込まれます。

事務所の(就活も兼ねた)食事会では弁護士が近くの座席の就活生のエントリーシートに事前に目を通してから参加することもあり、その内容を話題にしてくれることもあります。

嘘を書いてしまっては、そこから話を膨らませることは出来ませんよね。

以上の理由から、エントリーシートは質問に正面から嘘無く答えていくことが必要なのです。

※関連コラム:法律事務所インターンのために揃えておくべき物と参加時の持ち物

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