自己紹介

名前:M.Mさん
年代:20代
属性:専業受験生
受験資格:予備試験合格者
全体:97-98位・公法系:10-11位

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

■ 国際私法 3講座パック

合格体験記

私は、法科大学院既修2年次に予備試験に合格し、司法試験を受験しました。私の所属していた法科大学院では、2年次の前期に必修科目(司法試験科目)を集中して履修することとなっていたので、その範囲については法科大学院の授業を中心に学習を進めました。

予備試験合格後に、本格的に司法試験対策を始めましたので、主に12月からとった勉強法を記載したいと思います。

まず選択科目についてですが、私は、12月の出願時に、国際私法で受験することを決めました。出願まで国際私法を勉強したことはなかったのですが、それほど選択科目に割く時間をとれないと思ったので、アガルートの講義を受講して対策しました。

その他の基本7科目については、予備試験受験時に、インプットの不正確を痛感していましたので、インプットに比重を置いて学習を進めました。それまで、論証を一元化することができていなかったので、『工藤北斗の合格論証集』を購入し、散乱していた規範を法科大学院の講義メモと組み合わせて一元化する作業を進めました。論文対策も並行して行いましたが、3月末までこの一元化作業に費やしました。論文対策として、専ら司法試験の過去問を解いていました。出題趣旨の読み込みと再現答案を参照し、合格答案に必要な内容を把握、構成、記述する練習を行いました。過去問に手をつけるのが遅かったので繰り返し解くことができなかったのが悔やまれますが、予備試験と司法試験は試験時間も異なるので、ペースをつかむ意味でも過去問演習は必須だったと思います。

また、直前には予備校の開催している模試を活用しました。3月と4月に1回ずつ計ニ度受験しました。実際の試験会場で、当日と同じタイムスケジュールで受験できる上、成績表によって相対的な自分の位置を知ることもできるので有益だったと思います。4月の模試後の1か月は、一元化した論証集のインプット作業を行い試験に臨みました。