ベリーベスト法律事務所名古屋オフィスで働かれている雨宮弁護士に、弁護士の働き方についてインタビューしました!
「弁護士の1日のスケジュールはどんな感じ?」「様々な法律事務所がある中でなぜベリーベストを選んだの?」など、これから弁護士を目指す方にとって有益な情報盛りだくさんなので、ぜひご覧ください!

業務内容・事務所について

Q:自己紹介をお願いします。

ベリーベスト法律事務所 名古屋オフィス所属の雨宮知希です。
令和6年4月で、弁護士3年目になりました。よろしくお願い致します。

Q :名古屋オフィスは、どれくらいの人数がいますか?

弁護士が約20人、事務員やパラリーガルが30人ほどおります。

Q :専門分野について教えてください。

今は、この分野を専門にというものは特になく、いわゆる街弁業務ですね。
民事事件・離婚・労働・刑事・交通事故といった分野がメインの業務になっています。
先輩から、一通り教えていただき、幅広く担当しています。

Q:そもそも、法律事務所にはどのようなものがあるのでしょうか?

大きく分けて4種類に分けられると思います。

いわゆる「四大法律事務所」「五大法律事務所」と呼ばれるような企業法務をメインで取り扱っている事務所だったり、特定の分野に特化したブティック型の法律事務所もあります。

また、弁護士1人、2人でやっている小規模の弁護士事務所に加え、ベリーベスト法律事務所のような総合型の法律事務所があります。

事務所の特徴や具体的な仕事内容について

Q:なぜベリーベスト法律事務所に就職しようと思いましたか?

ベリーベスト法律事務所を選んだ理由は、3つあります。
一つ目は、色んな分野を取り扱っているということです。

民事事件・離婚・労働・刑事・交通事故といった街弁業務に加えて、渉外事件だったり企業法務、B型肝炎訴訟など多岐にわたる分野を弊所は取り扱っているため、その点が魅力的だと思いました。

二つ目は、先輩方が多く在籍しており、まだまだ成長余地がある事務所だと感じたためです。
今現在(2024年6月時点)で、約360人の弁護士が在籍しています。

弁護士の数は、日本で6番目ぐらいに多いと思いますし、裁判官あがりの方だったり、元検察官の方の他、小説家、YouTuberなどいろんな種類の弁護士が在籍しています。
先輩が多く、わからないことがあったら、気軽に自分のオフィスや別のオフィスの先輩に質問できる点も魅力的に感じました。

弁護士数が多いからこそ、いろんな新しいことに挑戦できる点も、ベリーベスト法律事務所の強みの一つだと感じました。

三つ目は、弊所の報酬システム上、事件をたくさん担当して、頑張れば頑張るほど、自分の普段のお給料に反映されるという特徴があります。
そこが大きな魅力だと思いました。

Q:弁護士の一日の流れについて教えてください。

私は、大体9時に出社して、事務所から出るのはだいたい18時頃になります。

弊所にはコアタイムという制度があり、大体9時~18時だったり、10時~19時だったり、自分の中でこの時間をコアタイムにすると選べる仕組みがあり、私は9時~18時を選択しています。

日によっては19時、20時に事務所を出ることもありますが、基本的には9時~18時に業務しています。

出社した後は、あらかじめ時間が決まっている法律相談や依頼者様との打ち合わせ、裁判や調停を1日に2~3件こなしつつ、その間にメールや電話をしていくという流れになります。

事務所の事件が終わったら、その後個人事件で刑事事件の接見に行ったり、打ち合わせしたりという流れになり、家に帰るのは20時~21時くらいです。

Q:裁判も多く持たれており、期日がある日も多いと思いますが、業務時間内に終わらせているのでしょうか?

私はあまり平日遅くに帰りたくないタイプなので、もちろん裁判で重い起案がある日は、土曜日の午前中だけ集中して起案を片付けるとか、休日を有効活用して平日はできるだけ早く帰れるようにしています。

Q:弁護士は忙しいですか?

弁護士の忙しさは抱えている事件の多さに比例すると思います。
私は比較的、事件をたくさん持たせていただいていますので、そういう意味では忙しいと言っても過言ではないのかなと思います。

ただ、ベリーベスト法律事務所の中でも、人によって働き方は違います。
自分でやりたいとい合っただけ、事件をたくさん担当できますし、人によっては時短勤務されていたり、平日は17時に終わって帰りますという方もいるので、ある程度自分で働き方はコントロールできると思います。

Q:今3年目ということですが、1年目の忙しさはいかがでしたか?

1年目は、今に比べると少しだけ忙しかったかなと思います。
ほとんど初めてやることですし、見よう見まねで時間をかけて、じっくりやっていくというところが一番大切な時期でしたので、忙しかった記憶があります。

司法試験の勉強について

Q:司法試験で勉強していることは実務でどれくらい役立ちますか?

まず、短答と論文に分けられると思うのですが、短答に関しては法律の知識なので、実務をする上でもあるに越したことはないですし、実際に民法や刑法だったり、民事訴訟法・刑事訴訟法というのは、実務野中でもほぼ毎日触れるといっても過言ではないと思います。

ですので、今のうちから血肉になるくらいやりこんで、知識を身につけていった方がいいかなと思います。

論文の勉強に関しては、日々弁護士が書く書面のことを「起案」と言ったりするのですが、訴状や準備書面、ご連絡書面といった起案に大きく活きてきますし、一番大切な能力かなと思います。

難しいことをわかりやすく端的に三段論法を踏まえながら書いていく能力は練習しなければ身につきません。

練習すればある程度のところまでは身につくと思いますので、今答案の練習など大変かと思いますが、とにかく書いて書いて書きまくれば、いずれ自分に返ってくるかなと思います。
そこを踏まえて頑張っていただきたいなと思います。

Q:論文式試験の勉強について、コツがあれば教えてください。

私は、1日1通書くと決めて、予備試験や司法試験の過去問は、一緒に勉強している友人と時間を計って毎日書いていました。
最初のうちはもちろん書けないですし、ほぼボロボロの答案でしたが、最後の方は自信を持って合格できるだろうというレベルまで、到達することができていたので、日々の小さな積み重ねが何よりも大事だと思います。

Q:最後に一言お願いします。

私は今、弁護士3年目ですが、弁護士という職業は本当に魅力的で、人の役に立つこともできますし、やりがいや充実感も大きな職業です。
なので、ぜひ弁護士・検察官・裁判官になれるように一生懸命頑張っていただければと思います。



この記事の著者 雨宮 知希 弁護士

雨宮 知希 弁護士

司法試験予備試験、司法試験 合格
最高裁判所司法研修所(名古屋地方裁判所配属) 修了
ベリーベスト法律事務所 入所


学生時代より、身の周りの人の力になりたいと思い、弁護士を志しました。
日常生活の中で紛争やトラブルに巻き込まれることは、誰にでも起こり得ることであり、そのような状況を少しでも良い方向へと導くことが弁護士の役割であると考えております。
「ベリーベストの先生に相談して良かった。」と言っていただけるよう、誠心誠意、力を尽くします。

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