自己紹介

名前:M.Oさん
年代:20代
属性:専業受験生
受験資格:法科大学院卒業

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

■ 総合講義100/商法
■ 重要問題習得講座/民法
■ 知的財産法 論証集の「使い方」

合格体験記

自分の勉強方法について、特に人と違うなと感じる点は、①とにかく学内講座に出る、②なるべく完璧答案を作るです。

①「とにかく講座に出る」については、あまりお勧めできません。なぜなら、ほとんどの場合、講座で学んだことの復習ができずに消化不良で終わってしまうからです。わたし自身、複数の講座に出ていましたが、それぞれの復習はほとんどできませんでした。

もっとも、その上で色々な講座に出続けた理由は、自習が苦手だったからです。3時間自分で勉強するより講座に3時間出る方が身になると思って講座に出ていました。あと、起案系の講座に出るといろんな人の答案が読めますし、自分の答案も読んでもらえます。その時に、先生なり同じ講座の受講生に自分の答案の読みにくいところ、意味が伝わらないところなどを聞き、そして、自分でも読み返した上で改善していきました。

②「なるべく完璧答案を作る」についても、あまりお勧めしません。過去問は初見では2時間で解いた方がいいと思います。私は、2回目以降は出題趣旨や採点実感、上位合格者の答案、基本書などを使い完璧答案を作るよう心がけていました。完璧と言ってもあくまで2時間でかける完璧です。そしてあくまで答案です。レポートを書いているわけではありません。そのため、端折れるところは端折っていました。これが良かったのか悪かったのかはいまだによくわかりません。ただ、一度は基本書に立ち戻ることは意味があったと思います。多くの受験生がいう通り、最後は基礎知識が大事ですから、問題演習を通じてそれを身に付けて行ったと思います。

予備校が出している上位答案集は、読んだ方がいいと思います。特に刑訴等の評価の仕方は、上位答案を読んで学びました。いや、特に刑訴の事実の評価の仕方とかは、上位答案を読んで学ぶしかないと思っています。

あと、採点実感について一応の水準を書ければ受かるということを忘れずに読んでください。逆に一応の水準程度のことはみんな書けるということです。

演習については、司法試験の過去問を繰り返し解きました。