自己紹介

名前:F.Hさん
年代:40代
属性:主婦
受験資格:法科大学院卒業・予備試験合格者

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

■ 総合講義100/憲法
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座/刑法・刑事訴訟法

合格体験記

昨年の司法試験に不合格となり、2度目の司法試験挑戦にあたって、「出題趣旨」及び「採点実感」を3年分熟読した。「採点実感」で毎年全科目において繰り返されるのが、基本の重要性である。

基本とは何かといえば、条文を中心とする、各科目の土台となるような制度の正確な理解だと思う。採点者から見て、右制度を理解しているのかが怪しいと判断されると、大幅に減点されるというのが、昨年司法試験に不合格となった私の実感だった。とはいえ、家族との関係で勉強時間は非常に限られ、演習書に手を拡げたり予備校の答練を行ったりする時間はなかった。

そこで、各科目ごとの重要な制度(例えば、民事訴訟法の「処分権主義」や「既判力」)について、条文・制度定義・趣旨・要件・効果ごとにまとめ、繰り返し復習して容易にアウトプットできるまでに定着させるようにした。また、司法試験受験において最重要課題である過去問については、司法試験・予備試験・旧司法試験という優先順位で答案構成を行い、理解のあやふやな部分をピックアップして完全に答案構成として再現できるまで繰り返し解いた。