平成30年 司法試験 合格者の声|本番に向けて全ての付箋が取れることを目標にして問題集を周回しました 坪田 優さん
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自己紹介
名前:坪田 優さん
年代:20代
属性:専業受験生
受験資格:法科大学院卒業
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
合格体験記
私が法曹を本格的に目指し始め、いわゆる受験勉強を始めたのは、ロースクール入試のおよそ1年前でした。 そのため、早急に知識を仕入れる必要があると感じ、予備校の入門講座で一気に知識を仕入れ、毎日答案を書き、その後に論文の講座で解説を聴くという勉強をしていました。この時期に多くの答案を書くことによって、論文の書き方の基礎が固められたと感じています。
その後、ロースクールに入学した後には、日々の予習復習に追われ、自分の勉強の時間を捻出することが難しくなりましたが、周りに自分よりも優秀な学生が沢山おり、ゼミを組んで一緒に勉強することができる環境だったこともあって、司法試験に向けてモチベーションを維持し続けることができました。
勉強法については、ロースクール入学前については以上の通りです。ロースクール入学後に主に行っていた勉強法ですが、論文については、演習書を使った問題演習(各科目2冊まで、1冊最低5周するという点を決めていました)、司法試験の過去問を使った答案練習、これらによって仕入れた知識の論証集への一元化といった勉強をしていました。 短答については、肢別で解く問題集を中心に問題演習に取り組みました。具体的には、一度目に解いた際に不正解だった肢に付箋を貼っていき、2周目、3周目と解いていくうちに、正解できるようになった肢からは付箋を外すという形で、本番に向けて全ての付箋が取れることを目標にして問題集を周回しました。
いずれの勉強においても、基本書を通読するということはほとんどありませんでした(ただし、行政法と選択科目については、ロースクールに入学してから初めて勉強したので、基本書を一度通読しました)。 問題演習を基本に据え、辞書的に基本書を用いたり、あるいは苦手分野のみ該当箇所を精読するという方法が試験に合格するという目標との関係では最も合理的な方法であると考えたからです。