平成30年 司法試験 合格者の声|旧司法試験の過去問にしっかり向き合ったことが合格への大きなアドバンテージになったと思います T.Sさん
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自己紹介
名前:T.Sさん
年代:20代
属性:専業受験生
受験資格:予備試験合格者・法科大学院卒業
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
合格体験記
司法試験は相対評価の試験です。あくまで受験生として、合格蓋然性を効率よく上げるという視点のみを遵守して勉強していました。
となると、司法試験本番においてなすべきことは、多くの受験生が書けることを書ききることにあると考えました。
教材選びや勉強計画においても、とにかく5000人の受験生のうち一体何人がこの教材を使用しているのか、この判例に目を通しているのか、正確な規範が書けるのかという視点で勉強していました。
これは当たり前かもしれませんが、もっとも多くの受験生が使用している演習本は、間違いなく、司法試験の過去問でした。
司法試験の過去問を勉強の中心に据えて、隙間の論点を、いわゆる工藤論証集や百選、著名な基本書で補うという形をとりました。
正直それ以外の演習書等に手を伸ばす暇もありませんし、最低限の演習書以外は不要かつ害悪だと思っています。
私の場合、多くのロー生があまりしていなかった旧司法試験の過去問にしっかり向き合ったことが、合格への大きなアドバンテージになったと思います。
本年度の試験においても、憲法・民法と旧司の知識が存分に生きました。
あとは、繰り返しになってしまいますが、工藤論証集です。ここに書いてあることが書けないという時点で少なくとも800人には(合格者の半分)敗北していると思います。